本日NC30の継続車検を受けた。
バッテリは外しておいたのだが案の定弱っていて、充電器を繋げながらでないとエンジンを始動できなかった。普段乗っていないから所々錆びてはいるが、特段悪いところも無く車検は問題なくパス。
全開加速どうしならあまり差は無いかもしれないが、それ以外の場面では同じNC13エンジンでもNC21とNC30とでは随分差があり、NC30の中回転域のパワーは一クラス上のエンジンのようにパワフルに感じる。
VFR400ZもNC30のミッションを搭載しておりファイナルは38Tでタイヤ17インチ、NC30はノーマルでファイナル40Tのタイヤ18インチ。NC30だと1速は1速の感覚だが、VFR400Zは1速が2速に感じる。実際にVFR400Zで秘境の峠道を走ると1速を良く使う。
う~む、NC30のエンジンをVFR400Zに積みたいな。
このNC30は本日甥っ子にあげたのでバイクスペースが1台分空いた(`・ω・´)
この炎天下、久々にNC30のシートカバーを外した。
凄い汚れ様なのは当然として、Fタイヤの空気も抜けてるしバッテリーも完全放電で空っぽと、とても走れる状態じゃない。
てことで先ずは洗車。
大半は埃だからカーシャンプーで汚れが落ちるけど、水垢とかシートカバーの擦れ?と思われるシミはペンギンWAXでこの暑い中ゴシゴシやってて倒れそうだった。
実際には結構錆びが発生してるけど、ちょっと離れてNC30を見るとかなりピカピカに見える。アクアクリスタルで仕上げて終了。
一通り洗車を終えたら新バッテリを繋ぎ、燃料コックをONにして0.5秒ほどの空セルを2回行って燃料を流す。そしてキルスイッチ戻してセルを2秒ほど回すとあっけなくエンジン始動!確か1年くらいエンジン掛けてなかったのによく一発で掛かるもんだ。
アイドル回転も一定でメチャ調子良い。スロットル操作へのレスポンスもNC21以上に鋭い。やっぱりNC30のエンジンは良いな~。
隼も3ヶ月ぶり?くらいにエンジン掛けた。が、知らないうちにガス欠になってた。orz
スタンドまで走れるかどうか微妙だな。
NC21はリアブレーキパッドを交換。これまでのパッドはVesrahだったけど、今回はYAMASHIDAの一番安いものを購入。効き具合はバッチリ!少々ラフに踏んでも気のせいくらいしか減速しない。これならフルブレーキング中にガツンとやってもロックしないだろう。結構シビアな場面でちょっとだけリア沈めたい時などこの方が扱いやすい。
昨日の続きという訳ではないが、NC30も少々掃除した。
ボディーは軽く埃と水垢がついていたがベガの一撃で綺麗になった。
しかしチェーンに錆びが発生しており、こりゃヤバイということでクリーナーとウェスで綺麗にしつつRKチェーンルブホワイトを吹き付けておいた。
このルブは使い始めはドロドロの白い塊りが出てきてチェーンがドロドロになる。しばらくすると液体と呼べるほどサラサラになったルブが出てくるのだがちょっと使い難い。しかし何故か毎回これを買ってしまう。orz
この暑さでは隼やNC30に乗るのは躊躇する・・・というか無理。
この2台はとても熱い。そこでNC21の出番のはずなのだが自転車かアリストの方が圧倒的に良いと感じる今日この頃。せっかくの休日なのにこの暑さは勘弁してほしい。
GWの帰省は当然のことながらNC30で川崎から名古屋まで走った。
川崎→調布IC→岡谷IC→諏訪で一泊→岡谷IC→飯田IC→平谷→瀬戸→名古屋。
当初の計画(希望?)から随分ズレたルートだが・・・天気のせいだ。
<インプレ1>
まず挙げるのは燃費!高速で20km/l、下道25-27km/lという感じだ。
17年前もたしかこれと同等の燃費だった。当時は最高で28km/lかな。
随分古いバイクなのにこれだけ燃費が良いのには驚きだ。
今回はガソリンを入れ忘れて中央自動車道入りしてしまった(汗)。
相模湖のあたりでガス欠の症状が現れた。車速は維持できるもののアクセルワークに加速が付いてこなくなり、しばらくすると車速が落ち始めるのだが、ゴボついたりガクガクしたりせず穏やかに変化してゆく。時間的余裕がたっぷりあったので挙動を確認しながらゆっくりリザーブに切り替えた。ちなみに、セローのガス欠症状の現れ方は突然で非常に焦った。ガス欠フィールが非常にGoodだ。
<インプレ2>
談合坂でガス補給し諏訪を目指して走行再開。
結構強い向かい風に加えて薄着のため寒くてスピードはあまり出せなかったが、カウルの風防効果には随分助けられていると思う。隼よりも風圧による体への負担がかなり小さい気がするが、どう見てもカウルの大きさは隼の方が大きいし・・・何故だ?想定しているライダーの体格差からくる乗車姿勢の違いかな?
<インプレ3>
でエンジンフィールだが、100km/hで6500rpm付近を指している。
パワーバンド直前なのでアクセルに対する反応はあまり敏感ではなくモサっとした加速に感じる。とは言っても普通に追い越しかける分には十分な加速だ。
ぬふわ以上から加速は自由自在って感じになる。加速を待って車速を乗せて移動する感覚ではなく、行きたいポイントにバイクをさっと持ってゆける。フル加速の比較なら他の直4の400ccバイクも大差無いと思うが、中回転域やパーシャルでの加速感は断然VFRが上だと思う。上り坂だろうが向かい風だろうがシフトダウンの必要性は感じない。だがしかし、さすがに隼の加速には全く付いてゆけないと思われる、この場合隼が異常なのだが。アクセル開ける感覚を同じとすると隼はNC30に対して+100km/hの速度域になってしまう。
<インプレ4>
いよいよワインディングロードだ。思いっきり突っ込んで、スパッと寝かせて一気に脱出。このパターンに持ち込めると大変気持ちよく乗れる。長時間バンクさせての走行は隼は安定していて安心できるが、NC30には向いていない。多角形コーナリングに持ち込まないと辛いかな。
ハードブレーキングで荷重を目いっぱい前に移してブレーキをリリースしながら寝かす。いわゆる突込み重視の走り方となるが面白いように向きを変えられる。ただ、サスがヘタっているため本調子ではない。前後輪とも滑るというよりホッピングというか吹っ飛んでゆく。昔レースをやってる頃は平気だったがさすがに現在は焦るぜ。横は崖だし。どうもスプリングがフロント・リアともアポンしてるなこりゃ。イニシャル変えてもゴツゴツするだけで荷重とショックを吸収しきれずフルボトムしてる。タイヤはハイグリップだがグリップの限界までなかなか持ち込めない。狭い峠道は決して良い路面ではないので、グリップ限界以前に路面の凹凸や姿勢変化で吹っ飛んでゆくことが多い。
フロントタイヤはサイドまで皮むき完了したが、リヤが・・・。
サスのヘタリなんか「やっぱり古いバイク」と感じるところもあるが、それでも十分面白く走れる。NC30なら1~1.5車線幅で5Rや10Rのヘアピン中心の道で膝擦れるが隼じゃ走るのがやっと。運動性能の高さはさすがレプリカと感じる。
今日は名古屋から川崎へ1台バイクを持ってゆく予定だ。
しかし、天気予報では道中で雨に降られそう。
GWに何してるか想像してみた・・・意を決してGO!だ。できれば雨に濡らしたくないと思いつつも、今回はレストアしたてのVFRで行く。
しゃぼん玉でフックバーと荷掛けフックを購入して速攻で取り付け。御殿場付近を18時頃に通過すれば雨の影響を最小にできるかな?と勝手に考えて15:00に出発。
隼で何度も往復している時と同じ荷物を積んで同じルートを走るので隼と比較しながら書いてみよう。
<市街地>
軽い!とにかく軽い。足つきもGood!多少うねりのある路面で信号待ち停車しても立ちゴケの恐怖は限りなくゼロに近い。
NC30はローがハイギヤードなので半クラを気持ち長めにして発進。
スピードの乗り方は隼のようなパンチは無い。しか400ccクラスの他のバイクのような速度上昇の頭打ち感が無い上に低中回転域がトルクフルなのでスロットルに余裕を持たせて交通の流れをリードできる。これがNC30がお気に入りの理由の一つだ。
400cクラスで他にハイギヤードな車種といえばNC30と同世代のFZR400SPかな。ローで120km/h出るとか出ないとか当時話題になってた。一度は乗ってみたいな~。
で、ポンポンとシフトアップしてゆく。隼と比べると加速Gはかなり落ちる。これはしかたがない。しかし、ここまで刺激少なかったかな?という気がする。きっとエンジンがへたっているのだろう。なんせエンジンは今回手を付けてないし。
だが、スピードメータはそれなりに上昇してゆく。隼もNC30も一般道では危ないレベルに十分達しているのでどちらも不足は無い。
<幹線道路>
フル加速するとどちらも目立ってしまうほどスピードが乗る。
隼は3割、NC30は5割のスロットル開度で流れをリード可能。
どちらもほとんどのシーンでトップギヤでオートマ風に巡航できる。
ここで凄いのは隼だ。アイドル付近の1200rpmからでもトップギヤのままノッキングなしに加速可能!幹線道路の速度域なら十分な加速を期待できる。
NC30はさすがにアイドルからの加速はダメぽ。しかし、隼と同じく幹線道路の速度域なら周りの流れに合わせて加速できる。
ここでもNC30に全然不足は無い。
<高速道路>
眠い・・・明日書こうっと。
これの威力を発揮させるためには先が長そう・・・というか出来るだろうか?
遠い昔にNC30でぬゆわで膝擦って走ったことがあったが超怖かった。
あの恐怖レベルを隼のように平気レベルまで足回りをセッティングで煮詰める前にたぶんアポンするだろう。当時新車に対して圧倒的に条件悪くなってるし。
わかっちゃいるが、やっぱり、その、ただ付けてみたかっただけかと。orz
付けるものは付けるが、大人しくV4サウンドを楽しみながら地図にのっていないような山奥の細道探検にVFRを使おうと思った。
VFRのレストアがほぼ完了。
ホイールのパウダーコートが仕上がり、注文しておいたBT090を即装着。
今日の作業は
・Fブレーキへのオイル入れ&エア抜き
・スクリーン取り付け
もういつでも乗れる状態!
シートも業者で張り替えてティンプルメッシュタイプにしてあるので滑りにくくなるだろう。
では早速試乗してみることに。
エンジンは非常に好調でセル一発で始動。そろ~りと走り出す。
ブレーキローター・パッドとも新品なので当たりを出すまで慎重に走るつもりだったが予想以上にブレーキが効かないので非常に焦った。今日は8kmほど走行しただけで終了。ブレーキも普通に交差点で止まれる程度にはなったのでヨシとする。
明日からサスセッティングを行おう。
VFRに先日届いた新品のブレーキレバーとクラッチレバーを取り付けた。
やっぱりピカピカは見てても気持ちいい。
キャブはバキューム同調済みでレスポンスも正常。ドリュリュリュギュオーンとV4サウンドを何度も轟かせて今日は満足!
ホイールが汚いのでパウダーコートに出す予定。けどもう乗りたくてたまらない、この調子だとGWまでに乗れる状態にならない予感。
雨が降りそうなので今日の作業はレバー取り付けだけで終了。
隼で自宅へ急ぐつもりが久々なのでちょっと遠回りした。
ここ数ヶ月の間は乗り物といえばJRか東横線くらいだったのでわずか10分程度のライディングだったが腕が痛い。orz
感覚を忘れちゃってるせいかローでフロントが浮くのがちょっと怖かった。
ちゃんとエンジンはかかった。しかし同時に問題が2つ発覚、どちらもキャブ関係。
1つはガソリン漏れ。キャブのフロート室のゴムパッキンが劣化してるため燃料コックをONにしてエンジンをかけてるとガソリンが漏れはじめる。がんばってそのままエンジンかけてるとガレージにガソリンくさい白煙が充満してタバコ吸ったらそのまま爆発しそう。
確か純正のパッキンセットはメーカー欠品のため交換しなかったがもう一度単品で注文してみよう。
2つめはキャブの同調を取ってないことによるエンジンの不安定動作。
アクセルを開いてもエンジン回転がついてこないし、アクセルを閉じても回転の落ちが遅い。スローが高めかつ1発死んでて、アクセルを開けると生き返って4発になる感じ。調整前だからしかたないけど。
エンジンはスペアのものを積んでるが変な異音や振動もなく、元のエンジンより調子よさそうな気配。元のエンジンに手を加えるつもりでテンポラリとして載せ換えたのだが、このスペアエンジンをベースに加工したほうが良い気がしてきた。
早くVFRに乗って山へ行きたいけど見た目は新車並み(以上?)に綺麗になったので乗るのに神経つかいそう。このままじゃ盆栽化かな。