ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

僕のワンダフル・ライフ/僕のワンダフル・ジャーニー

2023-11-25 11:46:41 | 映画

急に寒くなったのでちょっと体調崩してましたが、復活しました!

体調がよくない時はこういう平和な映画に限ります。

「僕のワンダフル・ライフ」(2017年)
「僕のワンダフル・ジャーニー」(2019年)

二編とも前に見たのですが、再度見てみて、いい映画だなあと改めて思ったので紹介します。

これ、犬の転生の物語です。

イーサンという少年とベイリーという犬が出会い、犬は寿命が尽きた後もイーサンに会いたくて転生を繰り返す、というお話です。

輪廻転生を私は信じているので、これは犬の物語であると同時に人間の物語でもある、しかも真実の物語であると思っています。

続編の「僕のワンダフル・ジャーニー」の方は、イーサンの孫娘のCJ(クラリティ・ジューン)の話になります。

年老いたイーサンは転生したベイリーに孫娘を守ってほしいとお願いし、

ベイリーはまたしても、何度も転生してはCJと出会い、彼女を見守り続けるというお話。

イーサンとハンナの出会い、CJとトレントの出会いもベイリーが助けます。

ベイリーは犬らしく陽気でほがらかで目の前にあるものを追いかけ、食べ物を欲しがり、いたずらをし、嫌いな人には噛みついたりもします。

犬は常に「今ここ」を生きている。

でも、ベイリーはちょっと特殊な犬で、前世の記憶を保ち続けています。

何度も転生するので、その度に犬種が変わり飼い主が変わり名前も変わるのですが、彼は自分がイーサンのベイリーであることを忘れません。

私たちが転生するとき、前世の記憶はなくなるようですが、どこか魂の奥の方にそれは隠されているだけなのかもしれない。

そして、ベイリーのように、今この瞬間を生きていればきっと未来は明るい。

そう思わせてくれる物語です。

イーサン役のデニス・クエイドがいい!

「僕のワンダフル・ライフ」ラッセ・ハルストレム監督作品ですね。

「HACHI約束の犬」の監督でもあります。

また「ギルバート・グレイプ」「サイダーハウス・ルール」などの監督でもあります。

私はラッセ・ハルストレム監督の映画が好きでかなり見てます。

人生、捨てたもんじゃないと思えるし、前向きに生きていこうという気になれる映画ばかりなので。

最近の映画はアクションが多く、暴力シーンも当たり前のように登場しますが、

やっぱり最後はこういう暖かい気持ちになれる映画がいいよね。

(ゴジラも好きだけど、一日の終わりに見るのはこういうのがいい)

私たちの人生もまた、終わりの時は新しい人生への出発の時なのだと思えば、

死ぬのはそう怖くなくなるかもしれない・・(まだわからないけど)

という気持ちにさせてくれる映画です。

 

コメント
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