うちの家にあるタンタンの絵本たち。
前にもかいたように、初めてタンタンを知ったのは、「七つの水晶珠」だった。
息子にタンタンをお餞別にくれたKさんは亡くなってしまった。
3Dの映画を見に行ったのは11年前。
すべて、凄い時間が経ってしまったなぁ・・・。
先日、娘が帰って来た時に、タンタン達のフィギュアを持って帰った。
ふと、今度息子が帰ってきたら、タンタンの絵本をどうするか聞いてみようと思ってきた。
20日に帰って来たので、
「この間、お姉ちゃんはタンタンのフィギュアを持って帰ったわ。
アンタ、タンタンの絵本どうする?」と聞いたら、
「少しずつ持って帰るわ。」という。
「全部、ここから送るから、住所とか入力して。」
年末、たくさんマンガを荷造りして、自分の家に発送していた。
そのとき設定してくれたクロネコヤマトの、荷物の発送システムのページで、色々入力して23日に到着するようにして帰って行った。
この箱に10冊を入れて、息子の部屋に置いていた。
改めて出して写真を撮り、埃を払い荷造りをした。
5時頃クロネコヤマトの人が荷物を取りに来てくれた。
「いってらっしゃい!息子の家で元気で暮らしてください。」
これも、ささやかなねこ吉の終活です。
これは、息子が帰ってきたら、必ず枕カバーにするバスタオルです。
20日の夜使ったので洗濯をした。
25年くらい前、ねこ吉が海外通販にハマっていた頃、タンタン好きな息子に、フランスの通販カタログ「La Redoute」で、買ってやったバスタオルだ。
確か体を洗うミトンがついていたけど、今はバスタオルだけが残っている。
凄く大きくて、分厚いバスタオルだ。
タンタンとパドック船長が付いている。
今考えれば、ねこ吉も英語も出来ないのに、フランス語のカタログを見てファックス注文したんだから、恐れを知らないというか、何というか・・・。若かったわぁ。
季節ごとに、お洒落な分厚いカタログが送られてくるのがすごく楽しみだった。
カタログもオシャレだったわ。
記念に1冊ぐらい残しておけばよかったな。
途中で、フランからユーロに変わった。
欧州付加価値税(VAT)というものがあって、日本で通販したら15%ぐらい返戻されるということも知った。
しっかり、返戻もしてもらった。
時代は変わり、海外通販もネットになった。
もう怖くて手が出せない。
Amazonで買い物するのが精一杯。
昔のように、カタログのページをめくるワクワク感はなくなった。