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ひっそりと書き綴る俺のチラ裏

京セラ TB-2131 へボール盤入れ替え

2023-11-20 20:02:06 | MISC

これまで使っていた卓上ボール盤は高儀のEARTH MAN DP-200。穴あけ能力的にはさほど問題もなく小柄なことと台車を付けていたこともあり納戸から部屋や廊下への移動も容易であり割と役に立っていた。
しかし動作時はガラガラとノイジーな音を発して不快なことと、テーブルに昇降ハンドルがないこと、各部の操作に滑らかさや剛性感が無いことと、細い錐ではエキセントリックシャフトが入っているのでは?と思うような若干芯ブレの影響を感じるなどといった不満点もあった。身内の工場でちょくちょく日立やKIRAのボール盤を使っていたこともあり本物とオモチャの差を感じていたところで家のリフォームを機に1部屋作業部屋を設けることとなり前から思っていたボール盤の入れ替えをすることにした。
いざ新しいボール盤を探し始めると殆ど中国製のよくわからない製品ばかりな状況になっていることがわかった。
日本メーカーだと以前から注目していた日立や東芝のちょうどよいサイズのボール盤はもう売っておらず、京セラとマキタくらいだ。それでも生産は中国なのでもうどこの製品を買っても大差なしの状況だ。
Made in Japanを探しても日立のB13はもう販売しておらず、KIRAや遠州はどう見ても家庭用ではない。

そこで昇降ハンドルが着いていることは必須として大きさや使い勝手に保守性など、それぞれの面で気になる製品をいくつか選んで検討してみた。

・京セラ TB-2131
・stax tools 303 UNCLE SAM
・SK11 ラジアルボール盤 SDP-600RD
・イリイ TR-307ED

これならOKと思える機種は無い。結局決め手になったのは現実的なサイズと保守性。問題があった際に営業所へ持っていけるとか部品を入手しやすそうという目線から京セラ TB-2131を購入した。ネットのレビューを見るとコスパは悪く、性能のバラつきも目立ち、京セラが中国からベトナムへ電動工具生産をシフトするタイミングで廃盤の不安もあるしテーブルは回転式の丸型ではないがまぁいいだろう。

まだ部屋の中には何もない。数日間はボール盤だけデーンと置いていた。

てっきり組み立てが必要かと思っていたらほぼ完成状態。

重量も34キロあり発泡スチロールの梱包材にガッチリハマっていてなかなか取り出せない。無理やり引っ張っても発泡スチロールが曲がりながらいっしょに着いてくる。予想外にてこずりながら取り出した。

まずは芯ブレチェック。

予想外に精度が良かった。

道具箱からすぐ取り出せた面取りカッターを装着して振れ幅を測定したところ、5/100mmと予想外に良いのでチャックを交換するのが逆にリスクに感じる。しかしチャックハンドルはたくさん持っててよく間違えるのでキーレスを使いたいから交換必須。ユキワのゴールドの方買わないともったいないかな。

一方で直角精度などは未チェックだがこちらはあまり気にしていない。自分のバイスの咥え方の方がはるかに問題なのでだいたい合っていれば良い。これ以外に気付いたことには全体的な作りの雑さがある。鋳型から出してそのままのようなベースやテーブルにネジ穴のミゾもガタガタのままな手抜き感。テーブルの表面の平面加工の表面粗さとかいう以前にレコード盤みたいだ。しかし作動音は回転時と停止時はガサガサするが回っている最中は滑らかな音質でかなり静なので気に入った。(DP-200比)
購入前はこの機器選定に少々不安があったがこの芯ブレ精度と音もあって総じて買ってよかったという気分にはなれた。

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プラド 定速走行時の前後方向の振動

2023-10-02 22:06:57 | プラド

プラドの納車後すぐ気付いたのだが、60km/hほどでの定速走行時に前後にダダダっと振動が発生していた。走行モードは普段はコンフォートだがスポーツモードにしても同じ、ACCを使っても同じく発生していた。
ディーラーへは連絡していて試乗車のTX-Lと比べたがTX-Lでは感じられなかったのでTZ-G特有かもしれないが有効な解決策は無いとのことでメーカーから何か対策が出されるまで待ちとなっていた。

先日の点検で「発進時及び3-4速変速時の不具合対策」へのECUのアップデータが出されていることがわかりECUを書き換えてもらった。まだ10kmほどしか走っていないが今のところ振動は出ていない。これがFIXされると幹線道路の巡航がすごく快適。

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FC-100DZ 双眼望遠鏡

2023-08-19 23:06:38 | 天体撮影&観望

FC-100DZは昨年後半に2本購入しておりビノテクノ製のクレードルとEZMも用意してあったのだが自宅のリノベーションやらBNR32スポイラー塗装やら諸々で忙しかったこともあり天体関係の活動は優先度が落ちていてお盆休みになってようやく双眼望遠鏡の組み立てを行った。
とはいっても架台は何にしようかまだ決めていないのでとりあえずZERO経緯台に載せる前提で組んだ。

クレードル CRDL-95を見るとそのままクレードル下部のベースは2分割されており片方に取り付け穴がある。この2分割されたベースは幅調整のため可動式になっておりそのままアリ型レールなどは密着して付けられないのでまずはブラケットを作成した。

クレードルのベースは2分割。これが目幅調整のため可動式となっている。

たまたま部屋のガラクタ箱にあった程よい大きさの厚さ8mmのアルミ板があったのでベースの動きを阻害しないよう片側を1mmほど切削した。
トリマー台にエンドミルを着けてさらっと切削。これくらいならフライス盤でなくても加工は可能。片側のベースとは1mmほどのクリアランスがある。

MoreBlue製のアリ型を取り付ける。

これでZEROへ載せる準備が完了。
なんでも載せられるZERO経緯台は地味に便利。

次にFC-100DZの部品を交換する。まずは微動装置から。
標準状態のFC-100DZ。

先に買ったFC-100DZには既にMEF-3を右側へ着けている。

後から買ったFC-100DZへは微動ノブが左側へ来るよう装着。

次に手持ちのどのアイピースでもピントが合うように接眼部を交換する。
 FC-100DZ標準状態ではNikon NAV-17HWはEZMを使うと合焦しない。FC-76DSのリングと交換して合焦位置をチェックするとあと約3mm短縮できれば合焦することがわかったので標準より光路長を10mm短縮できる50.8アダプター屈折用(短) <KP27110S>を結果的に購入した。
FC-76DSのようにワンオフで超短光路長のアダプタにすることも考えたが検討していた時 ☆コスモ工房さんは一時休業中だったこともありKP27110Sを使うこととした。

全長は10mm短いのでアイピースのホルダ部分もそのまま10mm短い。ワンオフ物なら光路長を短縮してもホルダ部分は鏡筒側へ入るので短縮しなくても大丈夫。このホルダ部分が長いほうが重いアイピースやミラーを使用した際に安心できる。(気分の問題)

ファインダー台座もたまたまMoreBlue製のタカハシ用を1つ余分に持っていたので装着。
これで準備完了。

昼間だがZERO経緯台へ載せてクレードルやミラーを具体的にどのように調整するのかを確認してみた。
まずは鏡筒のクレードル上の前後位置を目視で揃えて目幅調整をEZMが当たるところまで狭めてみる。
この状態でEZMの傾きと平行具合がアイピースホルダの高さと双方との隙間から目視レベルでおよそ判断できるのでピッタリに近づくよう揃える。

大体合わせたところ。

まずは外を見てみる・・・目が痛い・・・いや脳が痛い?

光軸があっていなのでEZMのミラーの調整ネジで目線の上下左右方向のズレを調整する。
以前行ったポロ双眼鏡の光軸調整時の斜めの動きに比べたらわかりやすい。
  EZMの片方にはミラーの光軸調整ネジがある。

Nikon NAV-17.5SWを装着。

画像は Nikon NAV-17.5SWだが賞月観星のUWA4mmを使った200倍でも1kmほど先の高圧電線の鉄塔の赤ランプを基準にちゃんと光軸調整できて問題なく見ることができた。現在は自宅リノベーション工事中のため蚊の多い地域の仮住まいにいるので蚊に刺されるのが嫌でまだ外で星は見ていないが多分大丈夫だろう。

アイピースを変える都度微妙に光軸調整が必要になるがきっちり合わせられることと、その調整はし易いことがわかったので安心した。これならもっと高倍率もいけそうだ。ハイランダーとも棲み分けができると思う。

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ゲリラ豪雨

2023-06-28 23:29:16 | MISC

そろそろジョギングしようかと何気に外を見たら境界線のクッキリした存在感のある雲が見えた。

変わった雲に見えたのパチリと撮影。

するとあっという間に激しい雨が降ってきた。上の画像から2〜3分しか経っていない。
わかりにくいが横殴りの大粒の激しい雨。

ジョギング中に雨の振りそうな気配を感じたら帰ればいいやと思っていて実際に何度か成功したことはあるがこれは絶対無理。

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VFR400Z タンク塗装の続き

2023-05-11 23:09:03 | VFR400Z

このVFR400Zのタンク塗装は2016年頃から初めてまだ完成に至っていない。時間と手間を掛けているのは確かだが最も長いのは放置時間だ。

ウィングマークやロゴもステッカーではなく塗装している。

サフやベースも何度か塗っているが最も手間なのはウィングマークやロゴのマスキング塗装だと思っていた。しかし実視に一番手間が掛かっているのはクリア塗装。これに関しては何度もはじきが発生して再塗装は3度目か4度目かもうわからない。最後にクリアを塗ったのは2020年の夏かな? たしかその時は右側の同じところで塗装はじきが再発していてアシレックスでクリアを削り込んで再塗装の準備をしていてそのまま部屋の中に放置となっていた。
今回は念入りに研ぎこんで関ペのRR210で再チャレンジした。

いつも弾かれているタンク右側面はうまくいった。しかし!タンク後部にピンホール発見。
とりあえず全体をトレカットとアシレックスイエロー〜グリーンで研いでピンホールやブツを消したがこれだけは無理だった。
これはそうとう削らないとダメっぽいからタッチアップして平坦にしてから塗り直しだな。

やったー! これでまた塗装できるぞ。orz
いつ完成するんだろう・・・

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