今日も晴天 どこか気持ちも晴ればれとする
不思議なもので 何をするのにも 雨天と比べたら 全然違う
人間 天気によっても 心が左右されるものだと時々思う
さて 1月11日 鏡開きである 室町時代からの伝統があるが 蘊蓄は避ける
私の中では この日はお供えを壊して お汁粉の中に入れるのだ
別にお汁粉でと言う風習は無い そして 今のお供え 壊さずにも柔らかいから便利だ
それで 日にちは覚えていたが 私の必須用品 小豆を買うのをすっかり失念していた
小豆も煮たものを缶詰めになって売って居る それを薄めてお供えを焼いて入れる
多分 今日の私の夕食は これになるだろう
以前 勤めていた会社 それもバブルで景気の良い頃だった
この日は事務所に飾られているお供えを集めて 木槌で叩いて割る
そして 小豆は出入りの業者に缶詰の大きいものを買って来させる
午後になると 女子事務員に命じて 大きな鍋に先ずお汁粉を作らせる
次には お供えを焼く これを定時に食べられる様間に合わす
午後5時 みんながお椀を持って集まる 他部門の事務所からも来る
仕事中でも準備させていたから 良い時代だった
因みに年末の仕事納めも 工場や事務所では 定時から飲み会で有る
幹事は 午後 会社を抜け出して 酒のつまみとなるものを買い出しに行った
独身時代勤めた町工場では やはり この日 お汁粉を作って お供えを入れた
若いおかみさんが 私の食べっぷりを見て いつも感心して嬉しそうだった
大好きであるし 大きなどんぶり2杯を私は食べるのである
大阪の法善寺横丁の 夫婦善哉 を食べたことがある
ぜんざいも あんみつも 好きだが どこか お汁粉の方が正月は私の好みだ
甘党という呼び名がある 党首には成れないが 地域の世話人くらいにはなれるか
最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m