コロナ禍で 数か所 毎月訪れていた介護施設 今は外部遮断のまま途絶えた
印象的な想い出は数々あった 軽度の認知症には 音楽療法の効果があること
ディサービスでの利用者さん 殆ど寝た切りで 時間を過ごしていた女性の話
何度もうたごえで訪れた 少数の施設だった そのうち 私が行くと起き上がる
大きな声では歌わないが 1時間近く輪に加わるようになった
家族に寄れば 元気に散歩するようにもなったと言う だが今は・・どうかなぁ
違う施設 奇声を発したり 自傷行為する方も居た 目つきは鋭く怖いくらい
それが 回を重ねると 柔和な顔立ちになっているのが分かる
スタッフに聴けば 食欲も出て たまには ハミングしてる時もあると言う
歌は人生とともにある 自分に重ねて歌ったり 聴いたり 励まされたりする
歓びの時は仲間と歌い合い 青春時代も過ごしてきただろう
一つの歌 忘れていた想い出が蘇る あゝ あんなことも 芋づる式になることも
哀しみの数の方が人生には多い それでも乗り越えてきた強さ 人情もある
私の歳くらいになると 交流する相手も機会も少ない 日がなテレビの前
歩くのもしんどくなるだろう 誰とも会話もしなければ 気持ちはマイナー気味
歌うことは素晴らしい 会場に来るには 電車 バス 徒歩 多少はお洒落に
外気に合わせ 何を着ようか考えることも大切 暑すぎたり 寒すぎたり
うたごえでは みんなで歌い合う それこそ美容効果もあるんだよと私が言う
着実に 新しい参加者が増えて来た 楽しいから 定着する
人数が多いと 後ろの方まで はっきりとトークの声も聞こえるように話す
その分 元気にも見える 先生お若いね いや 皆さんも元気はつらつだよ
リクエスト31曲
旅愁 かかし 里の秋 宗谷岬 東京ラプソディー 太陽がくれた季節
君の名は 手のひらを太陽に 瀬戸の花嫁 涙くんさようなら つぐない
東京だよおっ母さん 北上夜曲 千の風になって 北へ 旅の終わりに
啼くな小鳩よ 公園の手品師 高原列車は行く 南国土佐を後にして
てんとう虫のサンバ なごり雪 二輪草 忘れな草をあなたに
庭の千草 野に咲く花のように 翼をください 絶唱 ローレライ
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