ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

年だからとあきらめるのはやめよう

2016-05-06 18:59:00 | 日記
今月、私はまた一つ年を取ります。
こんな年まで生きるとは。我ながら信じらんないです。
20歳の頃、30代の人ですら年寄りに見えました。
60歳なんて、もう生きてる必要ないじゃん、とも思っていました。
でも、まだ生きてるんだよね。
そして、中身はほとんど20歳の頃と変わらない!
見た目はかなり劣化してるけど、感性は同じなのですね。
ただ、人生を歩んできた分、少し利口になり、少し知恵もつき、少し世間もわかってきました。

でもね、くどいようだけど、中身は一緒なのです。
人間は年を取らない。
それが私の実感です。
そう、年なんて取らないのです。

ロバート・マキャモンの「少年時代」にたしかこんな言葉がありました(うろ覚えですが)

「誰も大人にならない・・」

12歳の多感な少年が遭遇した殺人事件やファンタジックな物語。
魔女なんかも出てきたりして、ノスタルジーに満ちていて、すごく面白かった。
スティーブン・キング好きの私としても、再読したい小説の一つです。

それはさておき、
誰も大人にならない・・
というのは、ある意味そうだと思います。
三つ子の魂百まで・・と日本の諺ではいいますが(ちょっと違うか)。

外国人に日本語を教えていていいなと思うのは、
英語には年齢差別がほとんどない、ということ。
6歳の少女も、私のことをファーストネームで呼び、YOUで話しかけてきます。
25歳の青年とも対等に話ができます。
年上だからといって、敬遠されたりすることもありません。
意見を言うときは平等です。
それって、すっごく精神的に楽。
そして、たとえ70歳だろうが80歳だろうが、遠慮する必要は全くない。
若い人たちと対等に話ができる。
こんなに素敵なことはありません!
日本じゃちょっと考えられない。

もちろん年上を敬うことの良さもあります。
でも、敬われているうちに、なんだかひどく年取ったような、敬遠されているような、仲間はずれにされているような、妙な気分に陥ることがありますが、
英語だと、そんなことを気にする必要なく、話の中身に集中できるのです。

私の英語はまだまだですが、
それでも、
英語ができるといろんな国の人たちと話ができて
それは楽しく面白いです。
コミュニケーションの手段として、英語は世界じゅうで通用する言語になりつつあります。
なので、私はもっと英語をブラッシュアップせねば。

年取ってる暇なんてないのです。
年がいもなく、若い人たちと一緒に騒いだりしてます。
ひょっとすると、年寄りのくせにと思われてるかもしれません。
でも、それでもいいじゃん。
引っ込み思案になる必要なんてないのです。
私自身が楽しければ。

最近、同世代の友人たちが口をそろえて、
「もう年だし・・」「年だからムリよ・・」「もう婆さんなんだから」
というのを聞いて、
自分から年寄りだと言うのはやめよう!
年齢を言い訳にするのはやめよう!
といいたくて書きました。

私たちには、
まだやることがたくさんあるのです。
年のせいであきらめるのはやめよう。
最後までしぶとく生き続けよう!
コメント
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