明大越川ゼミ出身のプロボクサー鈴木悠介のランキング(東洋太平洋バンタム級)が8位まであがった、とお母さんから連絡があった。この階級は、誰でも強い。次の試合は、体調万全でのぞみたい。
上のポスターは、悠介の勝利の瞬間の雄叫びを撮ったもの。新人戦のポスターに使われたらしい。
ランキング表
明大越川ゼミ出身のプロボクサー鈴木悠介のランキング(東洋太平洋バンタム級)が8位まであがった、とお母さんから連絡があった。この階級は、誰でも強い。次の試合は、体調万全でのぞみたい。
上のポスターは、悠介の勝利の瞬間の雄叫びを撮ったもの。新人戦のポスターに使われたらしい。
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だから、ことばは難しい。
ダルヴィッシュがセンター越えの二塁打を打たれたことに対して、
芯は外れたと思ったが、意外とパワーはありますね、という趣旨のコメントを通訳をとおして伝えた。
が、打った選手には、前半の部分しか伝わらず、気分を害したらしい。
ダルヴィッシュは、通訳のためにも、誤解をさけるために、アメリカ英語環境では、結論の部分だけいう必要があるかもしれない。
どうもアメリカ人は、相変わらず西部劇が好きなようで、対決(ライバル)をこしらえたがる。
ダルヴィッシュの発言を受けて、サンディエゴでは、6月のインターリーグで、
テキサスレンジャーズがサンディエゴでヴェナブレと対決する日を待ち望んでいる、と。
しかし、レンジャーズのワシントン監督は、いたって冷静で、
もしユーがそういう強気でいるなら、それもよし、と認めている。
昨年のワールドシリーズを見ても、試合になると、熱くなる監督だが、
実は、落ち着いた思慮に富む監督なのだ。
8日のダルヴィッシュのピッチングは、アメリカでも話題になっている。
キャンプ先のアリゾナの地元紙そのデビュー戦を取りあげたが、
1時から始まる試合の4時間前から席取りをする日本の報道陣(カメラマン)のマニアぶりを多少の皮肉をこめて語っている。
ダルヴィシュは日本から「サーカス」の一団を連れてきた、と。
全国紙のUSA TODAY も、オープン戦でのデビューをとりあげ、
対戦したサンディエゴ(パドレスがんばれ!)の選手のコメントを載せている。
いわく、彼は日本とアメリカとESPN(スポーツ放送局)を背負って,いろんなプレッシャと戦わなくちゃいけない。
でも、やつは7種類の球を投げ分けるから、まるで任天堂の野球ゲームみたいだよ、と。
明治・慶応の試合は、投手・主要選手の出身地からみると、広陵高校(野村/上本)対中京大中京(竹内/伊藤)の対決というか、
広島カープ対中日ドラゴンズの対決だったともいえる。この2年間は、ずっと江藤監督率いる強い「中日ドラゴンズ」に負けてばかりだった。
エース野村は、第1戦で完封をした敵の左腕・竹内大を見ならって、緩急とコントロールで勝負。
圧巻は、第1戦で痛打を浴びた3番・山崎錬(慶応・4年)と4番伊藤(中京大中京、4年)から、それぞれ3つと2つ奪った三振だった。(写真は、試合後の野村と伊藤=「産経ニュース」川口良介氏の撮影)
仕留めたのは、すべて130キロ前半のカットボールかチェンジアップだった。
9回を108球で完投し、9奪三振、5安打、0四球、失点0点。
マックスは、4番伊藤との3度目の対戦のときの145キロで、ストレートにこだわらない姿勢が良い結果を生んだといえる。
善波監督は、7回裏、野村が4番伊藤と真っ向勝負して当たりそこねの内野安打を喫したあと、5対0と大量リードしているにもかかわらず、マウンドに行って一呼吸おいた。
野村が突然打ち込まれた対法政・第1回戦のことが頭をよぎったかもしれない。
深謀遠慮の采配だった。
今週末の立教戦に向けて、監督の唯一の気がかりは、前半戦好調だった3番島内(星陵、4年)の打撃が湿り始めていることだろう。
きのう(10月3日)、明治・慶応の第3戦があった(写真は、明治の1番打者・中村将)。
土曜日の第1戦は、エース野村で負けて、明治は崖ぷちに陥った。
しかも、第2戦は、先発・難波(春日部共栄、4年)が2回にツーランを浴びて、チームは崖ぷちから両足が落ちて、手でつかまっているような状態だった。
善波監督は、そこで開き直って、ほとんど実績のない岡大海(倉敷商、2年)をつぎ込む。
そんな岡が投打に大活躍をして、明治はからくも3対2で第2戦をものにした。
第3戦では、打線がしぶとい繋がりを見せた。
とりわけ、序盤2回に、下位打線がツーアウトからヒットでつなぐ。
9番小林要(日大三、4年)が押し出しの四球を選んだあと、なおもツーアウト満塁で、このところ不振だった1番中村将(関西、4年)が左対左の対決にもかかわらず、三遊間に流し打って、2者を迎え入れた。
1点だけだったら、どっちに転ぶか分からないぎりぎりの勝負で、この一打が大きかった。
主砲・竹田(報徳学園、文学部4年)は、6番にさがった。
左中間二塁打のタイムリーをふくむ2安打と気を吐いた。
一塁の守備でも、再三ファインプレーを見せて、野村を助け、主将としての面目を保った。
とはいえ、竹田の打率はまだ2割台。まだ君のやるべきことはある。
(つづく)
東京六大学野球2011年度の秋リーグが4週目を迎えている。
きのう(10月1日)は、明治・慶応の1回戦があった。
明治の完敗である。
得点は、2ー0であったが。
慶応の主戦・左腕竹内大(中京大中京)の、
110キロ台のゆるいカーブと130キロ台後半の直球にタイミングを崩されて、みすみす完封を喫した。
とりわけ、四番の主将・竹田が重傷。打率1割台で低迷中。
きのうも4打数0安打。
責任感がつよすぎるのかもしれない。
チームの要ということもあり、先発は外せない。
ただ、四番をこのまま打たせていていいのかどうか。
六、七番ぐらいにさげて、リッラクスさせてやったらどうか。
守りも、1点は完璧な取られ方をしたが、もう1点はエラーがらみ。
キャッチャーの川辺が、バッターインターフェアと暴投の二つのエラーをした。
打つ方では4打数3安打と気を吐いていたのに、守りで野村の足を引っ張った。
あとがなくなった明治は、なりふり構わずやるしかない
もちろん監督の采配も、同じだろう。
3年生になった「恐るべき子供たち」で、順調に伸びているのは、法政のショート多木(坂出高)だ。
シュアなバッティングは相変わらずだ。
守備も、ほかの選手がおおざっぱで、勝てる試合を落としているなかで、ミスなくこなしている。
さて、今週、明治は優勝候補の慶応と対戦する。
慶応は、先週、法政に足をすくわれた。
だが、慶応は法政との3回戦でも、9回裏ツーアウト満塁とつめより、あともう一歩で勝ち点を奪取するというところまで行った。
明治は、昨シーズンそうしたぎりぎりの試合をことごとく落とした。
明治が、優勝する道のりはまだまだ遠い。
杉山と同じく1年生のときから出ていた明治のセカンド上本(広陵)は、兄(早稲田出身、現阪神タイガース)同様、野球センスは抜群だが、伸び悩んでいる(ように思える)。
バッティングがちょっと非力か。
脚がめっぽう早いので、出塁率を高めるために、スイッチの練習とか、何か特別なことをしないといけないのでは?
たしかに上本は守備はうまいが、昔の巨人の長島みたいに、おおざっぱ。
ファインプレーはするが、ミスもする(今シーズンはまだ見ていないが)。
セカンドのミスはダブルプレーが絡むので致命的になりやすい。堅実にやってほしい。
来年、中日の監督になるらしい往年の名手・高木守道のビデオを見せてやりたい。
例が古くて申し訳ない。
(つづく)
今シーズン、早稲田は4番を打つ杉山(3年生)がサードを守らされていて、不慣れなポジションでミスが多い。
杉山は、銚子に近い旭市にある東総工業高(高校野球界では無名だが)の出身なので、気にかけている一人なのだが・・・。
早稲田1年生のときから4番を打っている。
1年生のときは先輩ピッチャー斉藤(祐)がリードしてくれて、キャッチャーをしていても溌剌としていた。
右打者ながら、ゴジラ松井みたいに、振りが鋭くミートのうまい選手だった。
ただ、昨(春)シーズンは1塁手、今シーズンは3塁手と、キャッチャーの座を先輩・市丸に譲り、あちこち放浪生活。
大学野球にDH(指名打者)制度があれば、適任なのだが。
杉山の場合、プロに入れる逸材(と思える)なので、課題は守りだろうか。
というか、早稲田の場合は、そもそも選手選考に問題があるのかもしれない。
欲張り巨人みたいに、同じポジションに優秀な選手を取って、地引という逸材のキャッチャーも控えにいるのだから。
(つづく)
チームとしての結果も、明治は今シーズン○●とタイになっても、3戦目でしぶとく勝ち点をあげている。
もっとも、これは対戦した早稲田や法政のミスのおかげと言えなくもない。
とりわけ、野村が打ち込まれて、9対8の乱戦になった明治・法政1回戦はその典型と言える。
法政は、4回と7回にノーアウト1塁で、明治がダブルプレーにおあつらえ向きの内野ゴロを打ったのに、二度ともエラー。
逆にピンチに招き、それぞれ3点、2点と失点を喫している。
(つづく)
2011年秋期リーグが始まって、すでに3週目だ。
わが明治大学では、エース野村(祐)が4年生の最後のシーズンになった。
クールな男に何があったのか。
これが最後のシーズンということもあり、これまでとは違うピッチングを見せている。
早稲田の3番ライト土生(はぶ)との対戦にそれがあらわれていた。
広陵高の同級生には、これまで終盤のいいところで、適時打を喫して大事な試合を落としていた。
手のうちを読まれているのかな、と思ったこともある。
今シーズン、野村と対戦した土生には、まったく快音が聞かれなかった。
野村は、ハブの天敵マングースになったのだ(笑)。
(つづく)