(これは2017年11月10日の記事です)
しばらくのご無沙汰でした。
キャリカレの通信教育「メンタル心理カウンセラー」の試験に合格し、晴れてカウンセラーの資格を取得しました。いよいよカウンセラーとして第一歩を踏み出す・・と言いたいところですが、そうは簡単にいかないようです。
まずは自分自身のカウンセリングをして、内面をクリアにしておかなくてはいけないし、もっと勉強も必要です。
現在「上級心理カンセラー」の勉強中です。
こっちの方がずっと面白いです。ようやく心理学の各論に入った感じで、交流分析とか論理療法とか認知行動療法なんかを勉強しています。カウンセリングは今しばらくお待ちくださいませ。
ところで、
先日も書いたティグ・ノタロの「ワン・ミシシッピ」(10月14日の記事)のシーズン2が早くもAmazonプライムで公開されたので見ました。
シーズン2は、ゲイや性的虐待の話などが中心で、シーズン1より見る人を選ぶドラマになっていますが、やはり面白いです。
(随所に笑いが散りばめられているのは同じ)
とはいえ、これ、ティグ・ノタロの自伝的作品。
彼女が実際に経験したことが描かれているわけで、アメリカという国の闇をまた見てしまったという感じです。
(ま、日本でも似たような闇はあるのだけど、日本じゃこんな作品はできないでしょう)
とはいえ、あいかわらずティグの飄々とした表情からは、なかなかシリアスさは伝わってこないかもしれません。そこが彼女のすごいところなんだけど。
今回は、DJの相棒のケイトに降りかかったある事件をきっかけに、ケイトもまたゲイかもしれない、という展開もあり、見応えあるドラマに仕上がっています。
また、なかなか恋人ができなかったレミ(ティグの兄)にも恋人ができ、しかも、あの堅物のビル(ティグたちの義父)にまで恋の予感が・・
というわけで、最後は家族全員がハッピーエンドでよかったね、という終わり方なのでご安心を。
それにしても、アメリカ南部って、いまだにこんなに差別的なのか、という驚きもあります。
たとえば、ビルが倒れて入院したという知らせを受けて彼女が駆けつけると、病院の受付の女性が、ティグにビルの病室を教えてくれない。
なぜかというと、彼女がゲイに見えるから。
ゲイは病院には入れない、とはっきり言われるのです。
マジで!
また、レミの新しい恋人のデゼリが、
「子どもって恐竜なんか信じてるのよね」という場面もあります。
ティグが「恐竜を信じてないの? だって博物館にいるよ」といえば、
「恐竜の骨だか何だか知らないけど、私は実物は見てないわ。見てないものは信じない」と断言する場面もあります。
進化論を否定するキリスト教もけっこう恐ろしい。
ティグはゲイというだけで差別され、性的虐待を受けたとラジオで発言したことでスポンサーが全部降りてしまい、散々な目にあいますが、あいかわらず淡々と飄々と、あわてず騒がず彼女のやり方を通します。実に見事です。
日本人はともすると、大多数の意見に流される傾向がありますが、ティグのように過酷な経験をした人にとっては(彼女は自分なりのやり方で乗り越えてきたのですが)、些細なゴタゴタはあまり気にならなくなるのかもしれません。
ともかく、
周囲から否定されているように感じたとき、自分だけのけ者にされていると感じたとき、ティグを思い出すといいかもしれません。我が道を行く、というのはこういうことなんだと。
それから、
ビルの恋愛が意外で面白かった。
人ってわからないもんですね。
だから、人生は面白いのよね。
しばらくのご無沙汰でした。
キャリカレの通信教育「メンタル心理カウンセラー」の試験に合格し、晴れてカウンセラーの資格を取得しました。いよいよカウンセラーとして第一歩を踏み出す・・と言いたいところですが、そうは簡単にいかないようです。
まずは自分自身のカウンセリングをして、内面をクリアにしておかなくてはいけないし、もっと勉強も必要です。
現在「上級心理カンセラー」の勉強中です。
こっちの方がずっと面白いです。ようやく心理学の各論に入った感じで、交流分析とか論理療法とか認知行動療法なんかを勉強しています。カウンセリングは今しばらくお待ちくださいませ。
ところで、
先日も書いたティグ・ノタロの「ワン・ミシシッピ」(10月14日の記事)のシーズン2が早くもAmazonプライムで公開されたので見ました。
シーズン2は、ゲイや性的虐待の話などが中心で、シーズン1より見る人を選ぶドラマになっていますが、やはり面白いです。
(随所に笑いが散りばめられているのは同じ)
とはいえ、これ、ティグ・ノタロの自伝的作品。
彼女が実際に経験したことが描かれているわけで、アメリカという国の闇をまた見てしまったという感じです。
(ま、日本でも似たような闇はあるのだけど、日本じゃこんな作品はできないでしょう)
とはいえ、あいかわらずティグの飄々とした表情からは、なかなかシリアスさは伝わってこないかもしれません。そこが彼女のすごいところなんだけど。
今回は、DJの相棒のケイトに降りかかったある事件をきっかけに、ケイトもまたゲイかもしれない、という展開もあり、見応えあるドラマに仕上がっています。
また、なかなか恋人ができなかったレミ(ティグの兄)にも恋人ができ、しかも、あの堅物のビル(ティグたちの義父)にまで恋の予感が・・
というわけで、最後は家族全員がハッピーエンドでよかったね、という終わり方なのでご安心を。
それにしても、アメリカ南部って、いまだにこんなに差別的なのか、という驚きもあります。
たとえば、ビルが倒れて入院したという知らせを受けて彼女が駆けつけると、病院の受付の女性が、ティグにビルの病室を教えてくれない。
なぜかというと、彼女がゲイに見えるから。
ゲイは病院には入れない、とはっきり言われるのです。
マジで!
また、レミの新しい恋人のデゼリが、
「子どもって恐竜なんか信じてるのよね」という場面もあります。
ティグが「恐竜を信じてないの? だって博物館にいるよ」といえば、
「恐竜の骨だか何だか知らないけど、私は実物は見てないわ。見てないものは信じない」と断言する場面もあります。
進化論を否定するキリスト教もけっこう恐ろしい。
ティグはゲイというだけで差別され、性的虐待を受けたとラジオで発言したことでスポンサーが全部降りてしまい、散々な目にあいますが、あいかわらず淡々と飄々と、あわてず騒がず彼女のやり方を通します。実に見事です。
日本人はともすると、大多数の意見に流される傾向がありますが、ティグのように過酷な経験をした人にとっては(彼女は自分なりのやり方で乗り越えてきたのですが)、些細なゴタゴタはあまり気にならなくなるのかもしれません。
ともかく、
周囲から否定されているように感じたとき、自分だけのけ者にされていると感じたとき、ティグを思い出すといいかもしれません。我が道を行く、というのはこういうことなんだと。
それから、
ビルの恋愛が意外で面白かった。
人ってわからないもんですね。
だから、人生は面白いのよね。
