出版社/著者からの内容紹介
『白い巨塔』『華麗なる一族』ほか、その執筆秘話を明かす----。
なぜ財前教授は二審で敗れたのか。
万俵頭取親子にモデルはいるのか。
政界財界学界、困難な取材に挑むための秘訣とは。
戦後のあの日あのとき、作家は何を考え、何を取材し、何を書こうとしたのか。
デビュー作(『暖簾』)、直木賞受賞作(『花のれん』)から、『白い巨塔』『華麗なる一族』まで、大阪・関西圏を舞台にした作品の"謎"が明らかに! 作家生活50年の総決算。待望の全三巻シリーズ、第二弾!
出版社からのコメント
今回の三巻シリーズは、山崎氏が作家生活と作品を自ら振り返ったエッセイ・対談集で、このような趣旨の単行本は、著者としても初めてのものです。
エッセイ集ではありますが、山崎氏だけあって、軽い身辺雑記と言うよりは、それぞれの作品に関する、意義、取材の苦労話や、執筆秘話、作品論のようなものになっており、小説の読者の皆様には、格別興味深い一冊になったかと思われます。特に、取材話などは、山崎氏の小説世界とほぼ同じようなスリリングさに満ちています。
直木賞を取られた初期の頃から現在に至るまで五十年超の、山崎さんのゆるぎない文学的姿勢、背景をゆっくりとたどることの出来る格好のシリーズになったと言えましょう。
著者からのコメント
山崎豊子という作家がどうして生まれ、どうやって成長していったか----、それぞれの作品の執筆裏話と共に、楽しんで戴ければと思います。
山崎作品を読み続けてきた僕には嬉しい本だ。
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