凡そ一年半ぶりに 孫娘のメールで 鎌倉散歩が出来た
彼女は 昨年 大学を卒業して 某銀行に就職して 社会人になっている
待ち合わせ場所は鎌倉駅 銭洗い弁天でも行こうかとメールで打診はしていた
前日まで 車で行こうか 電車で行こうか ナビを見たりして決めかねていた
鎌倉は 個人でも何回も行ったし ツアーでも数度案内したことがある
この時期は 特に道路が渋滞したり 駐車場の確保が難しい
結局 電車で行くことにした 電車での遠出は久し振りで有る
錦糸町から快速で直通がある そして最後方の車両を選んだ
私の好きなボックス席が２両あり プチ旅の気分が出るのだ
幸い すぐ座れた 進行方向に向かって座るのが昔から大好きである
そして 旅となれば文庫本 本当は珈琲があれば最高だ
昔のように線路のガタンゴトンの音は無いが 贅沢な時間の経過である
鎌倉駅はさすがに混雑している 待ち合わせの人も大勢居る
小町通りを見ると やはり正月 いつもより賑わっている
早目に着いて 孫娘たちを待つ 何か照れくさく ドキドキ感がある
お待たせ~ 二人が見えた 仲の良い母子である
やはり女性だから 少し眩しさや戸惑いを私は覚えてしまう
まず どこか行きたいところを聴く 銭洗いは昨年来たとのこと 違うところの希望だ
あらかじめ 雑誌などでいろいろ予備知識を追加はしていた
先ずは コーヒーか昼食をしようかと言う そこで決めれば良い
私が行きたい店がある 入ったことは無いが 白壁土蔵を改良したレトロが魅力
鶴岡八幡宮に向かって 二の鳥居近くを右へ少し行った突きあたり辺りにある
店の名前は 「tsuu」 立派な白壁の土蔵が眼の前に有った
まだ開店前だった １１時３０分~と言うのに １１時１５分には着いていたのだ
店員の女性にあった まだ開店前なのでと言われる
店内が魅力なので 中で待たせて貰えないかと交渉して見た
時間がかかっても良ければと 了解して貰えた
オーナーのママさんから あとで聴いたが 明治時代の建物で１１０年前建てられた
米蔵として利用されていたそのままであり 高い天井でゆったりした空間である
一時は ギャラリーとして用いられたが 現在はレストランになっている
昼はクラシックの音楽が流れ 夜はジャズが聴ける
ドイツ製だろうか クラシックなアップライトピアノがある
ここでは たまにライブもあると言う シャンソン教室もあるそうだ
店内のアートや 花や飾りが心を和ませる
珈琲は サイフォンで 入れてくれる
そして ママさんの息子は ジャズギターの奏者 渋谷 銀座などに出ているとのこと
メニューから私はオリジナルカレーのセットを注文する
娘たちは クリームパスタだ カレーは雑誌でも紹介されており すごく美味しい
プチコース料理風であり スープ サラダが次々と出て来る
カレーにも スープにも サラダにも 鎌倉野菜がさりげなく使用されている
鎌倉野菜は 数種類 名前を聴いたが 残念なことに私の記憶力から今日は失せた
珈琲も付いて これで１６００円であり 付加価値も味も倍くらいに感じられるリーズナブルだ
あの賑やかな鎌倉 小町通りから 段かずらの道路を隔てて５分くらいにあって静かだ
まさに 鎌倉の隠れ家レストラン そんな雰囲気が私たちを包んでくれた
開店前から入ったことが幸いして 積もる話を聴いたり話したり出来た
娘はパパとイタリアへ それもビジネスクラスの豪華な旅を楽しんて来たとのこと
シンガポールも あの空中プールがある最新のホテルに家族で行ったとのこと
パパの仕事も超順調で 多角経営のようなものであり 私も安心した
一時は 営業も不調で 破綻するのではないかと心配したこともある
現在 新しい家を建てる計画が進んでいる話しもあって 良かったねと話した
孫娘も仕事はまだ１年目 覚えることが沢山あるようだ 続きは明日(笑)
最後までお読みくださいまして有難うございました m（_ _）m
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