前回書いたとおり、食の見直しを実行しています。
あれ以来、小麦、植物油、乳製品、甘いモノはほとんど食べていません。
でも、「ほとんど」というのは少しは食べている、ということで、
吉野先生に言わせると、食べていることを隠そうとしているのだそうです。
なぜ隠すのかというと、中毒になっているから。
たしかにねえ。
でも、私的にはかなり努力しているつもりです。
例えば、朝食は白湯とバナナ(半分)、コーヒー、昼食は野菜スープとご飯、おかず(前の日の残り)。
野菜スープは大野沙織の本「超解毒スープ」(ワニブックス)を参考に毎日作っています。
大野沙織氏は鍼灸師。若い頃腎盂炎を発症して腎臓が1つしか機能していないそうです。いかに腎機能をアップさせるかについて、YouTubeで「腎機能アップちゃんねる」を開設しています。
(私自身、関節リウマチの治療のため長年の間強い薬を使用し続けてきたので、腎臓肝臓への負担がかなり大きいと思う)
この解毒スープがなかなか美味しくてね。
これを、夕飯では味噌仕立てにして、ご飯とぬか漬け、鰯の煮つけやサバの塩焼きなどをおかずにしています。もう完璧ですね。
こういう食事をしていると健康になるのね、
とは思いますが、実をいうと完璧からはほど遠い。
何しろ我家には甘いモノの備蓄が山ほどあって、ほとんど(つまり全部ではない)息子に持っていってもらったのですが、食べかけが少し残っています。
たとえば、無印のひとくちブラックウエハース(これちょっとつまむのにいいのよ)、おみやげでいただいたクッキー(だっていただき物なんだもん)、冷蔵庫の隅にちょこんとあったチョコ(ちょっとだけね)等々・・
乳製品はもともと体にあわないので取らないのですが、チーズだけは好きでよく買ってました。
カマンベールチーズもひと箱、冷蔵庫に残っている。
これらを毎日ちょっとずつ齧ってます。ネズミみたい、と自分でも思う。
実にイヤシイ。でも、もったいないじゃん、というのが口実です。
それこそが中毒であることの証だ、と吉野先生は言いますが。
あと、口さみしい時は無印のおつまみするめ、茎わかめ、焼きうるめいわし、などをつまんでます。
三好達治は詩を書きながらスルメイカを噛んでいたそうです。噛むことで前頭前野が活性化されるからね。
でも、いろいろ気をつけているつもりでも、既製品にはやはり植物油、小麦、砂糖が含まれているものが多く、避けるのはけっこう難しい。
ミニマリストの時も感じたのですが、何事もほどほどに、が良い。
というわけで、少しずつ減らしていく、というやり方でやっておりますが、
それじゃあとダメだ、と吉野先生はおっしゃるのですね。健康になりたかったら一刀両断のもとに断つことだと。
たとえば、禁煙した、といっても週に1本吸っていたら、禁煙とは言わない。
同じように、週に一度チョコひとかけでも食べたら、甘いモノを断ったとは言わない、わけですね。
いやはや、一体どうなることやら。
でも、一つだけ言えるのは、パンを食べなくても平気になった、ということです。
シナモンロール、もう食べないだろうなあ。
しばらく時間を置いてみて、シナモンロールなどの菓子パンがどんな風に見えてくるか楽しみです。
しばらくは、これを続けるつもりです。
私のことだから、挫折するかもしれないけどね。暖かい目で見守ってくださいまし。