先日HDDの交換をしたののついでにマザーボードのBIOSのバージョンアップをやった。
やったのは良いんだが、BIOSチェック後にブルースクリーンを一瞬表示して再起動がかかるようになってしまった。
「まずい、やっちまったか。」 と真剣に焦った。
BIOSのトラブルは最悪マザーの交換をしなければならなくなる為 「お金は無いのにどうしよう。」と本気で焦ってしまったのだ。
幸いBIOSの設定画面は開いたので、設定をいろいろといじってみたのだが立ち上がってくれない。
仕方が無くBOISを元のバージョンに戻すが症状は変わらず。
Windowsが壊れちゃったかなと、Windowsの再インストールを覚悟するが、ドライブの表示が変になっている。
BIOSの起動ドライブの設定にSSDが出てこないのだ。
BIOSのバージョンが変わっても症状に変化が無いところをみると設定の問題のような気がしたのと、ドライブの表示がおかしくなっている事からドライブ関係の設定だろうとあたりをつけて、設定をいろいろといじってみる。
結果、起動ディスクにSSDは出てくるようになったのだが、Windowsは立ち上がらない。
これまたBIOS起動時のメッセージを手がかりにいろいろといじっていたら、何とかWindowsが立ち上がってくれた。
とりあえずOKとはなったが、疲れがどっと襲ってくる。
こんなところの設定はわかんねえよ
まあ起動したから良いけどさ。
ただ、おまけでデータディスクに使用していたRAIDドライブのデータがとんでしまった。
つくずく 「動いているシステムに手を出すな 」 って言葉が身にしみた出来事だった。
久々にメインのコンピュータを少しいじってみた。
手狭になったハードディスクを容量のでかい物に変えたのだ。
このコンピュータ、しばらく前に暇に任せて組んだ物で、筐体を開けて驚いた。
そうか~、そういえばそんな風に組んだ気がするなあ・・・。
CPUはi7の980X、6コアのHTで論理コアが12もある。
ついでに液冷式のヘッドでラジエータを12cmファンでサンドイッチにして冷やしている。
メモリーはトリプルチャンネルで12GB積んであり、冷却フィンの上から専用のファンで冷却している。
HDDは今回増設した、2TB×4、合計8TBの物をRAID0+1で使用しており、このほかにメインドライブとして128GBのSSD2台をRAID0で使っている。
また、640GBのHDDを内蔵、2TBと1TBのUSBドライブを外付けにしている。
この他にもネットワーク上のHDDドライブが有ったり、プリンタサーバにしているパソコンが一台と、ネットサーフィンとメール用に使っているパソコンがあったりするのだが・・・、人間暇を持て余すとろくな事が無いぞって見本みたいな状況になってたり。
あ、ついでにPS3もLANに繋いであったっけ。
おまけで、REGZAに1TB×2のドライブを繋いであるのと、PS3のトルネ用に1TBのドライブが繋いである。
うーん、動画を扱うと容量を食いつぶすとはいえ、こんなもん何に使うんだまったく。
まあ、おかげで母艦はほぼ爆速。
大概何にでもストレス無く使えるぞって言う仕様にはなっている。
使っているのは動画のエンコードがメインだったりするのだが・・・。
あ、写真の画像処理もこいつの出番だなぁ。
他の二台はCPUがATOMだから重たい処理には使えないしね。
ただ、ネットサーフィン用の物はATOM+ION2なので、動画再生も問題無く動いてくれる。
ちなみにOSは全てWindows7。
プリンタサーバだけが32bitで後の2台は64bit版。
で、ネットサーフィン用のパソコンにはIE9をテストとして入れてある。
IE9は、最初画面の書き換えがうまくいかず、表示がおかしくなっていたが、ION2のドライバをアップデートしたら症状は出なくなったので、グラフィックドライバのせいだったらしい。
パソコンは全て自組機である。
自分で組んだ方が後々いじりやすいのと、組むの自体楽しいからね。
とは言っても、暇は有るが金は無い状態なのでたいした事は出来ないんだけどさ。
今日も今日とて、怠惰な一日を過ごしてしまっている。
何やってるんだろうな~。 俺。
まあいいか。 いや、良くないって
何をする気力も無い毎日である。
少しずつ良くはなっているんだけどね。
と言う訳で、うちのハムスターの写真を一枚。
クリーミーサファイアの “くりーむ” の寝姿。
小屋から頭だけを出して眠っていた。
写真を撮るときのAF補助光で目が覚め、薄目をあけてぼんやりとしているところ。
ほんとにかわいい奴らである。
近くの港に “日本丸” が入港しているとのニュースをネットで見かけ、ついついふらっと見に行ってきた。
日本丸とは、航海練習船であり、四本マストのバーク型の帆船である。
中学生の頃一時帆船にこっていて、いろいろと調べたりしてはいたんだけど、実物の大型帆船を見るのは初めてである。
実物を初めて見た感想は ”でかい“ と言うか圧倒的な質感と言うか迫力がある。
とりあえず写真を撮ってみたのだが、あんまりうまく撮れてないなぁ。
艦首方向から全体を。
艦首の船名。
フギュアヘッド。
船尾方向から全体を。
船首フギュアヘッド周り
船尾の船名表示。
今回のお供は、D700+AF-S 24-70mmF2.8G
このコンビで出てくる絵はすばらしく綺麗である。
あとは撮る人間の腕なんだけど・・・ね。
日本丸は、13日の午後出航予定だそうなので、お近くの方は行ってみては如何だろうか。
と言ってもウイークデーだけど・・・。
えーっと、そろそろほとぼりも冷めた頃だろうか・・・、原発の話である。
時事ネタはあまり書かない事にしているのだが、つい書いてしまった。
この文は、あくまで俺一人の意見であるし、誤解や偏見が混じっているかもしれないので、そこのところよろしく。
まず、原発とは何か、平たく言って、爆発速度を制御された原子爆弾と言っていい。
核分裂とは、簡単に言ってしまうとウランやらプルトニュウムやらの原子核が分裂したとき中性子を放出する。
それが近くの原子核に当たって分裂をすると同時にまた中性子を放出する。
これが連続して起こることを “臨界” といい、その時のウランやプルトニュウムの量を臨界量という。
核爆弾は、臨界量を超える核分裂物質をいくつかに分け、火薬の爆発力で一カ所に集めることで爆発させるのだ。
では、原発はどうなっているかというと、燃料棒という形で臨界量を超える核分裂物質を分散して配置し、その間に差し込んだ “制御棒” という中性子を吸収する物質で作られた棒で核分裂を制御しているのだ。
今回は、この制御棒が自動で挿入されたため、核分裂の暴走は起こらなかったが、その後の停電のため冷却システムが働かず、 (核分裂は燃料棒内でも起こるため、熱を出す。ただし、臨界量を超えない為、炉心が爆発することはない。) 結果として今のような状態に陥ったのである。
電力会社が常々言っていた “絶対安全” なんてのは嘘っぱちである。
もし、緊急炉心停止装置が何らかの事情で動作せず、制御棒が入らなかったら一発でおしまいだ。
炉心は暴走し、核爆発が起こる危険もあったのだ。
電力会社が今まで言ってきたように安全なものだったらもっと都心に近い場所に作ればいいのだが、彼らはそんなことはしない。
もしもがあり得ると思っている証拠である。
また、電力会社が原発を増やしたい理由は運用コストの安さにある。
このコストには廃炉解体のコストは入っていないのではないだろうか。
今回改めて廃炉の東芝案と日立案が出てきたところからそんな気がする。
原子力発電には一時期リスクの大きさから逆風が吹き、減少傾向にあったのだが、発電時にCO2が出ないと言うことで息を吹き返してしまった。
CO2より始末の悪い放射性物質を作り出すというのに・・・。
CO2はコストを度外視すれば、極端な話化学処理で固定化できるものだが、放射性物質は自然に減少するまで放っておくしかないのだ。
チェルノブイリが未だに解体できないのを見れば分かるように。
福島第一原発の一号から四号機までは今回の事で廃炉になるだろうが、俺の知る限り廃炉解体をした原子炉は国内にはないはずである。 (廃炉したものはある。)
今回、東芝が10年、日立が30年の廃炉スケジュールを作っているようだが、個人的には日立案がいいところだと思う。
炉心の放射能はそう簡単には減少しないからだ。
この廃炉の費用と住民への賠償は東電が一義的に支払うべきだと思う。
払えなければ東電の電気代の値上げで資金を捻出すべきであろう。
こう言う時には “受益者負担” をすべきだと思うからだ。
また、地震国である日本に地震や津波に対して完璧な場所などどこにもない。
「最悪の状態を想定すると原発なんか作れない。」という声もあるようだが、作れないなら作るなと言いたい。
もしもの場合の影響の大きさは、ほかの発電の比では無いからだ。
それともう一つ、気になっている事がある。
今回の冷却用に使った汚染水の処理だ。
どんどん注水してるわけだから、汚染水もどんどん出てくるだろう。
今はタンクにためているが、遠からずいっぱいになりそうな気がする。
その時どうするのか、大量の海水と混ぜて濃度を一定以下にして放水をするのではないだろうな。
日本の規制値は濃度規制であり、総量規制はされていないからね。
今はそうならない事を祈るだけである。