のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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蜂の巣採り 襲われアタマ 羅漢果に  小学生時代のこと

2020年09月16日 09時11分55秒 | うたごえ

昨晩 何気なく見ていたバラェテイ番組 懐かしい故郷の地名が出てきた

市町村合併で現在大きくなり 私が小学校低学年を過ごした地域とは分からない

スガレ と呼ぶ蜂の巣探しで 山を駆け巡り 蜂の巣を発見して持ち帰る

 

これは黒スズメバチ 襲われたら怖い 蜂の習性を利用して蜂に目印を付け追う

採取した蜂の巣は 蜂の子入りごはん 佃煮 そのまま食べたり貴重な蛋白源

信州の三大珍味は 蜂の子 いなご さざむし である 

 

ざざむしは河原の石の裏などで採れる 高価格で売られても居る三大珍味だ

もう一つ 馬肉も加わるだろうか 戦後すぐは 鯉とクジラ肉がご馳走だった

私の家は貧しい農家 林を開墾して父が建てたあばら家 冬でも雪が舞い込む

 

米なんて食えない おしんが食べていた大根飯 私の冬は大根の葉だけ米は無い

小学校の保健室 医師が来て健康診断 いつも栄養失調! よく分からなかった

空腹で幻覚を見たり 街までの遠足は弁当が無い 皆から離れて川面を見ていた

 

男性教師が寄ってきて 弁当を分けてくれたのを今でも覚えている

蛇も蛙もイナゴもコオロギも つつじ イタドリ スカンポ なんでも食べた

桑の葉も乾燥して母が食べさせてくれたが ボソボソで不味かった

 

一度 通り道のサツマイモ畑で一本だけ掘り起こし持ち帰った

母に見せた こっぴどく叱られ嘆かれた 貧しくても他人様の物を盗むなんて・

ある日 スガリと言う蜂の巣を見つけ採ろうとした 蜂がぶんぶん襲ってくる

 

家に帰ると 頭はたん瘤状にいくつも膨れ上がり 今思えばお釈迦様の頭のよう

羅漢果の様でもある すぐ高熱を出した どうして治ったか分からない

多分 母の必死の看護が効いたのだろう 蜂は美味しけれど怖い 遠い思い出

 

想い出写真 日光市に編入された 足尾銅山

 

 

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コメント (6)
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