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ひっそりと書き綴る俺のチラ裏

Ubuntu 20.04へPC-98x1エミュレーター NP2 Kaiを導入

2020-07-26 21:16:12 | PC

小型PC BXNUC10I3FNH へUbuntu20.04を導入したので環境整備中なのだが16.04とは随分違うので思うように進まない。特に今までのMotif風のThemeがまだ使えるようになっていないのでGnomeのclassicも諦めてYaruを使っているがスマホみたいで馴染めない。
そんな中で何ができて何が出来ないか確認していたところxnp2-0.86.tar.bz2がコンパイルできないことに気づいた。
Ubuntu20.04に導入されてるc++とxnp2-0.86のコードとで型の不一致が多発。いっぱいあったので深堀する気が起きなかった。
てことで、最新のコードはどうなっているのか探してみたところNeko Project II (NP2) 改変を発見。

早速GitHubからコードをDLしてコンパイルしてみたところいきなり通らない。orz
コードを展開したディレクトリ配下にbuildディレクトリを作成してしてその中でcmake .. -D BUILD_X=ONするのだが色々足りていない様子。あれ?入れ忘れたかなと不思議に思いつつapt installで関連モジュールを入れ直してみてもやっぱりだめ。
よくよくエラーを読むとFindSDL2_mixer.cmakeが提供されていないからSDL2_mixerConfig.cmakeかsdl2_mixer-config.cmakeを配置してパスを通せということらしい。確かにFindSDL2_mixer.cmakeは/usr/share/cmake-3.16/Modules/にも無いし、プロジェクトにも含まれていない。
"-D USE_SDL2=OFF"を付けてその場しのぎって手もあるがあんまりなので以下のファイルをGitHubからDLしてきてコードを展開したディレクトリのcmakeディレクトリ下に配置。
FindSDL2.cmake
FindSDL2_mixer.cmake
FindSDL2_ttf.cmake
再度 cmake .. -D BUILD_X=ON を実行すると通った。
( 実際には1エラー1ファイル発見だったので3回繰り返した)

manファイルをgzip化してman1以下へ配置し直しつつSPECファイルを書いてRPMを作成。alienでdeb化して導入完了。この方法が正しかったのかどうかわからないが少なくとも普通に使えるほどには動いている。(ように見える)
最近でもNP2のコードをメンテし続けている「Neko Project II (NP2) 改変」に感謝。これがなければUbuntu20.04では諦めていたかもしれない。


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