あまりに振動が凄いからエンジン組み直そうと夜の東名をひた走って名古屋へ帰還。
100キロちょい手前から振動で手が痺れだすからラフロで購入してシグナスに付けていたスロットルアシストをVFRに着けてなるべくハンドル握らないですむようにした。これ結構便利、隼じゃ邪魔だけどシグナスやVFRでの巡航のようにソコソコスロットルをまわした状態をキープする分には、特に長時間乗車で効果絶大。
エンジンについては回せないから改修効果は殆ど?だが、足回りは大変良くなった。
今までの両持ちスイングアームは捩れる感じで荷重かけて旋回するのに不安があったがプロアームにしたら凄く剛性が上がった。カーブの途中だろうが、S時切り返しみたいにクイックに車体振ろうが安心していられる。
もしかしたらラジアルタイヤのおかげかもしれないけど。
高速を降りて一つ目の信号でブレーキを掛けて停車すると、フロントから「カッシャーン」て音が。
???と前を見るとホーンが脱落してたorz。よく見るとポジションランプも切れて、タコメータのネジも外れかかってる。( ゜Д゜)
翌日気づいたけどエンジンマウントのナットも脱落してた。
空中分解寸前ですか? ((((;゜Д゜)))
で、NC21のエンジンにミッション他を移植して組みなおそうとエンジン分解開始。
ヘッドを外してチェックしてるとFバンクのEXポートの一部が何故か綺麗。少々白煙出てたからオイル下がりしてたみたい。バルブシールを外すと・・・バルブガイドが木っ端微塵になってた。しかもバルブのシャフトも見た目ではっきりわかるくらい曲がってる。ピストンに打痕は無い。どうしてこうなったんだろう?
ヘッドのポート研磨、ミッション分解調整、サイレンサー調整・・・とやること多いからまた当分の間VFRはバラバラかな。
富山の宇奈月温泉からトロッコ電車へ乗って欅平から徒歩40-50分ほどのところ。
水平歩道とは違い、いたって安全な道だが基本的に通行止め。が、自己責任で通行可能。
黒部峡谷鉄道のトロッコ電車。誤解しそうだがNゲージ。
トロッコ電車から見える黒部川の水がとても綺麗。
欅平駅を降りて10分ほど歩くと通行止め。
警告の看板。しかし、温泉客や登山者は自己責任で通行することを前提にヘルメットも用意されている。
時おり工事車両とすれ違いながらこんな道を歩くこと40分ほど。
対岸に見える小屋が祖母谷温泉。
河原には温泉が湧き出ている。手を突っ込んだら衝撃を受けた。後から知ったが源泉の温度は約80℃。手が火事になるかと思った。手を思いっきり突っ込む前に、ちょっとだけ突っ込んで確かめるようにしなければ。
日帰り客は入浴料\500を払いこの露天風呂へ。女性用は写真の左上にちょっとだけ見える小屋へ。宿泊客は母屋にある内湯へ入るみたい。源泉+川の水100%で自然を感じる。
泉質については「熱い」か「ぬるい」かくらいしかわからないが、この場所がいい。雨降ってたが全然ジメジメしておらず涼しく爽やか。また行きたいな。
<エンジン>
NC24エンジンをベースに、
- HRC F-3 KIT1 カムシャフト
- 給・排気ポート研磨
- ピストン、コンロッド軽量化、重量バランス合わせ
- クランク軽量化、バランス合わせ
- NC30ミッションへ換装、スプロケオフセット
- NC30クラッチへ換装
- NC30キャブレター換装
- NC30フライホイール
<車体>
- NC24プロアームへ換装
- NC30ハブ装着
- NC35 17インチホイール装着
<マフラー>
- モリワキ Foresightを左出しへ改造
とここまでが今回の改修内容。
まぁ、ひとまず東名高速を300kmほど走ってみた。
このVFR・・・凄い。凄すぎて普通の人なら乗るのを躊躇するだろう。
俺も10分で根をあげた。だが気合を入れて初回休憩の日本坂PAまで頑張って走った。
降りた途端に酷い頭痛、耳鳴り、手足の痺れの諸症状を自覚する。直管仕様のコンクリート破砕機でネコの軍団と喧嘩してるんじゃないかと思うほど振動と爆音が凄い。爆音といっても単に排気音だけではない。カムギア音もかなり大きくなってる。HRCのカムのギア幅がノーマルより狭いせいかな?
トンネルの中じゃ全騒音の80%は俺のせいじゃないかと思った。
ツーリング仕様のはずだったがこれはイカン、長距離は無理。
川崎まで来てしまったがどうやって名古屋まで乗って帰ろうか・・・orz
エンジンはまだセッティング決まっていないので良くわからないがパンチ力(トルク感)はノーマルと大差ないものの高回転の伸びはよくなった。6000rpm付近を中心にしたパーシャル走行ではボロボロ音で頼りないがトルクの谷という感じではなくアクセルオープンで十分加速する。「完全燃焼してなくても余裕だぜ」って感じで走ってるみたい。
さて、どうやってもう少し環境を意識した仕様に修正するか・・・