のびたとブレイク

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特攻の哀しみ永遠(とわ)に天と地と

2017年08月07日 07時59分10秒 | うたごえ

また あの日 広島 長崎の原爆投下 日本の敗戦の日である終戦記念日と続く

悲惨 残虐 空虚 哀しみ 招集されて消えて行った命 空襲で逃げ惑い犠牲となった夥しい命

いつまでも語り継ぎ 戦争や核などを無くし平和でありたいと願うのは 世界共通の人たちの願いだ

 

テレビをつけると これらの記録や 語り部の話 戦争や空襲の悲惨さが流れ眼を覆いたくなる

耳も塞ぎ もう観るのも聴くのも止めようと スイッチを切る

ボランティアやうたごえでは いつも元気で笑顔がなければ 相手に伝わらない

 

比較的 感受性に流されやすい私は 悲惨な話や家庭不和の不信など聴くとと自分がそこに入り易い

気持ちが落ち込んでしまいそうにさえなる なるべく明るい旅や歌の番組を好んでサスペンスも避ける

体調が少しでも落ちると これらの影響で心からの笑顔が少なくなりそうだ

 

歌番組でも戦争中のことが話され 菅原都々子 さんが 飫肥の特攻隊慰問の話をしていた

現地には特攻記念館があり 私も訪ねたことがある

そこには今にも出撃する若い方たちの親兄弟や恋人にあてた遺書が並び 言葉を失い佇んだ

 

死に行くいのち 国のために 自ら散華していく気持ちは如何ほどか

本音が書けない軍事態勢の中 必死に想いを伝えようとする文や文字が私たちに訴えている

菅原都々子さんは 月がとっても青いから 江の島エレジー などを歌い 作曲は彼女の父である

 

 

歌手は軍隊慰問で基地や時には戦地にも赴いて歌う

束の間の心の癒しや 歌手を通じて 祖国日本や家族の姿を重ねて聴いていただろう

飫肥の特攻基地へ行ったときのことを 涙をしながら語っていた

 

作曲は菅原都々子さんのお父様 因みに 月がとっても青いから も同じ

 

始まる前に部隊長から 私の子どもみたいな若い隊員を 国のために出撃命令をしなければならない

そして 時間が来たら歌っている途中でも挙手の礼をして この場から出て行くので承知して欲しいと・・

急ごしらえのステージの最前列に3人の隊員が座って聴いていた

 

 

90歳を超えた今でも その隊員の顔が消えることなく眼に浮かび 死に行くいのちに心で手を合わす

3人3様のわずかな時間の光景であった 一人は落ち着かなく席で身体を絶え間なく動く

一人はじっとうつむいて動かない 一人はにこにこと ステージを見ていたそうである

 

生きている時間はあと少し その胸中は計り知れぬものがある

やがて歌っている途中で 合図かあり 三人は立ちあがって 彼女に敬礼をして出て行った

自分の子どもの様な歳である 必死に哀しみをこらえて歌い切ったが 今でも涙が出てしようが無い

 

 

爆弾抱えて体当たりをするのが特攻機 しかし それ以前に撃ち落され撃墜される虚しい命

赤紙一枚で招集されて戦地に消えた命 みんな国のために 自分を超えて行ったのだ

靖国で会おうと突撃したり 天皇陛下万歳と乱れ来る砲火の犠牲になった方たち 遺骨さえ戻らない

 

 

せめて 国の代表者が靖国神社で不戦の誓いと 鎮魂の言葉を捧げて貰いたいものである

誰がそれを軍事国家復活の象徴と見るのか 右翼も左翼も無い 戦争の犠牲者の鎮魂を願うばかりだ

胸のもやもや ここに吐露して 明日のボランティアが笑顔で行けるようにしたいと記した

 

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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
発進することの大切さ (chidori)
2017-08-07 08:11:20
いつも思います。傍観者であってはいけない。

お風呂屋さんであってもいけない。「ゆうばっかい」

すこしでも後世へ大事なことを伝えなければ・・・。

そしてそれは行動が伴わなければと・・・・。

のびたさんは自分の暮らしの中から経験したことを

こうして多くの人に伝えてくれます。

いろんな考え方の違いはあっても、共通の平和への

思いを貫き通していきたいと思います。


返信する
おはようございます (kao)
2017-08-07 08:15:34
戦争の理不尽にとても腹が立ちます。
人が人でなくなるそのいじょうなことが
当たり前とされる軍事におびえます・
特攻隊のかたの手紙つらくて
機会があっても読めないと思います・
戦争は異常です・・・。
返信する
男だって 涙する (屋根裏人のワイコマです)
2017-08-07 09:30:36
年に一度や二度、男だって涙してもいい
いろんな 戦争体験 それはみんな違った
体験を通じて万人が万通りの体験記・・
その体験記を語る人が毎年少なくなって
次第に 忘れられてしまうでしょう
でも我々も心に刻むときは涙しながら
忘れてならない事は・・忘れない・・と
いろんな体験を聞いて、自分を振り返りたい
返信する
おはようございます~ (蓮の花)
2017-08-07 12:04:08
私は知覧の特攻記念館へ数値年前に行って
特攻隊の遺品を見ました。
親兄弟との別れの遺書は、とても20歳前後人が
書いたものとは信じられないくらい達筆でした。
前途がある若者たちは、ペンを折り、戦場へと向かいました。
敵の軍艦に体当たりする時には「お母ーさん」と
言って散って行ったそうです。
もう戦争は二度としてはいけないですね。
返信する
忘れてはいけない (グランマ)
2017-08-07 15:22:21
のびたさん

この時期になるとマスコミも取り上げてはくれますが
通り一遍の事しか放送してくれません
 
日本憲法は世界一の憲法なのに
変えようとしている人が居る・・・・

あの日を忘れてはいけない
返信する
のびたさんへ (まりも)
2017-08-07 16:01:39
仕事場が 靖国神社に近かったので
何度か行ったことが有り 
宝物殿も見たことが有りますが
やはり 辛いですね
自分の身に置き換えたら・・・と思うと
二度とこんな辛い思いをすることの無いように
全世界が協力して 平和問題に取り組まないといないですね
今日のボランティア 笑顔で出来ましたか
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cihidoriさんへ (のびた)
2017-08-07 17:14:48

戦争を知らない世代が多くなりました
私たちが その語り部として伝えて行かねばなりませんね
お風呂屋さん・・(笑) ではダメ!
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kaoさんへ (のびた)
2017-08-07 17:19:14

戦争は平和な社会をいやがおうにも 互いの殺略に引きこんで行きます
特攻隊の遺書 そして 広島の原爆資料館 ともに 衝撃が強くてもう訪れる気がありません
kaoさんにも無理でしょうね
返信する
屋根裏人のワイコマさんへ (のびた)
2017-08-07 17:22:07

私たちは戦争の悲惨さ 虚しさ その後の苦しみも身を持って経験していますね
戦争を知らない世代が増え 実感としては薄くなってくるでしょう
私たちが語らねば・・・
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蓮の花さんへ (のびた)
2017-08-07 17:25:37

特攻記念館の遺書 まさに これから死に行く方の直前のもので どんなにか切なくむごいことか 胸に迫るものがあります
国のために・・ただ これだけで・・・ノーモア原爆・戦争です
返信する

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