お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う

2008年03月01日 | エッセイ・日記・意見
死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う
森達也
朝日出版社

このアイテムの詳細を見る

内容紹介
知っているのに誰も知らない、僕らが支える「死刑」というシステム。
できる限りは直視したい。知ったうえで考えたい。
罪とは、罰とは、命とは、何だろう?
著者渾身の書き下ろし最新作。死刑をめぐる三年間のロードムービー。

内容(「MARC」データベースより)
生きていてはいけない人って、いるのだろうか。多くの人が死刑から目を逸らし続けるが、僕は直視を試みる。できることなら触れてみる。さらに揺り動かす…。死刑をめぐる3年間のロードムービー。

著者について
森達也(もり・たつや)
1956年広島県呉市生まれ。映画監督、作家。1998年、自主制作ドキュメンタリー映画『A』を発表。2001年、続編の『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭にて審査員特別賞、市民賞を受賞。著書に『放送禁止歌』(知恵の森文庫)、『職業欄はエスパー』(角川文庫)、『いのちの食べかた』(理論社)、『悪役レスラーは笑う』(岩波新書)、『王様は裸だと言った子供はその後どうなったか』(集英社新書)などがある。


「死刑」・・・今の「法相」はすぐに、「死刑執行」の判子を押す。「減刑無しの終身刑」が僕は極刑だと思う。人が人を殺めてはいけない、絶対に。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デッドライン仕事術

2008年03月01日 | 本・雑誌・漫画
デッドライン仕事術 (祥伝社新書 95)
吉越 浩一郎
祥伝社

このアイテムの詳細を見る

内容紹介
■トリンプを19年連続、増収・増益に導いた「超効率的」仕事術!

「デッドライン仕事術」とは、トリンプ前社長の吉越浩一郎氏が編み出した、「超効率化!」を実現する仕事手法のこと。そして、おそらくもっともシンプルな仕事手法でもある。なぜなら、実行することはたったの2つだけ。

1毎日「お尻の時間」を決めて働く
2仕事には「日付」で締切を入れる

1ダラダラと残業せずに、毎日、「今日は○時に帰る」と決めて仕事をする。「時間をかけないと仕事の質が落ちる」と心配する人もいるだろうが、これは思い込みにすぎない。「お尻の時間」を決めて働くことで、仕事の「効率」はもちろん、かえって「質」も高まるのだ。

2「来月中ごろ」という曖昧な言い方はやめて、「×月×日まで」とすべての仕事に締切日を入れ、その締切日を徹底して守る。自分がやる作業の締切日を守るのはもちろんのこと、仕事相手にもしっかりと締切日を守ってもらう。

この二つを実行するだけで、仕事が「超効率化」されることは、残業ゼロを実現しながら19年連続、増収・増益を達成したトリンプが実証している。

さらに、本書では「デッドライン」を「会議」で管理することで部下を動かす方法についても詳説してある。部下を持つ人が今日からでも実行できるように、「本当に有効な会議のやり方」が説明してあるのだ。

仕事が見えにくいホワイトカラーの生産性を上げるのに、効果抜群な本書を、ぜひご一読ください!

著者について
吉越浩一郎 よしこし・こういちろう

トリンプを19年連続、増収・増益に導いた名経営者。

1947年千葉県生まれ。ドイツ・ハイデルベルク大学留学後、72年に上智大学外国語学部ドイツ学科卒業。
極東ドイツ農産物振興会、メリタジャパン、メリタカフェを経て、83年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社。86年よりトリンプ・インターナショナル・ジャパンのマーケティング本部長に転じる。87年に代表取締役副社長、92年に代表取締役社長に就任し、2006年退任。

トリンプでは「デッドライン仕事術」と「早朝会議」をベースとした即断即決の経営で、19年で売上を100億から500億へと5倍にする。その一方で仕事を超効率化することで、正社員は120から70人へと19年間で40%も減少した。

2004年には「平成の名経営者100人」(日本経済新聞社)の1人に選出された。現在は経営コンサルティングの分野で活躍している。



「勉強」でも「仕事」でも、締切時間を決めて実行するととても効率的だし、速く仕事等を進める為に、いろんな工夫を考える。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今朝の苗場・・・プリンスホテルの駐車場の風景。吹雪です。

2008年03月01日 | 旅・外国
今、午前10:33。妻とて長女と次男はスキーに出かけようとしている。長男は「サッカーの部活の疲れ」が溜まっているのか、爆睡中。僕ももう一眠り。昨夜、午前4時までブログを書いていたので、眠いのだ。何の為にスキーに来ているか分からなくなってきている。外は吹雪。山頂方面のリフトは運転中止。今日の苗場の最高気温は1℃。オヤスミナサイ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒澤監督の未公開映像発表 生誕百年の2010年に

2008年03月01日 | 映画・DVD・ビデオ
 2010年に生誕百年を迎える黒澤明監督記念事業の実行委員会(黒沢久雄委員長)は29日、同監督が監修した能の未公開映像を編集して公開すると発表した。

 実行委はほかに、黒澤監督が途中降板した米国主導の太平洋戦争映画「トラ・トラ・トラ!」の未編集映像を探し出して公開したいとしている。

 能の記録映像は、1983年8月に岩手県の平泉能楽堂で演じられた平家物語の一幕の舞台を収録。映画「乱」の製作が資金繰りの問題で中断していた時期に、能に関心を持っていた同監督の監修で撮影された。

 「トラ・トラ・トラ!」は製作方針をめぐって20世紀フォックスと対立した黒澤監督が、撮影開始直後に解任された。関係者によると、延べ計約20分間の未編集映像が米国内に存在する可能性が高い。

 米アカデミー賞を主宰する映画芸術科学アカデミーの担当者も発表に同席し、監督没後10年を迎える今秋に、米国で黒澤作品上映を予定していることを明らかにした。
(西日本新聞より引用)

僕の最も好きな「隠し砦の三悪人」がリメイクされるという。ありえない!黒澤プロダクションは最近、リメイクの権利を許諾したり、黒澤映画の廉価版DVDを出したりと経営が苦しいのではないだろうか。黒澤明監督が天国で泣いてるよ、きっと。
隠し砦の三悪人<普及版>

東宝

このアイテムの詳細を見る

内容紹介
戦国時代を舞台に、敗軍の追っ手から姫君と財宝を守って、敵中を突破するアクション活劇。黒澤監督が始めて手がけたシネスコ・サイズの本作は、ジョージ・ルーカスが「スター・ウォーズ」のアイディアを得る元にもなった。その緊張感とダイナミズムは観る者を圧倒する。
【STAFF】
脚本:菊島隆三 / 小国英雄 / 橋本 忍 / 黒澤 明
撮影:山崎市雄
美術:村木与四郎
音楽:佐藤 勝
【CAST】
三船敏郎 / 上原美佐 / 千秋 実 / 藤原釜足 / 藤田 進 / 志村 喬 / 三好栄子


Amazon.co.jp
戦乱の世の中、隣国の山名家と戦い敗れた秋月家の侍大将・真壁六郎太(三船敏郎)は、世継ぎの雪姫(上原美佐)を擁して隠し砦にこもり、軍用金とともに同盟国・早川領への脱出を試みる。
黒澤明監督作品中でも、ハリウッドの時代大作を凌駕するスケールの大きさが誇らしいビッグ・エンタテインメント時代劇大作の優れもの。馬で逃走する敵を主人公が追いかけ、背中から真一文字にぶった斬るといったダイナミックな殺陣の数々は、その後のハリウッド映画アクションものでさまざまな形で流用されている。また、主人公らにまとわりつくふたりの農民(千秋実&藤原鎌足)も、後のアメリカ映画 『スター・ウォーズ』のロボット・コンビのモデルにもなった。いよいよ早川領への脱出シーンの際に、そこで主人公の味方となる旧敵(藤田進)が叫ぶ「裏切り御免!」は映画史上に残る名台詞。映像の1秒1コマに至るまで、ぴったり合わせた佐藤勝スペクタクル音楽の素晴らしさも特筆ものである。(的田也寸志)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
敗軍の将が、追っ手から姫君と財宝を守りながら敵中を突破していく、戦国時代を舞台にしたアクション活劇。張り詰めた緊張感とダイナミズムで、観る者を圧倒する。ジョージ・ルーカスは、本作から『スター・ウォーズ』シリーズのアイデアを得たという。

こっちは最高!
二十四の瞳 デジタルリマスター2007

松竹ホームビデオ

このアイテムの詳細を見る

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
名匠・木下惠介監督が、日本映画黄金期を支えた名女優・高峰秀子主演で描いた名作がデジタルリマスター版で復活。小豆島の分教場に赴任してきた大石先生。しかし、貧しい村の子供たちは希望通りに進学できず、やがて軍国主義の時代が到来する。

内容(「Oricon」データベースより)
美しい小豆島を舞台とした先生と12人の生徒たちの感動作。木下恵介監督の代表作であり日本映画史にも残る永遠の名作がデジタルリマスター版で登場。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のぼうの城

2008年03月01日 | 本・雑誌・漫画
のぼうの城
和田 竜
小学館

このアイテムの詳細を見る

内容紹介
映画化企画進行中!新しい英傑がここにある

城戸賞受賞、注目の大型新人脚本家が自ら小説化!武・智・仁で統率する従来の武将とは異なる、駄目だが人間臭い魅力で衆人を惹きつけて止まない英傑像を提示した、まったく新しいエンタテインメント小説。


戦国武将が女性に人気らしい。今に始まったことではなく、大河ドラマで戦国時代が取り上げられるたびに、女性ファンが喜び見入っている姿は見かけるが、政治の世界に英雄が見えず経済の分野にもスターはいない今の状況が、下克上の世を生き抜き天下を目指す男たちの格好良さを際だたせ、興味を向かわせている。

 凄まじかった戦国時代。信長秀吉家康の3英傑謙信信玄に毛利元就に伊達政宗と、大河ドラマの主役を1人で張れる戦国武将たちは言うに及ばず、地方の小さな所領でほんの一瞬、輝いた人物ですらその武功、その知行をもって今在る政治家財界人を上回る存在感を見せる。

 成田長親という武将も、今に存在すれば高い業績をあげられるひとりだろう。あの豊臣秀吉が天下統一を成し遂げた小田原征伐に絡み、北条氏に味方していた支城を平定していく過程で、石田三成が率い向かった2万を超える大軍を向こうに、わずか数百人の武者、足軽百姓を含めてもせいぜい数千人を率い、「忍城」と呼ばれる居城にこもって戦い、最後まで耐え抜いた。

 理財の人で、戦上手とは聞かない光成であっても、戦国の世を生き抜く知略には長けていた。見方には武功名高い大谷吉継がいた。秀吉がかつて高松城攻めに用いた水攻めも繰り出した。それを長親はことごとく退け、落ちた小田原城にいた主君の命を受けてようやく城を開いた。

 埼玉県行田市には忍城が再建され、三成の築いた石田堤が今も残る。とはいえ忍城の攻防や、長親の功名を知る人が全国にどれだけいるか。2000年に刊行された風野真知雄の時代小説「水の城」(祥伝社文庫)で取り上げられたのがほとんど最初という武将。妻の活躍で持ち上げられた山内一豊ほどにも知られていない。

 だから和田竜の「のぼうの城」(小学館、1500円)で改めて取り上げられるのは、当人にとっても、行田市にとっても、英雄を求める現代人にとっても僥倖。「水の城」よりもさらに深く人物像が掘り下げられ、濃く描き混まれていることもあって、なるほどこんな男だからこそあの光成の攻城にも耐え抜いて、城を守り抜けたのだと納得させられる。

 「のぼう」とはつまりは「でくのぼう」を短くした言葉で、長親を領民たちが呼ぶ時のあだ名だった。城主の従兄弟という身分は、普通なら領民など近寄るのもはばかられる高さ。なのに長親はふだんから領民たちの間に入っていっては、慣れない手で田植えをして間違いだからけだと怒られ、麦を踏んでも失敗ばかりで止めてくれと誹られていた。

 まさに「でくのぼう」。けれどもそんな長親の心よりの親切心を領民たちは嬉しく思い、あざけるようでもその実、親しみを込めて「のぼう様」と読んでいた。この交わりが、後の三成を迎えての攻防に大きな意味を持つのだから、人生は分からない。

 相手を見下す態度で開城を求めに来ては、死ねといわんばかりの条件を突きつける光成方に対し、平生はおとなしく優柔不断だった長親がノーと言う。威張りくさった相手の態度に憤り、抗戦を決める様はともすればただの自殺行為にしか見えないが、譲れない一線を守り抜こうとした意志がそこにはあった。この生真面目さも周囲を動す力となった。

 半日で落城していればただの間抜けだっただろう。しかし長親を仰ぐ忍城は、相手の寄せには城の特徴を生かしつつ、配下の武将たちがそれぞれ力を発揮して、三成方の軍勢を撃破する。満を持しての水攻めにも、平生からの領民たちに対する善政が効果を発揮して、光成が築いた堤を決壊へと至らせる。

 のぼうさま、つまりは長親という個性が生まれてこれまで40余年の間に見せ続け、守り抜いたた愚直なまでの正直さ、優しさが領民たちの心に深く刻まれ、動かした。これこそ“人は城”。人あってこその政治であり国なのだということを見せつける。

 「忍城」に長親たちとともに在った、17歳にして傾城の美女との誉れも高く、且つ武芸にも秀でて男たちを畏れさせる甲斐姫は、「水の城」では女性らしさも見せてくれるが、「のぼうの城」ではやや子供の色を遺しながら、武人たちを叱咤し鼓舞する美少女として描かれていて魅力たっぷり。そんな甲斐姫を側室に差し出せと要求して来た秀吉方の言葉に、徹底抗戦を決めて告げた長親の態度の中に、甲斐姫への押し包んでいた好意めい感情がのぞき、男の心を小さく刺す。

 もっとも、攻防が終わって今ふたたび求められた開城に当たって、領民たちへの米の配給を止められようとして徹底抗戦を言い出した長親が、再び甲斐姫を差し出すよう求められると、あっさりのんでしまう。不整合だが、これこそが高所に立って本心を隠さなくてはならない為政者の態度。悲しさを誘い同情を誘い涙を誘う。

 こんな男を城代に仰ぎ、というより守ろうとして支えた配下の武将たちの格好良さ。秀吉の側室となった後も、圧倒的な存在感を持ち続ける甲斐姫といったキャラクターたちが、あの時代のあの狭い城の中にひしめいていたのだから、戦国はやはりすごい。こちらも決して愚鈍ではなく、むしろ立派な態度で持ち前の明晰さも発揮して忍城を攻め、長親の実力を認め開城後に蹂躙などせず退いた石田三成も立派。上から下まで、すごい人たちがいたからこそ、あの時代に日本がダイナミックに動いたのもうなずける。

 ひるがえって暴君はおらず名君も見えず、奸臣すらおらず誰もが平々凡々に過ごし、目立てば叩かれ消え去るのみという鬱屈した現代。舵取りもされないまま、あてどなく漂う先に待つのはいったいどんな世界か。

 長親で良い。むしろ長親こそが相応しい。中心なき現代、そう叫ぶ声が野に響く。
(積ん読パラダイスというサイトより引用)

現代、完璧なヒーローは求められていない。どこか、人間臭さを感じる主人公に本好きは惹かれるのである。藤沢周平の著作もしかり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「潜水服は蝶の夢を見る」を観た。

2008年03月01日 | 映画・DVD・ビデオ
奇跡の実話『潜水服は蝶の夢を見る』がカンヌの舞台で感動を呼び起こす。


キューバの亡命作家レイナルド・アレナスの人生を撮った『夜になるまえに』に続き、ジュリアン・シュナーベル監督が再び実在人物の半生を描いた最新作『潜水服は蝶の夢を見る』がこのたび第60回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門へ正式出品される。

監督に再びメガホンを取らせたのは、ジャン=ドミニク・ボビーという人物。1995年、女性ファッション誌「ELLE」の編集長であった彼は、43歳という若さで突然、脳溢血で倒れ、そのまま寝たきりの生活を余儀なくされる。働き盛りの年齢で、第一線で活躍していた日々が一変、唯一左眼のまぶたしか動かない身体に。だが、彼を見守る看護婦のサンドリーヌが彼のまぶたの動きに気づき、編集者のクロードが彼に自伝を書く話を持ちかけたことから、彼の新たな人生が幕を開けた――。

左まぶたの瞬きを20万回以上繰り返すことだけで、同名手記を書き上げたという奇跡の実話を完全映画化した本作。ジャンを演じるのは、『キングス&クイーン』などアルノー・デプレシャン監督作品で常連のフランス実力派俳優、マチュー・アマルリック。身体の自由を失い難病と闘う人物をどんな演技で見せてくれるか楽しみである。

現地時間の2007年5月22日(火)にカンヌのスクリーンで上映される『潜水服は蝶の夢を見る』。日本では2008年、全国にて公開される。(2007年の映画リリース資料より引用)

映画の公式サイトは→http://www.chou-no-yume.com/

潜水服は蝶の夢を見る
ジャン=ドミニック ボービー
講談社

このアイテムの詳細を見る

内容紹介
難病ロックトイン症候群がすべての身体的自由を奪った!
『ELLE』編集長が20万回の瞬きで綴る奇跡の手記
「潜水服は蝶の夢を見る」
本書は映画化され、2007年度カンヌ映画祭で監督賞受賞し、
2月上旬から渋谷シネマライズほかで、全国ロードショー公開されます。


著者のジャン=ドミニック・ボービー氏は、1952年生まれ。
ジャーナリストとして数紙を渡り歩いた後、世界的なファッション雑誌、『ELLE』の編集長に
就任しました。名編集長として名を馳せますが、1995年12月8日、突然脳出血で倒れ、ロ
ックトイン・シンドロームと呼ばれる、身体的自由を全て奪われた状態に陥ってしまったのです。まだ働き盛りの43歳でした。
病床にありながらも、唯一自由に動かせる左目の瞬きだけで本書を「執筆」しました。
本書は大きな話題を呼び、フランスだけでなく、世界28か国で出版される世界的なベスト
セラーとなりました。しかし、1997年3月9日、突然死去。本書がフランスで出版された
わずか2日後のことだったのです。

内容(「BOOK」データベースより)
すべての自由を奪われても魂の叫びは消せない。難病LISに冒され、すべての身体的自由を奪われた『ELLE』編集長。瞬きを20万回以上繰り返すことだけで、この奇跡の手記は綴られた。愛する人たちや帰らぬ日々への想いが、魂につきささる。生きるとはこれほどまでに、切なく、激しい。

内容(「MARC」データベースより)
難病で左眼の瞬き以外の全ての身体的自由を失った『ELLE』編集長は、瞬きを20万回以上繰り返すことでこの手記を綴った。潜水服にとじこめられたような状態の中で心のエレガンスを持ち続けた男の、力強いまでの証言。

著者紹介
【ジャン・ドミニック・ボービー】
1952年生まれ。ジャーナリストとして数紙を渡り歩いた後、世界的なファッション雑誌、「ELLE」の編集長に就任。名編集長として名を馳せた。しかし、1996年12月8日、突然脳出血で倒れ、ロックトイン・シンドロームと呼ばれる、身体的自由を全て奪われた状態に陥ってしまう。当時はまだ働き盛りの43歳だった。病床にありながらも、唯一自由に動かせる左目の瞬きだけで本書を「執筆」した。本書は大きな話題を呼び、フランスで大ベストセラーになっただけでなく、世界28ヵ国で出版される世界的なベストセラーとなった。しかし、1997年の3月9日、突然死去。本書がフランスで出版されたわずか2日後のことだった。
【河野万里子】
1959年生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。主な訳書に、フランソワーズ・サガン『愛は束縛』『逃げ道』、ドナ・ウィリアムズ『自閉症だったわたしへ』(以上新潮社)、アイリーン・ベッカーマン『あのときわたしが着ていた服』(飛鳥新社)、『南仏の光、イタリアの風』(太平社)など。著書に『赤毛のアンの翻訳レッスン』(バベル・プレス)がある。



僕の心に何か大切なものを深く刻んでくれた映画だった。オススメである。
僕のクレジットタイトルの見間違えで無ければ、フランク・マーシャルと共に、初期のスティーブン・スピルバーグ監督作品をプロデュースしていたキャサリン・ケネディ( Karhleen Kennedy) がフランス映画のプロデューサーを務めていたのにも驚いた。見間違いかもネ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やうやう by 永作 博美

2008年03月01日 | 本・雑誌・漫画
やうやう 永作博美
永作 博美
リトル・モア

このアイテムの詳細を見る

内容紹介
‐*__‐*__‐*__‐*__

永作博美の心のかけら──

‐*__‐*__‐*__‐*__

『人のセックスを笑うな』(2008.1.19公開)の
主演で話題を呼んでいる永作博美。
長塚圭史演出の舞台『ドラクル』でも、
圧倒的な存在感で観客を魅了、
そんな彼女のはじめての著書が刊行されます!

本好き、映画好き、音楽好きの文系女優。
サバサバして頼りがいのある姉気肌。
そんな彼女は男性諸氏はもちろん、
若い女子からは憧れの女性、
同世代からは大きな共感を得て、幅広く人気です。

あるときは散文詩のように心の襞を語り、
またあるときは空想とたわむれポエティックにはずむ言葉たち…。

女優として、人として、女として。
自分と向き合い、少しづつ吐き出して、
前にすすんだりまた内にこもったり。
やうやう霧が晴れていくように、
今の永作博美につながってゆく。
生きるうえでの苦しみや自省を綴ることばは切実で、
読者のこころに刺さります。

彼女は日常的に思いを綴る習慣があり、
1996年から10年間のその断片を集めたのが本書です。

◎永作撮影によるスナップ写真約20点収録


僕はドラマのプロデューサー時代、直接、永作さんと御仕事はやっていないが、別のプロデューサーの時、出演して貰っていて、とても聡明な感じの女性だなぁ~と思っていた。いい歳の取り方をしていると思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先日、同窓会の幹事をして感じた事。

2008年03月01日 | エッセイ・日記・意見
先日、約1年ぶりに「大学の同窓会」を僕が幹事でやった。東京で働いているのが9人。そのうち、7人が集まった。経済学部の卒業なので、全員男性である。みんな会社が違い、楽しかった大学時代を共にした友人達なので、話が盛り上がった。僕が今年48歳の年男。この間の2月27日が誕生日で48歳になったばかり。
太り過ぎて、このままだったら、命にかかわる病気にいずれなると医者に言われ、9ヶ月かけて23キロ体重をダイエットで減らした奴、世界中を飛び回って仕事をしているが、血圧が170-110(この数字にはさすがにびっくりした)で、通勤時間が1時間45分。毎朝、午前6時に起きて5分で朝食を食べ、夜はその日のうちには帰宅できないという生活を毎日している奴。同窓会の翌々日に大阪転勤する奴、香港に三度仕事で赴任し、去年末、帰国した奴。今、どこの会社でも重要視されている「コンプライアンスの仕事」をやっている奴・・・日本の縮図を見た様だった。誰もが、テレビを観る時間など無いとの事。それだけ働いても、会社や国は僕らに報いてくれるのだろうか?そんな「憂国」の話を二次会で残った4人でした。最後は僕ともう一人で「日本」という国をどう変えていくかで熱くなり、午前1時半まで痛飲した。今回参加できなかった2人のうち、1人はほとんど休みも無く働いている。1~2年おきに「東京での同窓会」をやっているが、ここ3回は東京にいるにもかかわらず、出席できないでいる。彼が参加してくれると、「場」が明るくなるキャラクターなので、僕は是非会いたかったのだが、今回も果たせず、彼の体調が心配だ。そうそう、東京にはいないが50歳手前で結婚、昨年、男の子をもうけた奴もいる。元気で羨ましい。でも、やはり「同窓会」は楽しい。「中学・高校の同窓会」もあるが、こちらも男子校の為、男ばかりが集まる。つまり、よくドラマで出てくる様な「同窓会」をきっかけに「恋愛関係」になるという事はあり得ないのだ。高校時代に憧れたマドンナが歳を重ねてどう変わっているか、そんな期待を持って同窓会に行く事は今後もあり得ない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄昏流星群 31

2008年03月01日 | 本・雑誌・漫画
黄昏流星群 31 (31) (ビッグコミックス)
弘兼 憲史
小学館

このアイテムの詳細を見る


僕が全巻買っている漫画の最新刊が出た。ワクワク!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする