ウクライナの戦争は終息の兆しもみえず長期化の様相を呈してきています。
日々TV等に流れる映像は悲惨さを極め、なぜ同じ人間同士が争い殺しあわねばならないのかと
悲しくなります。
私自身の周囲を見回せば、戦争ほど悲惨ではありませんが、人々の対立や混乱が渦巻いており、
一体これはどうしたことか。
あっちでもこっちでも、一体どうして?
インド占星術によると、4月末まで木星と土星が山羊座に滞在するので、世界的に不穏な出来事が起きやすいそうです。
最近、こんなことわざを習いました。
"As above So below"
古代エジプトの錬金術師ヘルメス・トリスメギトスは、錬金術の奥義をエメラルドの板に書き残したと言われています。
そのエメラルドの板に刻まれた言葉がこれ。
"As above So below"
(上なるものは下なるものの如く、下なるものは上なるものの如し)
エメラルドタブレットの翻訳(一部)wikipediaより。
「これは真実にして嘘偽りなく、確実にして最も真正である。
下にあるものは上にあるもののごとく、上にあるものは下にあるもののごとくであり、
それは唯一のものの奇蹟を果たすためである。
万象は一者の観照によって一者に由って起こり来たれるのであるから、万象は一つのものから適応によって生じたのである。
太陽はその父、月はその母、風はそれを胎内に運び入れ、地はその乳母である。
全世界におけるあらゆる完成の父はここにある。
それが地に転じるならば、その力は円満となる。
地を火から、微細なものを粗大なものから、非常なる勤勉さで丁寧に分離するがよい。
それは地から天に昇り、ふたたび地へと降って、上位のものと下位のものの力を受けとる。
この方法によってそなたは全世界の栄光を得、
それによって一切の無明はそなたから去るであろう・・」
つまり、世界はフラクタル(マトリョーシカのような入れ子構造)であり、宇宙で起きているマクロな世界と、私たちの周囲で起きているミクロな世界は互いに相関しあっているというのです。
世界で悲惨な戦争が起きているということは、私たち自身の中にある不安や恐れと無関係ではないということ。
独裁者だけが悪者なのではなく、独裁者を生み出したのは、私たち一人ひとりであるということ。
これ、なかなか難しい問題ではありますが、
バシャールはこう言ってますね。
世界は私自身の反映である、と。
この世界は、映画館のスクリーンに映画を映すように、私自身を投影した映像であるのだと。
最近、量子物理学の方面でも、
人間の意識が物理的な現実に作用することを、
実験で確かめたりしているようです。
意識が現実を作りだす。
それが真実なら、私自身の意識を変えれば、外側で起きていることも変わるはず。
私が変われば、
戦争は終わる・・
はず。
"As within So without"
(内なるものは外なるものに通じる)
ということわざもあります。
私たち一人ひとりが日常の中で、
明るく活き活きと生きていくことこそが、
遠回りに見えるけれど、実は戦争を終結させる一番の近道なのかもしれません。
「今いるところで、あなたのできることをしてください」
かつて、ホピ族の人たちが日本に来て語った言葉です。
あれからもう30年以上の時間がたちました。
でも、人類はまた懲りずに戦争をしています。
戦争を終結させるために、
私たちにできることを、一つずつ考えていきたいと思います。
希望を失わず、光をめざして。
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