moss

ひっそりと書き綴る俺のチラ裏

ブレンボマスタ装着

2006-05-09 12:03:04 | GSX1300R 隼

5月6日、ついにブレンボのマスタに交換することにした。
同時にPOSHのハンドルアップスペーサも装着し白ブサの快適性アップを狙う。

まずは純正品の取り外し。Fブレーキ周りはリザーブタンクとキャリパからオイルを抜いて簡単に取り外し完了。クラッチ側はオイルラインが「鉄パイプの両端がゴムホース」というものであり、知恵の輪みたいでなかなか取り外せなかった。
次にステアリングヘッドプレートの取り外しにかかるがボルトがきつく締まってる。
共回りしないようナット側にスパナを当ててラチェットを片手で回すのだが4本外すのに30分ほどかかってしまった。

  

スペーサを装着しマスターを装着し一通り位置決めをする。ハンドルにポンチマークがあるのでそこを中心となるようマスタを合わせるが、スペーサにより17mm位置が上がっているのでハンドルを回すとリザーブタンクがスクリーンに当たってしまう。
当たらない位置まで取り付け角を変え、乗車姿勢で違和感無いかのチェックを繰り返しようやく妥協点を見つけてマスタのボルトを本締め。

ブレーキホースは純正よりそれぞれ50mm長めのものを購入していたが長すぎた。ブレンボのマスタだとスペーサをかましても純正サイズで良い様だ。
マスタ側のバンジョーは両方とも45°にした。当初予定していた90°が無駄になったが45°の方がとり回しが自然だ。

一通り作業が完了し、試乗開始。
近所の田んぼ道へ出かけて発進停止を繰り返す。
クラッチのリリース開始直後からわずかながら車体が前進しようとする。もう少し離すと普通の半クラ状態、もう少し離すとカクンとミートする。欲しかった強半クラ状態はノーマルと大差なし。orz クラッチ本体がダメなのかな?
ただ、手応えはやたら軽い、セロー225と変わらない位タルンタルンだ。

ブレーキフィールはハードブレーキを試していないのでまだ良くわからない。握りこんだところから更にという場面で効果を発揮するだろうと期待。ノーマルじゃこのあたりのコントロール性がいまいちだからな。

アジャスタでクラッチレバー位置を色々変えて好みの位置に調整し、効果確認を実施。3000rpmで半クラ時間を短くして発進。強半クラ位置をよく把握できていないのでカックン発進となる。何度か試してスムーズに行えるようになったので次は5000rpmでトライ。弱めの半クラ位置での時間が長くちょっと離すとカクンとミートするのでロケットスタートは決めにくい。
次は7000rpmスタート。このあたりになると気合を入れないと危ない。
リリース開始とともにアクセルを半分くらいまで開けて回転が落ちないよう気をつけるがクラッチの接続がまだ弱いので9000rpmまで上がってしまう。もう少しつなげると突然フロントがリフト、クラッチを握ってアクセルを緩める。うーん難しい。
もう一回トライ、今度はアクセル開度を少し抑えて6000rpmまで落ち込んだところで強引にミート、そして全開。多少フロントは浮くがこんなもんかな。
強半クラ状態の範囲がもうすこし広ければ加速Gの中でもコントロールできるのだが・・・。


CB400Fourと白ブサ

2006-05-09 11:01:06 | GSX1300R 隼
5月4日、GWど真ん中の朝に隼のオイル交換を行った。既に走行距離2600kmに達しており2回目のオイル交換となる。
WAKO'sかMobil1にしようかと思っていたが最近のOIL事情を良く知らないので、今回はネット等で評判の良さそうな「MOTUL 300V 4T FACTORY LINE 15W50」とした。
カウルを外してオイルとフィルタの交換に1時間ほど費やし試運転ということで養老山脈方面へ向かうこととした。

今回は弟のCB400Fourといっしょにお出かけ。このCB400Fourは70年代の398ccモデルをポンコツからフルレストアを行ったものだ。すべての部品をばらしてバフがけ・再メッキ・再塗装を行っており新車かと思うほどピカピカだ。それにヨシムラ集合管を装着しており、ものすごく良い音がする。



さすがにGWなので渋滞が予想され裏道を中心に三重県へ向かった。
さすがに隼とでは動力性能に差がありすぎるので隼をゆっくり加速させていたが、逆に隼との低回転域のパワー差をモロに実感したとのこと。隼のろくにシフトアップもしないブォ~っという排気音を聞いている間にガチャガチャ何度もシフトアップしないといけなかったそうだ。

立田大橋の遥か手前から渋滞にはまったため、裏道から迂回して一気に橋まで到達した。どうやら故障?したEクラスのベンツが橋で停車していたのが原因のようだ。
それを越えると軽快に流れはじめた。

道の駅「月見の里南濃」に到着し、お昼ご飯をとりさて出発ということで駐輪場を見るとCBと隼のまわりに何人かギャラリーがいる。そのまま登場するのに気が引けたためちょっと間をおいて出発。

県道25号に入り二之瀬方面へワインディングを軽く流そうと思ったが、前に更に軽~く流してる車がいて失速しそうなペースで員弁市へ。そこから県道5号で多度方面へ向かうと路駐のオンパレード。忘れていたが今日明日は多度大社の白馬神事が行われているようだ。そのままスルーして自宅へ到着。

で、MOTULの効果は・・・シフトフィールに変化無し、エンジンの振動は若干マイルドになった気がする程度(単にオイルが新しいから)。ぶん回して負荷をかけないとメリットは感じられないだろう。

帰宅後にCB400Fourに乗ってみた。以前に乗ったときも決して速いとは思わなかったが隼に乗った直後だと「何これ?エンジン空回り?」って感じで車速がのらないのが良くわかる。しかし、停まってるとめちゃくちゃ車重が軽く感じられる。
アクセルを軽くあおると「ボンッボンッ」と切れの良いサウンド。7000rpmを越えると「クォーン」とこれまた良い音がする。バッフルも入っており爆音ではないが今時のバイクとは違う感覚。さすが音量・排ガス規制前の車両だ。

最近のブサ記録2

2006-05-09 00:08:34 | GSX1300R 隼

///////////// No.2 4月29日~30日 川崎→名古屋 /////////////

ようやくGWだ。週はじめの天気予報では雨っぽかったが直前の予報で快晴に!
今回は遠回りして名古屋へ帰省する。
前日の夜に乗鞍高原のペンションをネットから予約したが、希望と違うペンションを間違って予約してしまった。orz

<ルート>
川崎 → 環八 → 練馬IC → 昭和IC → 草津温泉 → R292 → 志賀草津道路 → 安曇野 → R158 → 乗鞍(宿泊) → R158 → 安房トンネル→ 高山 → せせらぎ街道 → パスカル清見 → R156 → 各務原 → R22→ 名古屋

<装備>
基本的に前回と同一。タンクバッグをGoldwinのスポーティータンクバッグ10(GSM7505)に変更。

<本編>
3時に起床して4時出発のつもりだった。前日は6時半に会社を退社して9時には就寝のつもりが出発当日のAM01:00を過ぎても起きてるのは何故?と疑問を抱きつつ荷造り。
予定通り3時に起きたが・・・脳が拒否反応を示して結局出発は05:15頃に。



早朝なので暖気運転も程ほどに出発。丸子橋を渡り環八へ入るが、気のせいか車の量が多いぞ。高井戸を過ぎて交通量が更に増した感じ、いやこれは渋滞ではないか?その時は東京の道路事情はこんなものかと思った。
ノロノロと走行し練馬ICへ到着。なんだこの車の多さは?この時点でも「東京はいつもこんな早朝から渋滞するのか~」と思ってた。
7時には草津温泉に到着したかったが、あと30分で到着なんて全然無理。

しばらくノロノロ走行してると1台のCB1300?に抜かれて、そのまま車の群れをすり抜けていく。ペースメーカにちょうど良いということでしばらく後を着いていった。
そのCBはあまり他車に脅威を与えることなくスマートに走行してる(ように見える)。俺もCBと連続で車をパスするのではなく一呼吸置いて
着いていく。こういうライダーとならマスツーも良いかなと。しばらくすると外車のマスツーの団体さんに追いつき追い越し車線からゆっくりパス。
何でだろう?車を抜くときよりも気を使ってしまう。

しばらくその状態が続いたが、嵐山付近で1台のCBRが結構なペースで追いついてきた。ここからしばらく見知らぬバイク同士3台でランデブー走行。いいね~。
しかしCBRはさらにペースを上げる。大台に乗って走行してるとCB1300は着いてこなくなってしまった。ちょっと迷ったがCBRに着いていくことに。
が、しかしCBRは藤岡JCTで左へ行ってしまった、残念。ここからはマイペース、しかし初めての関越なのでペースがつかめない。

ふわわ~ふえわをいったりきたりして駒寄PAでトイレ休憩。
ここはPAにETC専用の出入り口がある。PAから出入りするなんて不思議な感じだ。
走行再開するとすぐさま赤城SAでガソリン補給、スタンドのおっちゃんが「これ1300cc?」と話しかけてくれたが、SONYのネットワークウォークマンから「マッチョマン」が流れてててうまく聞き取れない。おっちゃんごめん。

昭和ICで降りてR145からロマンチック街道へ入る。その名前から素晴らしい景色を期待したが普通の道にしか見えない。
R292に入り道の駅「六合」に入る。見知らぬおっちゃんが近づいてきて「スズキ好き?」と話しかけてきた。このおっちゃんも元バイク乗りだったらしく30分ほど世間話をしていた。本当はトイレ行きたくてしかたがなかったのだが。
程なくして草津温泉の中心部に到着したが、バイクを停められる雰囲気ではなかったので通過するのみで志賀草津道路へ向かう。

志賀草津道路へ入り徐々に標高も上がる。だんだん路面横の雪が多くなってきていい感じだ。期待した雪の壁は頂上付近のわずかな区間だけだったが普段見られない景色にちょっと感動。



ご機嫌にノロノロ走行していると前方にトンネルが現れた。何気に入っていくと「こ!凍ってる!」若干下り坂のトンネルを「あわわわ~」と焦りながら半クラで走行し事なきを得る。トンネルを抜けると駐車上があり何台かバイクが停まってる。「ん?変だ」
すると前方にまたトンネルが!しかたなく路肩に停車し徒歩でトンネル内の状況を確認しに行くことに。
トンネルから出てきた車が反対車線に停まっていたので路面状況を聞くと「大丈夫」とのこと。
しかし、後から来たBMWと国産のオフ車がトンネルの目の前でUターン、「えっ?マジですか?」。後ろを振り返るとビグスクの人がこっちを見てる。非常に不安になったが前進するしかない。
車の来ないタイミングを見計らってゆっくりトンネルへ進入。塩カリをまいた路面が白光してるから凍結と見分けが付かない。ステアリングの手応えもあるからその感覚を信じてほぼ惰性走行でトンネルをパス。トンネルを抜けるととても幸せな気分だった。
そこからはゆっくり慎重にR292を下っていく。

峠道も終わりかけの頃、急に睡魔が襲ってきた。無理も無い、殆ど寝てないから。広い路肩にバイクを停めて休憩することにし、可能なら路面に横になりたかったが、おそらく誤解を招くだろうからバイクに跨ったままお昼寝することに。
その無理な姿勢で30分くらい寝ると気分すっきりで走行再開。



R403から西に入り蟹沢トンネルを抜けてR18へ。北国街道を南下すると長野市街に入ったが、暑い、とにかく暑い、しかも空腹でかなり疲れてきた。
ジャケットのジッパーをオープンにして暑さを避けたい一心でR406に入り西に向かう。
何か食べたかったが無情にもそこからしばらくワインディングロード。ろくに地図も見てなかったからここがどこで、どこに向かってるか良くわからない。「何か食べたい」と祈っていたら鬼無里付近で願いがかなった!
ドライブインを中心にした小さな集落を発見、道路の左は賑やかなドライブイン、右はほとんど客のいない喫茶店。名古屋人ならまよわず喫茶店ということで右に。
ヘロヘロな状態で店に入ると感じのいいウェイトレスさんが「後ほど注文をうかがいます」と。暑さの原因であるGoldwinのジャケットを脱ぐのに手間取りようやくメニューを見ると「ご注文は?」と。おいおい!まだメニュー見て3秒だよ。ま、いいかということでハンバーグ定食を注文。
テーブルに並べられたそれは結構な量だ!けど美味しい、特に野沢菜が柔らかく歯切れが良い(爺様みたいだが・・・)。
明らかに量が多いが全部食べてしまった。で、ウェイトレスさんに「ところで、ここはどこ?」と聞くと親切に観光パンフレットまで取り出して道を教えてくれた。ありがとう!

気分良く出発し、県道36号信濃信州新線に入る。どんどん山を登っていくと突然ダートに!どうやら道路工事中で、固めの砂利道から突然厚みのある砂利道に変化した。
フロント・リヤともグリップ感は殆ど無し、Uターンするようなきつい上りカーブで明らかにハンドル切れ角と進行方向が一致しない状況になり、慌ててアクセルを緩めると失速しそうになり、焦ってアクセルオンするとホイールスピン!横に流れていく。「公道無転倒記録もここまでか・・・」と思ったが奇跡的に硬い路面のところまで流されたのでグリップ回復、「生き返ったぜ!」そこでスピードを乗せられるだけ乗せてダート区間を脱出。セローなら入り口から出口までアクセルオンのカウンター当てっぱなしで楽しいだろうが隼じゃマジでやばかった。
この道の頂上付近まで来ると、結構開けており白馬方面が一望できる。「おおっ~」と感動し北アルプスを眺めながらここで一服。
そこからの下りはちょうど良いワインディングロード。まさかの道路工事を警戒しつつぶっ飛ばす。

オリンピック道路を西に進み青木湖まで出てR148を南下。県道278からR158へ入り道の駅「風穴の里」でまたも一服。ここでペンションへ連絡しネットからの予約が正しく受理されているか確認のTELをし後1時間もあれば到着する旨を伝えた。
「まぁ30分もあれば余裕で到着かな」と思っていた。確かに乗鞍高原までは30分もかからなかったが、ペンションはどこ?Mio168を見ながら高原を上ったり下ったり・・・。
ようやく案内看板まで見つけたが建物はどこ?どうみてもここは蕎麦やだが。散歩中の犬に吠えられながらキョロキョロしてると脇のじゃり道を下ったところに「あった!」。
また砂利道ですか・・・。


このペンションでは無線LAN使用可とのことだったが、実際には調子悪いらしく利用できなかった。ならばとZAURUS+bitWarpを使おうとしたがPHS系は圏外、FOMAはOKという状況。
「しょうがない、速く寝るか」と、その時本棚を発見。まだ読んでなかったジパングの21~23巻があったので読みふけっているとAM1:00!「しまった、俺は睡眠不足だったんだ」。

AM7:00に起床して空を見ると真っ黒な雲が山頂を覆っている、「や、やばそう」。食事を済ませて早々に下山するとしよう。
しかし、朝は行動がノロいため出発は8:30になってしまった。

R158を西に向かい安房トンネルを抜けて高山へ。ここまで来ると天気は回復したかのように見える。
高山市を西に抜けてせせらぎ街道へ進路をとる。60km/h位でノロノロ走ってると前方にいたXJが更に速度を落として(煽ってません)道を譲ってくれたので前に出て軽快にワインディングを流す。
「この道は何年ぶりだろう?」と、周りをキョロキョロ見ていたが記憶とずいぶん変わって開けた道となっている。ネットワークウォークマンから流れる曲がロック系に変わったその時、右手が勝手に運動し始めた。
S字コーナー、複合コーナーのオンパレード!だんだん低いギアを使うようになりテンションが上がっていく。2速だとパワーバンド付近での旋回はアクセルワークに神経を使うが3速だとパワーバンドでも軽快程度の感じになり安心してバンクさせられる。このあたりで走るのが気持ちいい。
2速での立ち上がりのアクセルオンで小さなギャップを踏むとそのままフロントが若干リフトする・・・これはこれで良い!
しかし、そんなペースがいつまでも続くはずは無く前方にマークⅡを発見。追い越さず後をノロノロ着いていくことに。しかし、何故かその車はペースを上げて車体をロールさせながらガンガン飛ばす(俺は煽ってません)。
後ろから見てるほうが怖い。インテやシビックならわかるがマークⅡでその走りはやばいでしょってくらい。

パスカル清見に到着すると大勢のライダー達がいた。俺はそこから外れたところに駐車して一服。
するとVTR1000SP2が入ってきた、良い音してる。これ欲しかったんだよな。

休憩もそこそこに出発し、R156へ入る。ここからはサンデードライバーに混じってノロノロ運転。
この状況が一番疲労がたまる。各務ヶ原まで到達し、R22に入ると名古屋までまっしぐら。
自宅に到着し空を見上げると雲行きが怪しい。
明日の温泉旅行に備えてアリストを洗車し、隼の虫の死骸を掃除する。
しかし、案の定その後に雨が・・・トホホ。

※5月4日には養老山脈へフルレストアCB400Fourとお出かけ。UPはまた次回にしよう。