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今日はたぬ吉の骨シンチの検査の日。
8時半に薬を注射するために、朝早くに出かけて行った。
注射後、検査は12時半と言われていたので、それまでの時間を何処で潰すか・・・。
「病院内のカフェで本を読んでいる。」と言っていたけど、LINEに王子動物園の写真が一杯送られてきた。
昨日に比べお天気も良くなったので、病院から王子動物園に行ったようだ。
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ニュースで、パンダ舎に献花台が置かれていると言っていた。
たぬ吉もタンタンにお別れをいい、お花見をしに行ったようだ。
タンタンは王子動物園にやって来たのは2000年だったそうだ。
1993年、千葉から引っ越してきて義母と一緒に家族で王子動物園に来たときは、タンタンはまだいなかったし、2000年はすっかり子供たちも大きくなっていたので、パンダをわざわざ見に連れて行く事もなかったなぁ。
娘は一時カメラにハマり、よく写真を撮りに王子動物園に来ていたけど、息子はタンタンを見たのだろうか・・・。
突然、思い出した事。
息子が高3のとき、10月か11月頃、卒業アルバムのクラス写真を撮ることになった。
クラス写真は校舎をバックに撮ることが多い。
当時、校舎を建て替えしていたのでプレハブの仮設校舎だし、何処で撮ってもいいことになった。
各クラス思考を凝らしていて、逆に壊された校舎の前で撮ることになったが、他のクラスに先を越された。
息子のクラスは、王子動物園で、全員何故か夏服を着て撮ることに決まった。(動物園は高校から歩いていける距離)
沖縄生まれの担任K先生は大乗り気だったらしい。
きっと、写真を撮った後、園内を見て回ったようだから、その時にタンタンを見たであろう。
ねこ吉は、娘や息子が高校であった事を話してくれるのが楽しみだった。
本当にユニークで楽しい高校だったね。
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話が大きくそれたけど、たぬ吉は昼ご飯を食べる頃まで動物園にいるという。
そうだ、ねこ吉もタンタンにお別れを言いに行こう。
大急ぎで支度して、JRで灘駅で降り坂道を上る。
桜が咲いてる。
すこやかカードを提示すれば、無料で入場できます。
ゲートを入ったところで、たぬ吉が座っていた。
ねこ吉も、タンタンにさよならを言ってパンダ舎を出たら、桜の花と菜の花が花盛り。
タンタン、「願わくば花の下にて春死なん その如月の望月の頃」西行法師の歌の様ですね。
長い間、お疲れ様でした。
追記
王子動物園に来たら、ねこ吉が必ず行くところ。それは、ネコ科の皆さんが住んでる王子猫長屋。
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マヌルネコ。今日はいつもの定位置の岩の上ではなく、きりっとした顔で下にいた。
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ボブキャット。いつの間にか頬にモフモフの毛が生えていた。