moss

ひっそりと書き綴る俺のチラ裏

Manfrotto Elementトラベル三脚

2020-08-21 23:33:55 | 天体撮影&観望

山で撮影するための三脚をちょっと真面目に検討してみた。
・バスやロープウェイで邪魔にならない形状。
・ザックに入れて山を歩けるサイズと重量。
・設置と撤収が暗闇でも容易なこと。
・転倒しないようカメラは低位置で使用でき天頂/地平のどこへ向けても安定すること。
・全体の剛性が高く、振動の収束が早いこと。
・雲台や石突が交換可能なこと。

候補に上がったのは次の3つ
 - Velbon トラベル三脚 ULTREK UT-43 II
 - Manfrotto Elementトラベル三脚 スモール
 - SLIK 三脚 エアリー S100

結果的に完全に要望に一致するものはなかなか見つからなかったが脚のロックがナット式なのが少々引っ掛かるもののManfrotto Elementトラベル三脚 スモール カーボンが自分が山で使っている場面を一番山イメージし易かった。
エアリーS100のコンパクトさとレバーロックの脚にかなり惹かれたが細いエレベータ式でもあり全体的にちょっと華奢すぎるように思えた。
ULTREK UT-43 IIは雲台は良いのだがウルトラロックが最後まで引っ掛かっていた。同社のUltra Stikをもっておりちょっと使いにくさを感じていたため。

購入したのはこれ。Manfrotto Elementスモールのカーボン仕様。

上記3つの中でこれはセンターポールがEV仕様でないので頑丈だろうと思いこんでいたが案外グラグラする。予想外だった。

横にあるのはこれまで使っていたSLIKの450G-7。

 雲台がプラスチックなので剛性はかなり低い。グラグラ。

低くすれば何とかならないかとショートポールを探したが適当なものが見つからなかったのでとりあえずセンターポールを取り外して使用できるか試してみた。

まずは雲台とセンターポールをバラしていく。
このあたりは普通にネジ止め。

ポールも回せば外れる。

エンドフックも回せば外れる。

そのまま雲台の台座をはめてみた。エンドフックのベースも3/8ネジだったので取り付けることができた。

結果こうなった。

全高も低くなり手で揺すっても全くグラつかなくなった。これはイイ!
※小型三脚にしては頑丈というだけで中型に比べると比較にならない。

あまり低すぎるともちろん湿気が直接上がってくるような土の上ではダメだが場所を選ぶか、場合によっては足をもう少し伸ばせば問題ない。たいていは夜露だし。
脚のナット式ロックも初めてだったが実際に触って何度か伸び縮みさせてみたらそれほど苦にならないことがわかった。これなら星野/星景写真撮影もOKだと思う。

Comments (11)
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PENTAX KP J limited

2020-08-10 00:19:59 | 天体撮影&観望

久々に天体ネタ。
コロナの影響でずっと在宅勤務なので通勤時間が消えて行動の自由度が上がった。
久々に天体撮影に行ってみようかと機材をチェックしていたが、いきなり望遠鏡の環境を近代化させて稼働させるのは敷居が高い。なんせIBM ThinkPad S30+Windows XPにステラナビゲータ6.1+ ステラギア or ビットランオードガイド、完全に上がったACデルコのディープサイクルバッテリ、カメラはPENATX67、デジカメはあるにはあるが古いNikon D40ノーマル。
なのでちょっと考えた。押し入れにOspreyケストレル48とかプロモンテVL25やアライのライズ1もあるし、ナノトラッカーもある。ワイドビノ28片手に行くとしたらカメラは何が良い?
フィルタ改造したEOS 6DやNIKON D750とかも考えたが大きく重いのは多分すぐ使わなくなるだろうことが予想できた。そこで、PENTAXならアストロトレーサーがあることを知り、候補は35mmサイズのPENTAX K-1 Mk2とAPS-CサイズのKPに絞られた。当初は写野とかピクセルサイズから K-1 mk2優勢だったがKPのペンタにAOCOマークがあることを発見。これまでの全ての検討は吹っ飛びKP J limitedに確定。
で、レンズはどうするか・・・明るくてフラットで点像ってことでズームなのが気になるがSIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM Artに決まりかかっていた。日本製だし。
しかし、この大きさと重さじゃ華奢な三脚じゃ無理。かといって対応できる機材をもって縦走路歩いてる姿が想像できない。
結果、マクロレンズにした。これは小さく軽い以外に、今までのトレッキングから高山植物やイワヒバリとかの近接撮影がやたら多かったので天体以外にも使える気がしたのが決め手。SIGAMはもうちょっと後からにする。

ブルーボディーの方がマークは目立つが、ブラックボディーはマークが薄い。

これが こうやって外せる。

マウントはシチズンのデュラテクトDLCコーティング。WPC加工みたいなもの?

裏側。液晶はチルトするだけで横には出ないことに買ってから気づいた。

HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited。かなり小さい。

収納袋とレンズカバー。

レンズガードは色調を合わせてパールレッドにした。

ストラップはレザーのキャメルカラー。

今回はこれにGPSユニットとリモコンも購入。
このリモコンわかり易くて良い!

ふと感じたのがパッケージのデザインはPENTAXカラーは消えてRICOHデザインなのかな?

これは今回のKPと昔の67の箱。全くイメージが違う。

これは望遠鏡のアイピース。昔は緑基調だったが今はグレー。

操作性は悪くない。通常はメニュー呼び出さなくともボタンとダイアルで事足りる。フィルムも含めると一眼はニコン、キャノン、ペンタがあるがコンデジと違ってやりたいこととどうやって操作するかの感覚が幸い大きく変わらないから助かる。

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