昼頃になって小雨降る中出かけた
亀戸文化センター 来年6月の施設利用料支払いにである
終わって回転寿司に寄り 好きなマグロ サーモン ハマチ
そうだ 今日はティアラ江東で催しがあったっけ
午後一時半の開始には とうに時間が過ぎていた
小雨は降っているし こんなに冷え込んで空席もあるだろう
人権週間の行事で あの24時間テレビで見た立木早絵さんが出演
空席どころか1200人 超満員で立ち見で案内された
キリマンジャロへイモトや早絵さんの母などと登るシーンも上映される
このシーンはテレビで見ていて 感動を覚えていた

早絵さんのトークが始まる
主に このキリマンジャロの話が出る
アフリカ最高峰5895メートル 気温は零下10度 酸素は平地の2分の一
正直 私などは富士山8合目で高山病になり 登頂断念しているのだ
どんなに辛いことか 苦しいことか想像できる
彼女はどんなに辛くても苦しくても その先には きっと嬉しいことがある
これが 生きている上での 大切なことと語っていた
和歌山で生まれ育ち 2歳にして光を失った
だが両親は すべてのことを一般人のように体験させた
海へ行けば 岩がごろごろしている磯遊びもさせた
キリマンジャロの頂部の方の 岩の間を登る時は この感触が蘇ったという
竹馬も転びながら何とか乗れた
料理も覚え 包丁を握らされ 何度も手を切った
日曜大工の好きな父は 釘打ちもさせた
すべて愛情に包まれ 感謝をしながら育った
15歳の時に24時間テレビのチャンスがあり 津軽海峡遠泳での横断
トライアスロンへの挑戦では 盲目ながら 遠泳 マラソン 自転車に乗った
眼のハンデを苦にせず 常に明るく前へ進む姿勢がある
このあとは ピアノの弾き語りがあり 絢香さんの歌 かりゆし58の歌
自作の感謝という曲を歌い弾いた
透き通るような声 ハンデを乗越えた顔は美しい
これからは 歌に生きたいと語っていた
昨日が18歳最後の日 今日がお誕生日である

第六砂町小学校の子供の人権メッセージがあった
40人ほどの生徒が舞台に立ち座り 朗読劇のようにメッセージを伝える
生徒達が考え調べた様々な差別について 堂々と主張し訴えていた
子供達同士のいじめを考え排除していこう 仲間を大切にしよう
女性へのあらゆる差別 外国人への差別 障害者への差別
高齢者への差別 社会には沢山 偏見と差別があふれている
見た目でなく 性の差だけでなく 相手を思い遣る心を大切にすること
小学校5年生で 立派に考え発言している 頼もしく輝いていた


最後に映画が上映された
お菓子放浪記ーエクレールー
戦時中から戦後にかけての 一人の孤児が巡り会う様々な現実を描く
この子役 吉井一肇さんの演技が抜群だった
戦争の中に生き抜く それぞれの生き方
その中での 冷酷さと 愛情が交差して 最後には感動の涙が溢れて来た
東北が舞台 石巻 仙台 登米など ロケやセットが出来ていた
北海道では砂川が出てくる


どこも私がすべて訪れた土地でもある
大震災で この景色も 人も ふるさとも一変した
しかし 人間の愛情 絆だけは失われていない
寒さの中で 心が洗われる一日であった
映画の中でたびたび歌われる お菓子の好きなパリ娘
この少年が歌う声も 素敵だった
今日は これから童謡唱歌うたう会とうたごえ
歌は生きている

今日の誕生花 げっけいじゅ
花言葉 栄光 勝利