ちょっと古い映画ですが、
「最高の人生の見つけ方」
をまた見てみました。
というのも、神津島で出会った若いカップルと話をしていた時、一人が「グランドキャニオンで見た星空がすごかったです」と言い、私はまだ行ったことがないので、
「グランドキャニオンは私のバケットリストの一番上にあるのよ」
と話したのですが、その時、改めてバケットリストのことを思い出したのでした。
Bucket list
自殺する人が最後に踏み台にしたバケツを蹴って仕上げをすることから「死」を意味するようになったそうで、つまりは「死ぬ前にやっておきたいことリスト」という訳です。
この映画はバケットリストを実践する話です。
ガンで余命半年あまりを宣告された二人の老人(ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン)が病院で死ぬのを待つよりは最後に人生を謳歌したいと、病院を抜け出して二人で世界旅行をする、というお話。
まあ、普通の人には無理だけど、エドワード(ジャック・ニコルソン)はものすごいお金持ちでね、プライベートジェットなんか持っちゃってるんですよ。
そりゃあ、プライベートジェット持ってれば何だってできるわさ、と思ったのですが、
まずは、スカイダイビングから始めるあたりがすごい。
なんと、80代の老人二人はこれをこなしてしまうのです!
これを見ていると、なんだか自分にもできそうな気がしてくるから不思議。
所詮金持ちの道楽、と片づけてしまえばそれまでですが、
死を目前にして、大半の人が後悔するのは、
「もっと冒険しておけばよかった」
ということらしい。
そこで私も、日々の些事に翻弄されるのをやめて、思い残すことがないように、最後のチャレンジをしてみたいと思い始めました。
私のバケットリストの一番上にあるのは確かにグランドキャニオンだけど、ちょっと遠いので、その前に足慣らしとして、
島に行こうと思っています。
神津島がすごくよかったのでね。
八丈島にも行ってみようと思っています。
去年、下北沢病院で同室だった方が八丈島の魅力を語っていたので、ぜひ行ってみたいと思いつつ気がつけば一年が過ぎていた。
最近、気がつくと平気で一年や二年が過ぎている。
石垣島も行ってみたい。ここには天文台があるので。
また、九州のたちばな天文台にも行ってみたい。
行ってみたい場所が山ほどある。
人生の残り時間を考えたら、躊躇している暇はありません。
どんどん出かけていき、新しい経験を積んで、また新しいことに挑戦していきたい。
その前に身軽になっておきたいので、家の片付けは必須よね。
というわけで、
らせん状にループを描いて、私の人生は向上し続けるのです。
映画では、二人ともバケットリストを完結させて無事極楽往生したようです。
皆さんもどうか後悔のない人生をお過ごしくださいませ。