萩のトンネルと言えば 都内では向島百花園である
園内ではお茶会の催しがあったり 月見やカンタンの声を聴く会など風流だ
自然の状態で草花を育て 昔見た郷愁の草花が そこここに凝縮されている
シルバーの割引70円では申し訳ない感覚で園内を巡る
秋の七草は終わりに近いが 他の花が多く見られ ついカメラを向ける回数が増える
この日は ちょうどお茶会が催されていて 和服の女性が多く訪れていた
和服でのお茶会の所作は それだけでも絵になるが 私には無縁の世界だ
それでも こうした伝統の風習が護られ 伝承されて行くことが日本の文化であり大切な事と思う
あまりにも行きすぎた個人の権利とか 個人情報保護で写真にも人物が入らないことは少し寂しい
萩は赤やピンクの色が殆どであるが 白萩もふくよかで美しい
そういえば武蔵五日市の周辺で白萩の寺があるが 今頃見ごろで有ろうかと想いも飛ぶ
萩のトンネルに入って見た 絶えず人が来るので 全景を撮るには難しい
ほんの数輪の彼岸花もあった 最近では私の住むあたりでも彼岸花が見えるようになった
こうして 片隅にひっそりと咲くのも趣がある
ぬすびと萩なんて名前があるが ニセアカシアなどと同様 花に申し訳ない名前をつけたものだ
ジンジャーと言う花が白く清楚で美しい すぐジンジャエールの飲み物を連想したが違うと気が付いた
あれは しょうがのエキスだったなんて心で笑った ハーブ系の植物だろうか
花はいつ見ても癒しで有る ミツバチや蝶のように花から花へと 人の心も渡り歩く
最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m