このVFR400Zのタンク塗装は2016年頃から初めてまだ完成に至っていない。時間と手間を掛けているのは確かだが最も長いのは放置時間だ。
ウィングマークやロゴもステッカーではなく塗装している。
サフやベースも何度か塗っているが最も手間なのはウィングマークやロゴのマスキング塗装だと思っていた。しかし実視に一番手間が掛かっているのはクリア塗装。これに関しては何度もはじきが発生して再塗装は3度目か4度目かもうわからない。最後にクリアを塗ったのは2020年の夏かな? たしかその時は右側の同じところで塗装はじきが再発していてアシレックスでクリアを削り込んで再塗装の準備をしていてそのまま部屋の中に放置となっていた。
今回は念入りに研ぎこんで関ペのRR210で再チャレンジした。
いつも弾かれているタンク右側面はうまくいった。しかし!タンク後部にピンホール発見。
とりあえず全体をトレカットとアシレックスイエロー〜グリーンで研いでピンホールやブツを消したがこれだけは無理だった。
これはそうとう削らないとダメっぽいからタッチアップして平坦にしてから塗り直しだな。
やったー! これでまた塗装できるぞ。orz
いつ完成するんだろう・・・
いぜんからR周りの塗装劣化や腐食が気になっていた。どうせ今は半分バラバラな状態継続中だからハブ周りを取り外して綺麗にしているところ。
プロアームはそのまま残して中身のハブやキャリパー、トルクロッドまわりを取り外してブラストを掛けた。
キャリパーピストンはかなり固着気味で、エアーで押し出そうにもビクともしなかった。そのため近所のストレートまですっ飛んでいって「ブレーキピストンロッキングプライヤー」を購入。
後先考えずにまずはブラストを掛けた。
ジョーをピストンに突っ込んでバイスプライヤーみたいにパチンと固定する。これだけキツイと絶対傷がつくなと思うほど強力に固定しないと滑ってピストンを回せない。
初めはゆっくり小さくピストンを回転させる。いったん動きはじめるとこっちのもので、徐々に軽く動くようになってピストンを抜くことができる。
もう少しライトなペンチみたいなブレーキピストンプライヤーも売ってるけど、こんな固着状態だと握力だけではたぶん滑ってピストンは抜けないだとうと思うほど硬い。
取り外し完了。
ピストン、シールを取り外してあることに気づいた。
ドキドキしながらWebikeでシール類が注文可能かどうか見積もり確認。OKだったので即発注。廃盤だったら危なかった。
フューエルタンクリッドのあちこちで錆の赤茶けた汚れが目立つようになっていた。
新しいのを買おうとしたら案の定部品が出ない。
しょうがないな~ということで分解開始。
特に鍵穴付近は我慢できない汚れ様。リッド開けたら更に絶望的な錆具合。
キーシリンダーも分解。
リッドのロックやパッキン部分とキーシリンダーなどはサンポールで綺麗にして、リッド本体はサンドブラストで塗装をすべて剥ぐ。
ブラスト後。これから塗装するため針金を装着。
素材がアルミなのでウォッシュプライマーを塗布してからガンコートを吹く。
途中の工程の画像は残念ながら無いのでいきなり塗装および焼付け完了。
パッキンのゴムが硬化しているためこの部分は後でもう少しましなものと交換する予定。
ひとまず仮組して終了。ガンコートは塗膜が薄いので部材の凸凹がそのまま見えてしまうのがちょっと残念。
先月はVFRロゴ入れまで行ったVFR400ZのRカウルだが、今月はたまたまBNR32のドアミラーを塗装するからついでにクリアを吹いた。
これまでは塗装対象物の大きさなどで塗装場所を自宅か工場かと使い分けていたが、今回から自宅の塗装環境を小型ビニールハウスからメッシュテントへグレードアップした。
大きさは設置面で2.1mX2.1m、高さ1.55mと、小物程度なら中に入って塗装できるだけのスペースはある。
4面のうち3面がメッシュで天井と後面は普通のテント生地になっている。
今日は雲一つない快晴で気温はお昼頃で32度、風速3~4mと、屋外塗装なんてやってられない状況だがこのテントは予想より優秀な簡易塗装ブースだった。特徴としては、
・心配していたミストは殆ど篭もらない。
・直射日光は防げるがメッシュのおかげでテント内は暗くないし光の色も不自然じゃない。
・風が強くてもゴミが飛んでこない。
・耐えられないほど高温にならない、むしろ涼しい。
・設置作業は普通のテント並。
と、久々に買ってよかった無駄遣いだ。
塗り終わった時点のテントの様子。 白いのはBNR32のドアミラー。赤いのはRカウル、黒いのはVFR400Zのフロントフェンダー。
対象物がこの程度の大きさならテント内の一角で塗装して、塗り前・後の他のパーツは脇に避けておけるだけのスペースはある。
使用した塗料は関ペのレタンPGエコRRクリヤー310でシンナーはハイブリッド#20。ガンは岩田のW50-136BGC。希釈をかなり多めにし、100%くらいにした。
このガンとクリヤーの組み合わせはとても吹きやすく、ヌメッと塗料がのるが垂れないしゆず肌にもならずツルツルテカテカ。今までの苦労は何だったんだろう?と思った。しかも乾燥時のウレタン特有のキツい臭いもあまりしない。普通のウレタンなら最低1日は屋外に置いてから部屋に入れないと臭くてたまらなかったが、これは2~3時間後に気付いた時には問題ないレベルになっていた。
まだ磨きは行っていない。明日は出勤だから最短でも週末、完全硬化後の磨き作業になるのは確実。
今回はVFR400Zのシートカウルの塗装記録をUPする。
下地作業はランダムサンダーでステッカーごと塗装を削り取り、3Mのスポンジ研磨剤で細部まで全体的に研磨する。シートカウル取り付け部がひび割れしていたのでアセトンで接着して周りをグラスウールとプラリペアで補強した。これ以外に後部のスリット部分に塗装のヒビがあったが、塗装にヒビが入っていただけだったので塗装を削り落とすだけでパテ埋めはしなかった。
次にミッチャクロンを塗布して、その上に2液タイププラサフのレタンPGハイブリッドエコフィラー2にソフトナーを10%混ぜて塗布した。スプレーガンは激安のF-75 1.5mm。分解清掃してまじめに粘度とエア圧を調整したら結構調子良い。平坦になるまで水研ぎして再度プラサフを塗布したら軽く空研ぎして終了。
シリコンオフで脱脂して上塗りに2液ウレタンのモンツァレッドを吹いた。ガンは岩田のLPH-50 1.0mm。
これも一度塗って肌がツルツルになるまで研いで再度モンツァレッドを吹いて軽く空研ぎした。
殆ど研がなくても良いくらいツルツルピカピカ。
次にロゴを入れる。
本来はステッカーなのだが部品はでない。前回はカッティングシートだったが結局浮いてきたので今回は塗装することにした。マスキングはステカで作成。「VFR」の文字のシルバー用と「HONDA」の黒用の2枚を作成。
まずはシルバーでVFRロゴ入れ。
ロゴの塗料はシルバー、黒ともに2液ウレタン。ガンはシルバーはMeiji F-55 0.5mm、黒はちょうどフェンダーを塗っていたのでLPH-50で一緒に吹いた。
シルバー完了。次にホンダロゴ塗装開始。
文字が小さいのでマスキングシートを剥がすのにアートナイフ使うからとても緊張する。
下準備いっちょあがり。全体に艶がないのは空研ぎしてあるため。
最終仕上げは他の部品といっしょにクリヤーを吹くので今回はここまで。
クリアはレタンPGエコRRクリヤー310を使う予定。グリフィスクリヤーもあるがVストのタンクカバーに使ってみた感じでは扱いにくかったので普通のクリヤーにしてみるつもり。
VFR400Zのタンクのウィングマークは補用部品としては既に廃番。
市販品でオリジナルにそっくりなものは見つからないので、スティカでカッティングシートベースのものを作るかマスキングを作って塗装するかの選択になる。
たぶん塗装だろな・・・
サイドカウルの塗り直しを始めて軽く一年以上経ってしまった。
二液ウレタンプラサフ用に安いF75とかいうガンを購入して使ったらパイナップル並の柚子肌になってしまいやる気がすっ飛んだのが原因だ。とは言っても車検があるのでペンキ塗り再開。
プラサフを剥がす勢いでポリッシャーで研磨して、元旦早々からもう一回プラサフを塗ってポリッシャーで磨いて滑らかになったところでベースにモンツァレッドを塗装。
プラサフは弟がF75を調整して、プラサフ自体も濃度をかなり薄めたら綺麗塗れた。ベースコートは岩田のPS95を使ったがどうもウェット感が足りないので翌日に再度上塗りして一週間乾燥させてから徹底的に水研ぎした。
新品のVFR400Z用カウルをマスターに採寸して本物っぽく?なるようにマスキングしてホンダブラックを塗った。(撮影し忘れたので画像はない)
今回は普段使ってる岩田の低圧ガンLPH-50を使ったら綺麗なウェット面が出た。塗装面積は小さいけれどミストも飛び散らないしやっぱ使いやすい。
でVFR400Zロゴのマスクも作成したので明日はロゴ塗装だ。
VFR400Zアップハンドル用ロングワイヤーを作成した。
ベースはVFR750F(RC24)の50mmロングを使用。うまくいけばそのまま使えるかと思ったら全然ダメだった。
以下は自分で測った寸法。巻尺を当てて読み取った値なので結構誤差があると思う。
これをVFR400Zから120mm延長として改修する。
[アクセル戻し側]
VFR400Z 被覆長さ:645mm、ワイヤー張り出し:110mm
VFR750F(50mmlong) 被覆長さ:830mm、ワイヤー張り出し:105mm
[アクセル引き側]
VFR400Z 被覆長さ:685mm、ワイヤー張り出し:110mm
VFR750F(50mmlong) 被覆長さ:840mm、ワイヤー張り出し:95mm
[チョーク]
VFR400Z 被覆長さ:580mm、ワイヤー張り出し:70mm
VFR750F(50mmlong) 被覆長さ:700mm、ワイヤー張り出し:85mm
RC24の50mmロングワイヤー
被覆とワイヤーの長さを合わせる。被覆のカット自体はベビーサンダーで行った。
アジャスターの付け替えはバーナーで炙りながら行った。大丈夫なかなこれ?と少し疑問を感じたが、バイク本体がそもそも無茶だからこれくらいどうでも良い。
Φ6の心中パイプをカット、穴を開けてワイヤーを通す。
抜けにくいようにワイヤーの先端をほぐす。
ワイヤーはステンレス製なので、エンドの固定はステンレス用半田とフラックスを使う。
100wのコテで地道に半田で埋める。半田が流れていくので結構難く、コツを掴むまで5分ほど時間が掛かった。
アクセルとチョークの計3本完了。
全体像。
自分で作ったは良いが、信頼性の面で少々心配ではある。
VFR400Zのアップハンドル用に延長ハーネスを作成した。
はじめはハーネス丸ごと作ろうかと考えていたがAVS配線が思うように色が揃わなかったのでパス。
どれだけ延長するかは本当に適当に15cmと決めた。左右のスイッチボックス間は20cm、左スイッチボックスとメインハーネス間は15cm延長。
カプラーはカー用品やバイク用品屋に普通に打ってる110型9極のもの。
配線は部位で太さが違い、0.5sq、0.85sq、1.25sqが使われてる。
面倒だからライト、ディマ、パッシングは1.25sqで他は0.85sqで作成した。
ピンの半田付け。9極x6口の計54ピン。これだけ量があるとさすがに嫌になる。
1本づつハーネスカバーの中を通す。これも忍耐が必要。
できあがるとこんな感じ。何の特徴も無い全く普通な黒一色な配線。
ちゃんと既存のコネクタと繋げられる。
次はワイヤーだ。
VFR400Zはいつものごとくバラバラ状態。
教習車ハンドルの塗装は終わってるので現車合わせしてみてケーブル類を確認した。
当然長さは合わないので対策は必要。
現在でも約40mmアップだが高さも角度もかなり変わりそう。
一方で、外装の塗装のひび割れを何とかしようと剥離作業を開始した。もちろん剥離剤なんて使えないからペーパーで地道に表面を削ってVFRロゴを剥がそうとしてたのだが・・・こりゃ無理だ。
というわけでBOSCHのGWS 7-100Eという可変回転数のベビーサンダーを低回転にして#320くらいのペーパーで削ってたのだが一気に逝ってしまいそうで怖い。結局ランダムサンダーに#400のペーパーをつけてロゴを剥がした。
その後2液ウレタンのホワイトプラサフを塗ったのだが、安物のガンを使ったため表面が梨地になってしまい水とぎが超大変。ランダムサンダーに#1000のペーパーをつけて下地が透けるほど削りまくった。もう一回プラサフを塗らないといけない。
まだタンクやフェンダーも塗らないといけないから先は遠い。