きょうのイファ占いのワークショップ)(下北沢のボデギータ、15時)では、サンテリアの踊りや歌に出てくるイェマヤー・アセスのことを中心にオリチャの物語を紹介して、歌を歌たり踊ったりする際の参考にしていただけたらと思っています。まだ席に余裕があるみたいなので、興味のある方はどうぞ。
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月28日 - 00:23
#Cuba, #santeria, #ifa adivinación, #ifa workshop,… instagram.com/p/BUA-shulocO/
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月13日 - 11:12
アクション > 行動のよびかけ > 【緊急声明】水田理事長の追放と城西大学の混乱を憂慮する | ウィメンズアクションネットワーク Women's Action Network wan.or.jp/article/show/7… @wansmtさんから
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月11日 - 11:39
この問題は結局、文科省が絡んでいる。民間レベルでみんなでささやこう。 【緊急声明】水田理事長の追放と城西大学の混乱を憂慮する | ウィメンズアクションネットワーク Women's Action Network wan.or.jp/article/show/7… @wansmtさんから
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月11日 - 11:43
今年度から明大の学長特任補佐になってもらった池田純さんのインタビュー記事が日経新聞に載った。記事を書いたのは、僕の尊敬する吉田さん。明治だけでなく日本の大学スポーツ全体の活性化(単に勝った負けただけでなく、楽しむものとして)を図り… twitter.com/i/web/status/8…
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月11日 - 12:03
毎回、同じ曲を歌いながら、客に退屈させないで、最後まで聞かせてしまう歌手のような作家。 goo.gl/2ljxTu
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月9日 - 20:38
落伍者の流儀 西村賢太『芝公園六角堂跡』
越川芳明
「落伍者には、落伍者の流儀がある。結句は、行動するより他に取るべき方途はないのである」(72)
作家が自虐のユーモアを込めて「低能の中卒」(178-79)と称する主人公は、あれこれ悩んだ末に、そう覚悟する。
表題作「芝公園六角堂跡」から始まり、「終われなかった夜の彼方で」「深更の巡礼」「十二月に泣く」と続く連作集だ。時間的には2015年の、2月から12月までの1年間を扱い、等身大の主人公に仮託して、作家自身の内面を掘り下げる。
テーマと文体の両面から見ていこう。
まずは「初心にかえる」という全四作を貫くテーマから。北町貫太は、いま48歳にならんとしている。29歳のとき以来、私小説作家の藤澤清造(ともに旧字体)の「歿後弟子」を自称し、藤澤の作品を唯一の心の支えにして生きてきた。だが、最近は、そのことを忘れがちになっているようだ。
ちなみに、芥川龍之介の『或阿呆の一生』の中に、次のような一節がある。
「彼はこの画家の中に誰も知らない彼を発見した。のみならず彼自身も知らずにいた彼の魂を発見した」と。
「或る阿呆の一生」の主人公と画家の関係は、北町貫太と藤澤清造の関係にそっくり当てはまる。なぜなら、人生の「落伍者」であるのを自覚している北町貫太にとって、藤澤の作品こそが「救いの神」(59)であり、「泉下のその人に認めてもらう為だけに書く意慾」(54)を持ってきたからだ。誰も知らない藤澤の素晴らしさを「発見」して以来、所詮、「死者への虚しいーーあくまでも虚しい押しかけ師事に他ならない」(180)と知りつつ、能登の菩提寺で師匠の月命日の供養を欠かさず続けてきた。
そんな「落伍者」が、あろうことか、数年前に、最高に栄えある文学賞を受賞。それにより一気に「虚名」があがり、テレビ出演のアルバイトも舞い込むようになる。少年時代にひたすら憧れていた有名歌手とも、親しい付き合いをしてもらえるようになる。
だが、北町貫太は、何かがおかしいぞ、と自覚する。「自身の出発点たる思いの意識がいつか薄いものになってゆき、頭の片隅ではその不手際を認識しつつも、立ち止まって、つくづく省みるまでには至っていなかったのだ」(79)
要するに、「何んの為に書いているかと云う、肝心の根本的な部分を見失っていた」(70)と気づき、「野暮な初一念に戻」る(179)決心をくだすのである。
法哲学者の土屋恵一郎によれば、「初心忘れるべからず」という名言を日本人で最初に吐いたのは、能役者の世阿弥だという(『世阿弥の言葉』)。その意味は、現代とは少し違っていて、世阿弥は私たちが生涯において三度、「初心にかえる」必要性と向き合わねばならないと説いた。私たちは青年期、中年期、老年期にそれぞれに異なる身体的、精神的な課題を突きつけられるからだ。
土屋は青年期の「初心」について、『風姿花伝』の言葉を引く。
「ただ、人ごとに、この時分の花に迷いて、やがて花の失するをも知らず。初心と申すはこのころの事なり」(新人であることの珍しさによる人気など、すぐに消えてしまうのに、それも知らないで、いい気になっていることほど、愚かなことはない)(『世阿弥の言葉』112)
「新しさはいつでも次の新しさに取って代わられる。新しさゆえに注目を集める時は、「初心」の時である」(113)。土屋はそう解説し、続いて中年期、老年期の「初心」について述べるのだが、ここでは割愛する。
北町貫太は、芝公園のホテルの一角で開かれた人気歌手のライブに「ご招待」される。世間的に見れば、作家先生として順風満帆である。だが、会場に着いて、なぜか彼は近くの公園の方には背を向けている。そこは、かつて敬愛する作家が野垂れ死にした場所であり、見て見ぬふりをしているのだ。
年齢的には中年期に達しているが、作家としてはまだ「新人」の部類にすぎない。いっときだけの珍しさで花を咲かせても仕方がない。北町貫太はそのことに気づくのだ。
「やはり無意味な交遊、華やかな思いなぞは遠慮なく壊してでも、彼は野暮な初一念に戻りたいのである」(179)。
西村賢太の文体についても触れておきたい。確かに、偽悪的で自虐的な語り口が目立つ。「彼は所詮、わけの分からぬ五流のゴキブリ作家なのだ。/何しろ性犯罪者の倅(ルビ:せがれ)である。おまけに人並みの努力は何一つできなかった、学歴社会の真の落伍者である上、正規の職歴も持たぬ怠惰な無用の長物である」(70)。
だが、この調子で突き進むと思いきや、たくさんの異名を有するポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアばりの「多重人格」ぶりを発揮するのである。
例えば、作家は愚者であり賢者でもあるような両義的なキャラクターとして北町貫太を創造する。性格が病的に誇り高い一方、根の稟性(ひんせい)がかなり下劣であるとか、傲然と行動するくせに根が気弱な後悔体質でできていているとか、陰気な一方、根が目に余る調子こきにもできているとか・・・。そのように、たった一人の北町貫太の中にたくさんの周縁に追いやられた「他者」の声をそそぎ込み、それを文体に反映させる。「私小説」でありながら、ラディカルで斬新な印象を受けるのは、そのせいだ。
言い換えれば、それは「演技者」としての自覚とも結びつく。北町貫太は、複数の人間を演じる謎の存在なのだ。「五十年前の田舎者」のような、みすぼらしい「ユニフォーム」を身にまとっているが、ただの汚い身なりの浮浪者ではない。田中英光、藤澤清造、川崎長太郎らの、私叔する「私小説書き」たちの心意気に倣いつつ、作品に登場する主人公のダサいイメージを壊さないように、わざと「ダメ人間」を演じているのだ。
かくして、作家は次なる「初心」のときが来るまで、「私小説」という形式をこの作家でしかできない仕方で鍛え直す。まるでかつてのヒット曲を、声の出し方を工夫して歌い続ける有名歌手のように。それが「落伍者の流儀」なのだ。(了)
(『新潮』2017年6月号、pp.248-249)
土屋さん(明大学長)がこのGWのあいだに、国連事務総長に会ったよ。
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月8日 - 17:45
Secretary-General Meets President of Meiji University via @UN_Photo #UN unmultimedia.org/s/photo/detail…
The urge to learn is an ongoing process blogs.arts.ac.uk/csm-short-cour…
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月8日 - 17:58
林さんの絵と学習成果が載っている
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月8日 - 17:59
The urge to learn is an ongoing process blogs.arts.ac.uk/csm-short-cour…
明大4年柴戸海(政経学部)の、2018年度、浦和レッズへの加入が決まったらしい。jufa-kanto.jp/news.php?kn=11…
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月6日 - 16:57
本人が書いていたね。 twitter.com/pu6mpjnht4qief…
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月6日 - 17:00
きょうもミスが多く、苦戦を強いられた。だが、後半いつもより気持ちが強く出て、0-2から逆転勝ちできた。自分と仲間を信じていけば、まだまだ十分優勝を狙える。木戸キャプテンの存在感が光った。渡辺も前回の試合のシュートミスの帳尻を合わせた mobile.twitter.com/syutospo/statu…
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月6日 - 22:24
2017年5月のイファ占い(ハレタル・ウェブ誌)を公開しました。みなさん、良いGWをお迎えください。
— 越川芳明(ロベルト・コッシー) (@roberto410) 2017年5月3日 - 10:27