昨日の午後、息子が奈良から帰ってきた。
毎年、3月には心臓の検診がある。
ねこ吉は、検査月の3月が近づいてくると、心配で憂鬱で・・・。
お墓参りに行ったり、あちこちのお地蔵さんにお参りに行きまくってひたすら祈る。
40歳を過ぎた息子に、何がかんだ注意してもどこ吹く風。
何を聞いても、「別に・・・。」という。
(雨粒が重いよね。)
「別に」は幼稚園の頃からの息子の口癖だ。
年長組の11月、腕を骨折した息子は入院して手術を受けた。
2人部屋に、大腿骨骨折をした80才を過ぎた立派なお婆さんと同室で入院していた。
ねこ吉が、「何処か痛い所はない?」とか、「大丈夫?」とか聞いても、「別に。」と答える。
それを聞いていたお婆さんに、「坊っちゃん、随分冷めてますねぇ。」と言われた。
さて、思い出話は置いておいて、検査を受けてから診察なので7時半ごろに家を出て行った。
息子は中年太り。困ったもんだ。毎日何を食べてるんだろう・・・。
検査の結果は大丈夫だろうか?ねこ吉はいてもたってもいられないくらい心配する性分だ。
先生の診察は、11時と言っていた。
結果のLINEしてくるのをヤキモキしながら待っている。
毎年、三宮で結果を聞いた後、たぬ吉と3人でランチをする。
せっかちのねこ吉は、早くから三宮に出かけて行く。
スマホを握りしめながら、ジュンク堂で待っていた。
後から来ることになっているたぬ吉にLINEをしても電話をしても繋がらない。
どうしたんだろう?心配し過ぎて腹が立つ。
息子から「心電図、エコー変化なし。また来年。今、会計待ち。」というLINEが来た。
とりあえず、ねこ吉はホッと胸を撫ぜおろす。
たぬ吉と連絡が取れない事が気がかりで、自宅の電話に掛けたらやっと出た。
どうしてLINEにでないのよ!
聞こえなかったんだって。
息子が会計を終えてポートライナーの改札口に来た時には、たぬ吉も着いていた。
ねこ吉は2人分心配して、へとへとに疲れた。
トゥーストゥースでランチ。
キャベツのポタージュだって!
茶味豚のグラタン仕立てだって。
パンは食べ放題だったけど、そんなに食べられるものじゃないし・・・。
トゥーストゥースのランチはずいぶん値上がりしていた。
今年も恒例行事が無事終わった。よかったわ。
息子は、ランチを食べたら、一刻もも早く親からから離れたい。
食べるのも超早い。
まぁ、40歳すぎてマザコンなら、それはそれで困るんだけどね。
息子とはさんちかタウンで別れた。たぬ吉は古本屋に行った。
ねこ吉は、大丸まで歩いた。
大丸の店内を見て回っても、あまりにも高い。
痛む足を引きずって三宮まで戻り、バス停に来たら、「さっきバスは行ってしまったよ。」という声。
誰?ねこ吉に話しかけるのは。ジジイに声をかけられるのは嫌なのよ。
振り向いたらたぬ吉だった。
一緒にバスに乗って帰ってきた。
疲れがどっと出て、何もする気が起こらない。
ホットカーペットの上でだらだらとブログを書いている。