
やっとこの花の名前がわかった。
レインリリーだって!
梅雨の頃、生垣の間にひっそりと咲いている。
爽やかな花です。
さて、「M先生を囲む会」は男子6名、女子9名、先生を入れて16名で始まった。
「話は長いよ。」と前置きをされて先生からお話がありました。
最近聞いた先から忘れていく。
鶏以下の頭になったねこ吉ですが・・・。
先生は、
「善いことは、どんどん喋りましょう。
喜んでいる事も喋りましょう。漢字の中に口という字が入ってるでしょう。
悲しい、悪いことは、心にじっと持っていましょう。
心という字が入っているでしょう。」
やっぱり国語の先生だから、漢字を例に出して話してくださったのですね。
ねこ吉は、今まで誰かに悲しいこと、嫌なことを言い散らして、少しは憂さを晴らして生きてきました。
全部心の内に納めておくのは、ちょっと辛いです。
でも、68歳にもなって言いたい放題に不平不満を言い散らすのは、確かに見苦しいですね。
世に棲む日々も少なくなってきたので、出来るだけ荷物は少なくしてお墓に持っていきます。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、名残は惜しいけどお開きに。

帰りは先生を大阪駅まで男子が送ってくれるというので、ねこ吉達は女子会?に繰り出した。
「にしむら」のテラス席。
外なので遠慮なく喋る。
介護の話。老化の話。
ともすれば、暗くなりがちな話題も大笑い。
人の話を聞いているうちに突如として、自分の話を喋り出す。
これは、自分が喋る番を待っていたら、自分が何を喋ろうとしていたか忘れるから、とりあえず割り込む。
そうすれば話はそちら方面に流れていく。
それから転んだ話。経験者は語る。
気をつけましょう。
明日は我が身です。
ねこ吉は、今まで喋った事もない人とも笑い合った。
すんなり喋れるのは同窓会だから?
きっと思い出を共有してるからかも知れない。
同窓会に否定的だったねこ吉も、今ではどっぷり浸かってる。
尼崎駅でみんなとハイタッチして別れたよ。
家に帰っても、充実感、高揚感、テンション上がって眠れぬ夜だった。