と言う訳で、代車として乗っていた NOTE e-Power の感想。
レヴォーグがドック入りになる際、「代車だけど、プリウ」 「お願いだからそれだけは勘弁して」 「う~ん、NOTE e-Power なら有るかな?」 「それでお願いします」 と言うやり取りが有って代車が決まったんだけど、まあ、代車のレンタカーなので、グレードとしてはおそらく一番下の物。
それでも中々に面白い車だった。
うん、トルクも必要十分で、アクセル操作に対して出力がリニアに立ち上がってくれるので、コントロールもしやすい。
車も軽いし、足回りもそこそこしっかりしていて、ロードインフォメーションもしっかり感じ取れる。
中々運転しやすい車だったよ。
内装は、グレードが下の方だと言うのもあってあまり高級感は無いけど、「まあまあこんなもんで良いんじゃ無い」 って思える程度には普通。
ただ、ドリンクホルダーがちょっと使いにくかったかなぁ。
シフトセレクターはちょっと特殊だけどすぐに慣れるレベルで、単純で直感的に分かりやすい操作系。
回生ブレーキのきき方も自然で違和感は無かった。
で、最大の利点はトルコンや変速機構が無い (多分) 事と、モーターの特性によるトラクションの掛りの反応の早さ。
これ、めっちゃ気持ちいいよ。
まあ、その分高速域でのモーター効率の低下が感じられるんだけどね。
次にネガな部分だけど、キャパシタの容量があまり大きくないようで、割と頻繁にエンジンが掛かって充電が始まるんだけど、このエンジン音が割と大きい。
特に冷間時はちょっと五月蠅い位に響く。
暖機なんて出来ないから、いきなりエンジンが掛かって音でびっくりしたりする。
また、フットブレーキは初期制動力があまり高くなく奥でぐぐっと効くタイプで、細かいコントロールがやりにくかった。
特にブレーキが冷えている動き出してすぐ軽くブレーキをかけるような事があると、効きが悪くってちょっと怖い思いをするかも。
でもまあ、結構楽しく運転させてもらったし、普段着感覚の中々良い車だと思うよ。