作成したカウル用ブラケットとキャリアの塗装が完了し今回はその取り付けを行った。
ツーリング仕様と言ってもノーマルとの違いは一見してわからないレベル、非常に微妙なVFR400Zに仕上がったカモ。
キャリア取り付けブラケットを溶接したRステップホルダー
M8キャップスクリューでキャリアを固定する
ガイラシールド取り付け用ステー
ウインカーと共締めする
これらはすぐ取り付けできるだろう!ということで先にキャブ調整をした。
普通に走れるのだがどうもしっくりこない。相変わらずチョークもおかしいし。
今回は予備NC21部品を利用することも含めて以下のことを行うことにした。
・バキュームピストンを程度の良いものに交換
・スプリングをノーマルに戻す
・チョーク、スロー系の経路を再度クリーニング
・負圧同調調整
くそ暑い中、青空の下でチマチマ作業していたがすぐ限界に達した。
→むぎわら帽子とカキ氷を購入。ちょっと快適になった。
やはりスロー系で詰まってる様子があり、何度かキャブクリーナー吹いているうちに通りが良くなったから期待できそう。ささっと片付けて組み付け開始。
気温が高いせいか、シリコングリスのおかげか分からないがいつもより簡単にキャブを装着できた。燃料ホースも柔らかくて簡単にはまる。炎天下は悪いことばかりではなさそうだ。
車体を元通りにしていよいよステー類の取り付けにかかる。
フロントはこんな感じ。
ヘッドライトのステー、ウインカーのステーにそれぞれ取り付け。
この形状と位置決めににあたっては現物合わせで何度も作り直した。
CB1300用ガイラシールドのインナーステーを首チョンパして丸型ライトでなくとも取り付けられるよう改修。スクリーンもライト付近をカットして二灯が収まるようにした。
取り付けるとこんな感じ。
スクリーンはもうちょっと磨かないと・・・。
次にキャリア。写真撮り忘れたのでいきなり装着画像。
トップケースはGivi E370を選択。ベースに合わせて穴あけしてあるので取り付け簡単。しかし、これ・・・作る時に整備性をあまり考えなかったのでサイドカウル外したり洗車することが面倒になりそう。
一通りできたのでエンジンを始動してPスクリューの調整にかかる。
何だか調子悪くなったかな?チョークどころかアイドル安定しないしスロットル応答も非常に悪い。Pスクリューの調整何してもダメ。
ま、いいかと思い始めたとき信じられないものを発見。
こ、これは・・・ノォーッ! 解説:3番キャブのスロージェット様
車両が組みあがったこの時点に何故か部品トレイにオーパーツと言うべきスロージェットが転がってる。
エンジン調子悪いのすごく納得できたので、炎天下の午後3時頃といえ再度分解開始。
いきなりだが完成。
GIVI箱も取り付けてみた。・・・軽快感が消えたなこりゃ。
夕暮れにキャブの同調も完了してすこぶる調子よくなった。そんな気がする。
知ってる範囲ではシグナスのオッサンタイプスクリーンはワイズギア製と旭風防製の2種類販売されている。
これらは似ているがどうも全然別物のようだ。ワイズギアのものは(高さ360㎜×幅440㎜×厚さ2.5㎜)に対して旭風防は高さ(380㎜×幅400㎜×厚さ2.5㎜)と若干サイズが違う。また、ステーのミラーネジへの取り付け方法もワイズギアはミラーと同軸固定のようだが(見た感じでは)、旭風防はオフセット固定となる。
背が高い方が少しでも風防効果高そうなのと、色々応用利かせること考えて旭風防を選択。
そのまま純正ミラー使わずにステーの穴を1つ余らせたいので、8mm逆ネジ→正ネジ変換アダプタと8mm正ネジの社外ミラー一式を購入。
純正ミラーを外し、そこに変換アダプタを取り付け、ステーを挟んで社外ミラーを変換アダプタに取り付ける。これでミラー・ステーを同軸固定したことになる。ステーのミラー取り付けよう穴が1つ残るので後で何かくっつけよう。
言葉ではわかりにくいが画像のようにM8を通せる穴がある。
早速試運転してみた。
凄い!顔に当たる風が激減した。巻き込み風が少し入ってくるだけで殆どの風は頭上を通過。シールドを上げても目を開けていられる。これはイイ!
しかし、人生楽ありゃ苦もあるとはよく言ったもので、不幸にも俺の座高ではシールドの上端が目の高さと一致してしまったため前が非常に見難い。超ねこ背になるか中腰で乗るかしないと・・・5cm位のミラースペーサー入れようかな。
本日シグナスを引き取りに行った。
白や黒のバイクがずらっと並んだ中、この黄/銀というカラーは明らかに浮いていた。
けどそんなの関係ねぇ。
中国語はわからないが、このシグナスX 5期FIは従来のシグナス X FIに対して新しい排ガス規制に対応したモデルのようでIDU、O2センサー、ISCが搭載されている。
また、車体諸元も若干変更となっている。けどそんなの関係ねぇ。
CygnusX 五期 Fi 125 NEW CygnusX_FI
全 長 1855mm 1855mm
全 680mm 685mm
全 高 1120mm 1135mm
軸 間 距 1310mm 1295mm
乾燥重量 113kg 120kg
外観の違いとしては、ヘッドライトのリフレクタ以外の面が黒くなっていること、スピードメータのカラーが白っぽくなったこと、ヘッドライト上のダクト形状が変わったこと、シートは縫い目のある表皮になった等微妙に従来モデルから変化している。
で、早速乗ってみる。
<インプレ1 乗車後1分以内>
シートはウレタンも表皮も柔らかい。
エンジンも一発で始動し、排気音は結構静かで快適そう。アクセルはワイドオープンしていないためか走り出しはスムーズで静かに車速がのってゆく感じ。
全然頑張らなくても車の流れに乗れて、慣らし運転で困ることもなさそう。
<インプレ2 乗車後5分程度>
交差点で減速してからの再加速も引っかかり無くスムーズだがトルク感は薄いかも。
トルク感の比較対象はもちろん隼やVFRではない。同じクラスではスペイシー125ストライカーしか乗ったこと無いが、あれはグイっと押し出される感じがあったがシグナスはエンジン回転に引っ張られる感じだ。ただ、スピードメーターはどんどん上がっていくので遅いわけでは無さそう。路面の継ぎはぎやマンホールなどの段差からの振動にはあまり神経質にならなくて良い。50ccの原付のようにドタバタしない程度のサスストロークをもっていて、一般道路の速度域では感動するほど良くは無いが過不足ないサスの硬さだ。
<インプレ3 乗車後10分程度>
足が届かない。orz
シートに深く座ってしまうと座面の上昇とリヤステップ部分の出っ張りで足つきが大変悪くなり、信号停止で焦ること多々。けどそんなの関係ねぇ。
2st50ccの原付スクーターと何度か並んだが、アクセル半分で出遅れることも無く抜いてゆける。信号待ちで何度かスクーター乗りからジロジロ見られた。ちょっとこの色恥ずかしいカモ。
ブレーキはまだ動作が堅い。初めてブレーキ掛けた時よりちょっと効くようになってきたけど後100kmは走らないとだめかな。
本日の走行約20km
スクーターではヤマハ パッソル2 → スズキ Hi → ホンダDio(初代) → ヤマハJogスポーツ80と乗ってきた。それぞれ大変異常な使い方して120%楽しんだが、このシグナスは大人しく足代わりにしよう。スクリーンも届いたしオッサン化確定だ。