越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

ことばは難しい。

2012年03月12日 | スポーツ

だから、ことばは難しい。

ダルヴィッシュがセンター越えの二塁打を打たれたことに対して、

芯は外れたと思ったが、意外とパワーはありますね、という趣旨のコメントを通訳をとおして伝えた。

が、打った選手には、前半の部分しか伝わらず、気分を害したらしい。

ダルヴィッシュは、通訳のためにも、誤解をさけるために、アメリカ英語環境では、結論の部分だけいう必要があるかもしれない。


西部劇の好きなアメリカ人

2012年03月12日 | スポーツ

どうもアメリカ人は、相変わらず西部劇が好きなようで、対決(ライバル)をこしらえたがる。

ダルヴィッシュの発言を受けて、サンディエゴでは、6月のインターリーグで、

テキサスレンジャーズがサンディエゴでヴェナブレと対決する日を待ち望んでいる、と。

しかし、レンジャーズのワシントン監督は、いたって冷静で、

もしユーがそういう強気でいるなら、それもよし、と認めている。

昨年のワールドシリーズを見ても、試合になると、熱くなる監督だが、

実は、落ち着いた思慮に富む監督なのだ。


ダルヴィッシュマニア

2012年03月09日 | スポーツ

 

8日のダルヴィッシュのピッチングは、アメリカでも話題になっている。

キャンプ先のアリゾナの地元紙そのデビュー戦を取りあげたが、

1時から始まる試合の4時間前から席取りをする日本の報道陣(カメラマン)のマニアぶりを多少の皮肉をこめて語っている。

ダルヴィシュは日本から「サーカス」の一団を連れてきた、と。

全国紙のUSA TODAY も、オープン戦でのデビューをとりあげ、

対戦したサンディエゴ(パドレスがんばれ!)の選手のコメントを載せている。

いわく、彼は日本とアメリカとESPN(スポーツ放送局)を背負って,いろんなプレッシャと戦わなくちゃいけない。

でも、やつは7種類の球を投げ分けるから、まるで任天堂の野球ゲームみたいだよ、と。

 


「美しい島」

2012年03月06日 | キューバ紀行

おかまのデニスに連れていってもらったハバナのゲイバーの

スクリーンに、マドンナの「美しい島」スペイン語で、La Isla Bonita (イスラ・ボニタ)

のMTVビデオが流れていた。

そのとき、ふと「美しい島」とは、キューバのことなのか、と思った。

 

 

こちらで歌っているのは、最初は中南米の歌手かな、と思ったが、

alizee アリゼという、85年生まれのコルシカ島出身のフランス人歌手らしい。

最後に発する「メルシ!」でわかった。

マドンナより若いし歌もうまいかもしれない。

マドンナのカリスマ性や妖婉さはないが、若さとセクシーさはある。

<!-- マドンナ -->