のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

さりげなく 初キスを詠む 恥ずかしさ

2018年11月16日 09時09分33秒 | うたごえ

あれは18歳の頃 私は街の鉄工所で働き 夜は定時制高校に通っていた

『下町の太陽』を うたごえのリクエストでピアノ伴奏している時 この映画の主人公を想い出している

油で作業衣が真っ黒になっている主役の青年の姿が 私のこの頃の映像と重なるのだ

 

 

働きながら学び 給料の一部は家計の足しにと母親へ渡していた

しかし 辛いとか苦しい想い出は一つも出てこない 私なりの青春を思い切り楽しんでいたせいだろう

数人のグループで いつもハイキングやスキー 歌声喫茶に行き 時にはロードショーを見て安いレストランに入る

 

 

定時制高校で私は 先輩の勧めで コーラス部に入った 工業高校だから女性徒は居ない

ある中学校の女性音楽教師が 私たちに出張指導していた 幾つか離れている年上 独身の美しい方であった

私と先輩 そして偶然に加わった同年代の女性 これが妙に気が合いいつも 行動を共にするようになった

 

 

私は奥手(笑) この歳でも 恋とは何かもわからず ハイネやリルケ ヴォードレールに憧れ 駄作の詩も書いていた

その年上の女性には 淡い恋心か むしろ 慕っていたと言うのが正解だろう

二人で出かけたこともある そして ある時 駅まで送って行った 暗い駅前での出来事だ

 

突然 私はキスをされたのである 初めての経験だった 映画では見るが それこそ胸の動悸が激しく苦しかった

いつの間にか離れて それ以上は何も無い 既に故人となっているから 句に詠んでも叱られないだろう

てんがらもんラジオの川柳に 投句したが この分野では もともと無理があったかなと反省と恥ずかしさを覚える

 

 

キスされた 大人の匂い 別れ駅 

 

これではドラマも伝わらないわけだ

その時に初めて女性の化粧の香りを感じた それまでは意識していなかった香りである

相変わらず駄作 入選にもならず(笑) パーソナリティの村永チトセさんの特選色紙を貰えるのは遥かに遠い

 

 

来月のお題は 『ガチャガチャ』 これで4文字である

う~ん どんな句が詠めるのだろう これは私にとって難題である 詠もうとする材料が浮かばない

そこへ行くと 他の方たちはなんと感性が豊かなのだろうか いつも感銘されるものばかりだ

 

 

下町のうたごえ  バンド コーヒーブレイク生伴奏 in 本所地域プラザ

のびたがリーダーのバンド 40年以上続けています 私はキーボードとトーク

  YouTube 君恋し

  https://youtu.be/DOzbG3hv3IY

 

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コメント (14)
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