数年前にKindle本を数冊出しました。
若い頃に書いた小説などで未熟な作品が多いのですが、個人的に思い出があるのでKindleに残しておこうかと思って。その中の一冊に、
「龍の谷にいったさやか」
というファンタジーがあります。
桃の花の祭りの日に少女さやかが桃畑で龍の三郎と出会い、龍の住む国に行くというお話です。
ちょっと「パフ(Puff the magic Dragon)」の日本版のような話です。
全部自作なので、Kindle本の表紙が難しく、ただの桃の木の絵柄になってしまいました。
これじゃ中身が全くわかりませんね。
チャットGPTが絵を描いてくれると知って、さっそく依頼してみたら、冒頭のような絵が出来上がりました。
なんてこと!
AIはこんなことまで出来るのか!!
道理で最近、PC上にCGっぽい絵柄が出回っているわけだ。
この絵が数秒で出来上がってしまうことに驚きあきれ、また少々ビビっています。
しかも、最初に描いてもらった絵が少しイメージと違っていたので(さやかの着物が白で構図も少し違いました)依頼し直したら、すぐに修正した絵を描いてくれました。
これが最初に描いてくれた絵↓ これもいいんだけどね。
AIがここまで出来るなら、イラストレーターは廃業するよね。ついでに物語作家も廃業するかも・・
今はまだCGぽい絵柄ですが、そのうち人間が描いたのかAIが描いたのか区別がつかなくなる日が来ることは間違いない。
これからAIが発展して人間にどんどん近づいていくと、世の中からどれだけの職業が失われていき、どれだけの人が職を失うことになるのだろうか・・
文章添削士なんて、もしかすると真っ先に仕事を奪われてしまう職業の一つかもしれないなあ・・なんて思いました。
物語作家の創造性だの個性だのも、だんだん怪しくなってくるような気がする。
書きたい物語はあるのだけど、AIに勝てるかなあ・・・
(「龍の谷へいったさやか」はAmazon Kindleで購入できます。表紙を替えようと思っているので購入する方は少し待ってくださいね)
(おいらはCGじゃないぞ)