moss

ひっそりと書き綴る俺のチラ裏

地球ジャイロ

2024-03-27 21:40:26 | MISC
小さい頃にはあまりコマ遊びはしなかった。近所の駄菓子屋にはそういう類のオモチャはたくさんあって何度か試してはみたのだが紐を使ってまともに回せたことはなかった。しかしこの素晴らしい精密加工のコマならきっと回せると錯覚して購入したのがこのタイガージャイロスコープの「地球ジャイロ」。



箱の中に箱があって最終的に更にプラ箱に入っている。これはもうコマの梱包を超えている。当時はそのまま手渡しか良くてコマと同サイズの紙の箱だった。
紐は2種類入っており早速巻いて回してみた。一般的には毎秒20〜30回転、イメージしやすく表現すれば1200-1800rpm程でトラックのディーゼルエンジン並に回るはずだったが手応えはスカッ。おかしい。何度やっても良くて300rpmとレッドゾーンには程遠くて自立回転どころか介助が必要なヨレヨレな回り方だ。コマの扱いに関する基礎と特訓が必要なことは良くわかった。よし、明日から頑張る。たぶん。
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SPT99T-01用ゼロクリアランスインサート

2024-02-06 23:07:02 | MISC
標準のインサートだと切断した小さな木片はブレードとインサートの隙間に吸い込まれてしまう場合がある。これを防ぐためのよくある方法として隙間の小さなゼロクリアランスインサートを作成する。マキタの2703だと単純な形状だったがSPT99T-01はちょっと複雑だ。海外では樹脂製のゼロクリアランスインサートも販売されているがレビューを見ると反っているとか書かれているのでやはり作ることにした。
作成にあたって手持ちの材料を確認すると厚み10mm程の板材では樺と楢の無垢材とチークの集成材が見つかったが今回は樺の無垢材でいく。この材料は反りなどの狂いは比較的少なく安定しているという特徴があるらしい。厚みは正確には9.5mmでインサートプレートに丁度よい。

まずは標準のインサートを部材に当ててケガキ線を入れてカットと穴あけを行う。
穴あけは貫通させずに片面づつ行う。

インサート固定用の径の大きな皿穴を開ける前に高さ調整用イモネジ用の穴を開けてM4の鬼目ナット埋め込む。
ムラコシ AタイプM4x8の鬼目ナット。
シャコマンで押し込む。

皿穴あけ。

これで下準備完了。

次にメイン作業の現物合わせ加工。
モーターのフレーム部分が微妙に出っ張っており逃げを作らないといけない。
一応は天板とフレームの位置関係を計測して初期形状は寸法通りトリマーで加工する。
経験上一発で合わないので納得するまでトリマーで何度か微調整加工する。

一通り加工できたら一度ブレードを外してちゃんと嵌まることを最終確認する。
OKなら刃入れだ。これが一番緊張する。
フェンスをインサートの位置に合わせてインサートプレートを真っ直ぐ下ろす際のガイド代わりにし、手前側を先に下ろして徐々に回転しているブレードに当てていく。

この瞬間はあまり色々考えてはいけない。 いつもどおりだと思って落ち着いて作業する。

 まずはブレードを一番下げた状態で当たるところまで削る。

ブレードの当たる部分を削れたらインサートプレートをネジで固定してブレードを上げて穴を拡げていく。ライブナイフがあるのでこの状態ではまだブレードは途中までしか上がらない。

 一応高さはピッタリ合わせておく。この段階ではここまでしか開けられない。

次にライブナイフの位置までブレードで開けた穴を延長する。
メインはノコギリで切り込んで端の切り跡のボヨヨンは3mmのノミでカットする。

ライブナイフが通るようになったらブレードを最大高さまで上げて穴を拡げる。
これで加工は完了。

オイルと蜜蝋を塗って完成。

これで隙間を気にせず安心して作業できる。
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SPT99T-01用ブレード

2024-01-22 22:33:45 | MISC
SPT99T-01での使用に適したサイズのブレードは日本ではタイムリーに入手することは難しいようで一般的な国内の通販では海外取寄せとか、直接eBayやAmazon.comでの注文となるようだ。24Tの予備と横挽き用の40Tのブレードを注文して24Tの1件は行方不明のようで結局届かず、40Tの方は輸送中に破損するトラブルがあって結果的に約1ヶ月で届いた。
どのブレードにするか選んでいる際にAmazon.comのレビューを参考にしていたがfreudのDIABLOの場合には8-1/4インチと思って注文したら8インチのものが届いた、ちくしょ〜!というレポートが何件かあった。その画像を見てもすぐにはわからなかったがどうも203-210mmと記載のあるものと210mmと記載のあるものの2種類があるようだ。また、商品紹介ではあいまいな記載が多いがD0840かD0840Xの商品型番の違いや画像ではロゴの大きさなどブレードのデザインも違いがあるようでそこに注意して注文した。

 D0840の1枚め。

D0840の2枚め。

届いた2枚の40Tはどちらも210mmの記載の通りの寸法だった。海外のレビューでは203-210mmの記載があって8-1/4"とあるのはその範囲で使えるよって意味じゃないかと書かれていたがその解釈が正しいのかもしれない。
結局届かなかったD0824Xはもし届いていたらちくしょ〜!と叫んでいたかもしれない。

ついでにfreudのミリサイズDadoブレードセットも購入した。こちらは日本在庫品ですぐ届いた。
 インチではなくミリなのはありがたい。

 ケースはなくブレードがパッキングされているだけ。

SPT99T-01のマニュアルを見るとDadoの厚みは1/2"までと書かれている。このDadoセットは最大22mmまで組み合わせられるものの半分ほどしか使えないことになるがそもそもそんな分厚く削るの怖いからこれで問題ない。

並行してダストポートも集塵ホースに合うようなものを作った。
SPT99T-01のマニュアルを見るとダストポートの径は2-1/4"とのことで約57mmとなる。このサイズに合うレデューサーがないか探すと向こうでは普通にあるようでPOWERTECの70164なども使えそうだ。AmazonGlobal Expedited Shipping対象で送料も安く配達日数も早い。しかし価格は3千円後半。(今日見直したら送料込み2,914円になってた)
普通こんなのワンコインだろという感覚なのでホームセンターで塩ビ継ぎ手40x20のものを購入して0.5mmほど旋盤で削ったらぴったり嵌った。これでいこう。
 ぴったり。

フェンスやブレードの平行調整を追い込んだりゼロクリアランスインサートも作ったのでようやくまともに使える準備が整ってきた。
直角・平行調整とゼロクリアランスインサート作りでちょっと使っただけだけどマキタ2703に比べてスイッチON時にガンっとこないし使用中のモーター音も静かで結構実用的だなと思う。
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ジョブサイトソー SKILSAW SPT99T-01購入

2023-12-25 22:37:05 | MISC
テーブルソーはマキタ2703を持っている。しかしフェンスとマイタートラックの使い勝手を改善したくてSPT99T-01を購入した。
海外発送であったが注文してちょうど1週間で届いた。こんな大きいのに配達まで早いな。

 届くのは早かったがダンボールを開けるまで数日放置していた。

 わりとコンパクトだが重く感じる。

 目盛りはインチ表記。

 テーブルほぼ平坦だったが刃口のところだけ僅かに盛り上がっている。
 盛り上がっている範囲をマスキングテープでマークする。

テーブルはほぼ平坦だが画像のテープで囲った範囲だけ盛り上がっておりその程度としては50cmの差金を当てた時に差金の両端が0.5mmほど浮く程度。
しかし気になるので何とかならないか試してみる。

テーブルと足はネジ止めされているので外すことが可能。
 インチではなくミリの工具でOK。
 バラしたところ。

 裏側に木を橋渡しさせてシャコマンで締める。

アルミダイキャストだから派手なことすると割れるのでまずはジワジワとシャコマンで反りを押えてみた。
→結果変化なし。

次はガツンとハンマーで修正にトライする。
 軽くではダメなので結構強く打った。相手が人なら確実にタンコブできるくらい。

ハンマー打ちの結果 → ダメ。変化なし。

では次は火炙りだ。歪を抜くときには加熱させるのだが黒焦げは好きじゃないので小型のトーチで軽く温めてみた。

 火力も小さいけどちょっと離して5分ほど炙ってみた。

火炙りの結果 → ダメ変化なし。

色々試した結果ダメっぽいとわかったので今日は諦めることにした。

 組み上げた。

バラしたのでノコ刃とテーブルの平行も狂っているから後で調整が必要だ。
しかし保管する棚も作らないといけないので当分先になりそう。
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KTC ローラーキャビネット SKX3805導入

2023-12-25 21:45:41 | MISC
いくつかの工具箱に分散して工具を保管していたが作業部屋を設けたので工具の保管場所を(なるべく)纏めるようにしようとローラーキャビネットを購入した。
前から欲しいとは思っていたがガレージでもなく普通の部屋へ入れるのはちょっと変だったので考えるだけにしていたが作業部屋ならギリOKだ。
とはいえあまり大きいのは無理があるのでエントリークラスの小型のものにターゲットを絞った。
お手頃なのものをいくつかネットで見比べてKTCとTONEとBACHOのものからドロワーの大きなKTC SX3805か小さなドロワーの段数の多いTONE WS207Rかと迷い最終的にロゴの格好いいKTC SX3805を選んだ。
こんな大きいのに注文して翌日届いた。日本の運送業界は凄い。
重量は60キロ以上ある。運び込むのもキツかった。

 開梱

 ダンボールを上に引き抜く。

 付属品は一番下のドロワーに入っている。

 引き出しを全部はずしてまずは清掃する。

 底面はこうなっている。

作業部屋の床は厚さ30mmのパイン無垢材。キャスターのままだとボコボコになりそうだったので板を貼り付けることにした。底面にはリブが入っているのでこれをかわせる板を作らなければならない。

 早速作業開始。物置にあった集成材を利用する。
 リブに合わせて丸ノコで溝を切る。
 基本は現物合わせ。何度か切り増しする。

 ちゃんと嵌まるようになったのでネジ穴を開けて取り付けた。

 フェルトはA4のものを4枚使用。

なんとか作業部屋に置けるようになったので工具の入れ替えをはじめる。
とりあえず普段使用頻度の少ない工具箱から整理する。

 4つある工具箱のうちとりあえず2つの中身を移すことにした。
 レンチはこれ以外にもまだある。この時点で入り切らないことを確信した。

出し入れしやすい状態で工具を全部入れようとしたらもうキャビネットがもう1台要りそう。なので使いそうなものに絞り込んだ。特にレンチ類は綺麗に並べたいのでKTC のレンチラックTEH1SMを 3セット敷きつめることにした。

 1ケースに3枚入っている。

 入れてみた。これだけでもういっぱい。STAHLWILLE No.20を入れるのは諦めた。
 2段目。ドライバー類。掴みものは小さいものだけ入れた。
 その他のものをとりあえず入れてようやく工具箱1つが空になった。

工具の仕分けが必要だがやること多すぎるので追々やっていこう。
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