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出版社/著者からの内容紹介
10/31より、今年度最大のバレーボールイベント『2006世界
バレー 女子大会』が開催される。この大会も先の「ワールドグランプ
2006」同様、連日満員御礼、そして連日高視聴率になることは必至。
そんな人気の源である女子バレーボール選手たちの素顔を追ったのが、『女子
バレーの女神たち~2008年、北京へのパスポート~』です。
本書は06年「世界バレー」はもとより、07年「ワールドカップ」、08年「北京
五輪」で全日本に名を連ねるであろう、22選手をピックアップし、彼女たちの
バレーに賭ける熱くピュアな思いをあますところなく紹介します。
著者は全日本女子チームを追ったノンフィクション『甦る全日本女子バレー』
『100%の闘争心』で多くのバレーファンから賞賛を浴びたノンフィクションラ
イター吉井妙子氏。吉井氏の視点を通して選手たちの知られざる姿が浮き彫りに
された本書は読み応え十分の一冊です。そのほかにも、通常の試合報道写真では
なかなか見られない、各選手のポートレートテイストのカットも掲載。
すべてのバレーボールファンに捧げる一冊であると同時に、北京までの全日本
女子バレーボールチームを追いかけるにあたっては、欠かすことのできない、
「バイブル」とも言うべき一冊です。
不覚にも、地下鉄の中で、涙がこぼれて来た。僕自身がこんなに一生懸命人生を生きた事があるだろうか?ある一瞬にはそれはあっても、彼女達の様に、長期間強い緊張の中で、プレーし続ける光景が僕の涙腺を緩めてしまったのだろう。特に気になっていた「成田郁久美」のプレーの秘密がこの本を読んで理解できた。全日本女子のリベロは、成田郁久美→櫻井由香→菅山かおる、と変わってきているが、成田のリベロの「凄さ」がどこか脳裏に焼き付いていた。今の菅山も必死でとんでもないところに飛んだボールをレシーブする。しかし、セッターの竹下の動きは激しい。つまり、ちゃんとトスの上げやすい位置にボールが返っていない事が多いのだと思う。成田の時はそんな事は無かったと思う。菅山の能力と言うより、成田が「天才肌」なのだと今回、この本を読んで理解できた。エネルギーをたくさんくれる本である。是非、読んで欲しい。







