越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

深夜の乗り過ごしはきつい

2008年02月16日 | 小説
ある晩、入試採点の仕事を終えて、駿河台キャンパスの近くの飲み屋に、フランス思想の専門家、合田正人さんを誘って飲みにいき、いつものように意気投合して、鹿児島産のいも焼酎のボトルをふたりで開けた。

秋葉原で電車に坐れたのが間違いのもと。そのまま眠ってしまい、目が覚めたら、とんでもないところを電車が走っていた。すでに上りの電車がないので、次の駅で降りてタクシーで帰った。つくばTXは、駅と駅の距離が長く一駅乗りすごすと、タクシー代で(とくに深夜料金がプラスされて)、1000円札が2枚ぐらい飛んでゆく勘定。だから、ドアが閉まろうとしたときに、目が覚めると、ガクっとくるぜ。

数年前に、いちど終点(守谷)まで行ってしまいタクシーで帰ったことがあった。8000円かかった。それ以来、酔って坐って眠るのを自分に禁じていたが、なぜか気が緩んで、やってしまった。こんどの電車はつくばが終点だったので、もしそこまで行ってしまったら守谷どころではないので、野宿だったな。