moss

ひっそりと書き綴る俺のチラ裏

400Z出動

2008-03-23 22:51:15 | VFR400Z

マシンの現状は多数の懸念事項が未解決のままだが改善点も含めると潜在的要加工ポイントはもっとありそうだ。4月4日の地蔵峠開通をターゲットに走りこみ&不具合洗い出しを考えていたが、急遽シュツットガルト出張が決まってしまったため orz 今のうちに不具合を全てゲロさせないとゴールデンウィーク前後のロングツー計画が消えてしまう。
てなわけで本日の名古屋→川崎の足に400Z出動決定。

通勤割引×2に間に合わせるため朝早くから出発、ローからフル加速するとフロントの接地感が消えるというかむしろタイヤ浮いてる。NC24ですらパワーだけでは持ち上がらないがリヤのダンパがハード過ぎるこのZは路面のちょっとしたウネリでこうなってしまう。

東名高速では6000rpm前後で巡航、やっぱネイキッドは普通の流れよりちょっと遅い位でないと疲れる。この回転数以下のパワーはNC30に比べると一回り落ちて普通の400のパワーかな? 7000rpmあたりからレスポンスが良くなりかなり元気なパワーフィールとなる。

清水ICを降りて県道75号に入り和田島経由で国道52号を目指す。
このバイクでは初ワインディングだが、攻めると急激に天国が現実味を帯びてくることは事前のテストでがわかってるから慎重になる。
やがて1車線幅の極悪なゾーンに入ると意外な一面がチラチラ見え始めた。
気を抜いた走り方でもやたら旋回力がある。切れ込むわけでもない。
絶対的な速い走りに結びつく感じではないが楽できそう。

52号線→300号線→本栖湖へと淡々と走る。
隼やNC30と比べるとポジションはかなり楽!VFR750Fのハンドルを付けてるためノーマルよりも4センチ位(かな?)ハンドル位置が高く車の後ろをノロノロ着いて走ることが出来る。腕も首も無事だからこりゃすごい。


本栖湖で富士山をバックに撮影。何がなんだかわからない位に強烈な画像処理をしないと富士山は見えないが・・・ orz

道志道→厚木という経路で川崎へ到着。ほぼ10時間の道のりだった。
気づいたことをメモしておこう。

・荷重を掛けるとどこへ向ってゆくかわからないサスという事は良くわかった。とにかくリアのダンパは強すぎてフロントが落ち着かない。更にリアにヨレる感じもある。減速帯のあるカーブは運任せだった。
・エンジンパワーは必要最小って感じ。下道での実用回転域では隼はともかくNC30が750cc?と思えてくる。回した場合は盛り上がり感もあってそれなりかな。
・音はイイ!モリワキフォーサイト改はちょっと音が大きいためか2000~4000rpmではパルス感をたっぷり味わえる。アクセルON/OFFでドリュリュリュ・・・ドゥーンとサウンドが変化する様もイイ!。カムギアの音と相まってエンジンの存在感は圧倒的だ。
・クラッチはマスタのロッドを短縮したらちょうど良いレバー比になった。Fブレーキは問題なし。Rブレーキは遊びが多すぎる。
・お尻が痛くなってくる。シートの良し悪しなのか起き気味のポジションなのか主たる要因は区別できなかった。
・キャブセッティングも必要だ。アフターファイヤーあり、チョークの効きが悪い、信号停止時などにアクセル閉じるとエンストしそうになる。

欠点はあるが、全体としてはかなり良い。こんなバイクはもう新たに生産されないかもしれないから大切にしなきゃ。

Comments (5)
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