10月28日の『日経新聞』<日曜読書>欄に、『ギターを抱いた渡り鳥 チカーノ詩礼賛』の書評が載りました。ウェブ上でも見られます。 http://www.4mo4.com/biz/063/index.php?page=all
評者いわく「経済のグローバル化に後押しされるようにして、世界レベルで文化の混交が急速に進んでいる。メキシコから遠く離れた島国に住む私たちもまた、「静的かつ固定的な主体ではなく、たえず意味を付け加え、意味を変えていくボーダーの人」たらざるをえないのだと、本書を読んで気づかされた」と。
『現代詩手帖』(思潮社)の11月号でも、管啓次郎さん長い書評を書いてくださった。人の情けが身にしみる。「運動感にみちた各章は、散文(紀行、物語)と訳詩連作の交替によって進行する。ロベルトのつぶやきめいたナレーションを聞きながら、詩の背景をなす土地に案内され、さあどうぞ、と詩という危険なお茶をふるまれているみたいだ」
管さん、よくいってくださった。そうなのだ、この本は免疫のない人には毒なのです。
評者いわく「経済のグローバル化に後押しされるようにして、世界レベルで文化の混交が急速に進んでいる。メキシコから遠く離れた島国に住む私たちもまた、「静的かつ固定的な主体ではなく、たえず意味を付け加え、意味を変えていくボーダーの人」たらざるをえないのだと、本書を読んで気づかされた」と。
『現代詩手帖』(思潮社)の11月号でも、管啓次郎さん長い書評を書いてくださった。人の情けが身にしみる。「運動感にみちた各章は、散文(紀行、物語)と訳詩連作の交替によって進行する。ロベルトのつぶやきめいたナレーションを聞きながら、詩の背景をなす土地に案内され、さあどうぞ、と詩という危険なお茶をふるまれているみたいだ」
管さん、よくいってくださった。そうなのだ、この本は免疫のない人には毒なのです。