定年を迎える頃 私の夢は喫茶店の経営だった
但し 全く資金も無いし 妄想とも言える夢のような話だ
それでも調理師学校の資料を取り寄せたり かっぱ橋道具街へ下見に行く
気軽に誰かが立ち寄り 話をしたり ピアノも置いてみんなで歌う
これが 60を迎える私の夢の世界であり 他人からは笑われるだろう
同時に旅が大好きで あてもないのに 国内旅行主任者の資格を通信教育で取る
昨日 第99回下町のうたごえ東大島文化センター
定年と同時に バンドの仲間のボランティアの相棒から 募集広告を見せられた
添乗員の募集で有り 背中を押され すぐクラブツーリズムに採用された
天職の様な仕事であり 若い添乗員と横一線 最高の名誉も受け表彰もたびたび
童謡唱歌の講習が地元で有り 参加したら半年で終わり 自主講座の代表となった
13年間務めて退会したが ここで うたごえの伴奏を始めて好評で継続した
うたごえバスの企画も何回かして 楽しく各地へ歌いながら出かけたものである
この縁で 現在 私が講師をしている墨田のうたごえカチューシャも始まった
添乗員をしながら 二つの講座もこなして 休みが無いほどである
加えてボランティアも本格的に入れたが 良く続いたものだと自分で感心している
第1回下町のうたごえ 亀戸文化センター
クラブツーリズムでもうたごえの企画を提案して実施した
普通の添乗の他に うたごえバスを走らせたり 本社でうたごえを開催した
こうして 私の中で うたごえは大きく育って行った
添乗員を辞めたら 墨田のうたごえは 月2回にしましたと決められた(笑)
私の夢 喫茶店の開業は消えたが 自分でうたごえを開催したい
この思いが どんどんふくらんで行く
童謡唱歌うたう会 墨田のカチューシャ クラブツーリズム あちこちでピアノは弾いた
しかし いずれも依頼されてのものであり 自分個人の開催では無い
またしても 仲間からあと押しされて いよいよ 下町のうたごえ 開催となる
4年7カ月前の会場にて
どれだけの方が集まってくれるか 私の技量でも来てくれるのか不安が大きい
かくして第一回は 平成22年6月30日 亀戸文化センターで開催となった
大勢の方が集ってくれた うたごえの仲間 ボランティアや地域の方である
今では亀戸会場では常時 70名から100名近く集まって賑やかに笑いも溢れる
私一人だけでは何もできない こうして皆さんに支えて貰いいよいよ来週100回目
下町のうたごえ 歌声喫茶あかとんぼ ここに私の夢が実って居る
最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m