庭の千草という曲の歌詞の中に ああ白菊 ひとり遅れて咲きにけりというフレーズがある
明治の唱歌黎明期にアイルランド民謡に 里見義さんが添えた歌詞でもある
原曲では 少し遅れて咲いた薔薇の花だったが 日本には白菊の花の方が似合う
2年前に買ったハイビスカス あまり大きくはならず 小さなつぼみは夏からつけていた
ただ そのつぼみは咲かずに つぼみののまま落ちていた ちょっと哀れでもある
晩秋になって 何を思ったか 昨日咲いてくれた 少し小ぶりだが健気で可愛い
花は咲いてこそ花 人に見られてこそ花である
どんな花も 懸命に生きて 健気に咲く
そして私たちが 見て癒され その花のあるところ 華やかに彩られる
良く咲いてくれたね こんな想いもした
どんなに小ぶりでも可愛いものである
花は小鳥や金魚とともに 私の大切な友達でもある
ブーゲンビリアが まだ花は少なくなったが咲き続けている
この花が咲くとベランダが一気に 華やかになる
これも夏よりも秋になって咲きだした 今年2度目で一番多く咲いた
どうしても咲かない花がベランダにある
水仙とドラゴンフルーツである
水仙はいつも葉だけがひょろひょろと伸び 球根を植えかえても葉だけが残る
そして ドラゴンフルーツ もう数年育っているが ただ 大きく育つだけ
放っておけば ベランダの屋根に達する 新しい芽はいくつも出てきて これも伸びるだけ
サボテンを見ているようで 花も実も無いから 正直 あまり可愛げがない
それでも いつかは咲くだろう と根気よく待っているのだ
大きくなるので そろそろ処分してしまおうかと思う時もあるが ちょっと待てよと思う
いい加減咲いてくれないと そなたのお首をチョンと切るぞ
最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m