気温は 私の体温と同じ35.7度 14時頃なら駅ピアノも空いているか
ここのところ 不発見送りで帰ることがたびたびだった バスで行く
こんな暑い日でも ピアノはなかなか空かない
とりあえず ピアノの近くに立って空くのを待った
ショパンの曲を弾いている方 クラシックは一曲の演奏が長い
椅子に座って聴けば 決して耳障りで無いが 立って聴くのは疲れる
ようやく終わって 私と交替 楽譜を取り出していると彼が言う
あゝこの前お会いしたね 演歌もたまには良いねと私に言った人
気さくで好感度は大 これから次の駅ピアノに行くんだと言っていた
用意の楽譜集は「プロフェッショナルユース・ニューミュージックの全て」
アリスの秋止符と伊勢正三の22才の別れ この2曲を弾いたら次の人が来た
物足りないけれど おませしましたと替わるがちょっと不愛想に返事は無い
何の曲か分からないけれど 多分ピアノソナタ 第三楽章まであったろうか
根気よく終わるのを待っていた 立って・・じっと・・
やがて終わって 私の前を通り過ぎて帰って行った 挨拶は無い
ピアノの椅子に座ると 楽譜立てに何やら黒いもの スマホだった
彼の姿はもう見えない どうしよう 戻ってくるかも知れないからピアノの上
また ピアノが弾ける 数曲は弾いた スマホは駅事務室に届けて帰ろう
そう思った矢先に 彼が戻ってきた すぐピアノのそばを目が探している
あゝこの上に置いて置きましたよ もし戻らなかったら駅に届けるつもり
相当心配していたのかも 今度は有難うございましたと明るい挨拶があった
もう一曲弾こうかなと いい日旅立ちを弾いているときに若い男性が現れた
あっ替わりましょうと声をかけたら いえ 良いんです 兄と待ち合わせと
そして ピアノお上手ですね 先生でも? アハハ お世辞が上手だった
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