妹の家へ 知人から貰ったお米を届けに行った
いつもなら わぁっいつも有難うと 喜んで受け取り それから雑談が始まる
私が珈琲が好きだから 連れ合いがドリップセットのものを淹れてくれた
取りとめの無い話をしながら ふと掛けてあるカレンダーに眼が行く
今月の23日に大きな字で カラオケ大会の出場と 曲目が書いてあった
もう一つ どこかで歌うのか 介護施設の名前も出ていた 私と同じ歌の訪問で有る
張り切って書きこんでいた予定が 虚しく出番が消えて文字だけが残っている
よもや 今は雲の上なんて 微塵も思わなかっただろう
私も6カ月先の予定をいつも書きこんでいる 大丈夫かいなと少しは考えるようになった
お墓はまだ決まっていない
今はお金も無いから もしかしたら住んでいる家を売って アパートなどに住むかと言う
二人で苦労して遺した家だもの 墓に変えて あと何年かを生きれば良いのだと言うが・・・
庭に柿の樹があって 毎年いっぱい実を付ける
彼が樹に登って収穫し 渋柿だから 焼酎をへたに付けて甘くしてくれる
今年はどうかなと思っていたら いっぱい大きな段ボールに並べられていた
それをビニール袋に入れて貰って来た
まだ 焼酎を付けていない柿もあったので これも貰って来た
生意気に 干し柿を作って見ようと帰ってから皮をむいてベランダに吊るす
メジロの頃にオレンジをベランダに差すと メジロより早くひよどりが失敬する
干し柿になる前に ひよどりが食べてしまうかもしれない
妹の家の柿の樹 てっぺんに10数個 残っていた これは小鳥の為と言う 優しい!
帰り路には都立・水元公園に車を停め 広大な縁地を歩いてきた
紅葉は少ないが それでも秋の深まりをいっぱいに感じる
端まで歩いて見ようと 一部 埼玉県の三郷公園の範囲まで足を延ばした
夜 テレビは学校へ行こう の特番復活があった
この中の 未成年の主張が私の大好きなシーンで有る
過去の物も含めて 下手なコントなどを見ているより 心から笑えるものがある
時にはジーンとくるものがあったり 小学校から高校までの爽やかな思いが伝わる
こんな若い時から 愛の告白まであるけれど 展開はドキドキしたりする
純真で有る こんな心を何時までも持っていれば 世界は平和なのにと思う
妹が予定に書いて果たせなかった 介護施設の音楽訪問 それとは違うが私は今日も行く
多くの方が楽しみにして そわそわとしていると聴く
音楽療法士も居るけれど 私は年が近いせいか 高齢者の皆さんが喜んでくれるのだ
最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m