アニメ放送40周年を記念し、女優・観月ありさ主演でスペシャルドラマ化される『サザエさん』(フジテレビ系 15日後6:30~)に、アニメ版でサザエさんの声優を務める加藤みどり、波平役の永井一郎が出演する。加藤は「45年ぶりのドラマ出演で緊張して汗をかいちゃいました」と、ドラマ出演が実に45年ぶりと告白。「たまには私が休んで観月さんが声をやるとか...観月さんの代わりは私にはできませんが...うふふ」と2代目サザエさんに観月を指名している。
これまで、江利チエミ(TBS系・1965~1967年)、星野知子(フジテレビ系・1981~1985年)、浅野温子(フジテレビ系・1992~1996年)らがサザエさん役でドラマ化されてきた実写版『サザエさん』。4代目サザエさんには、コメディエンヌとして確固たる地位を築いた観月が、独特な髪型を忠実に再現して臨む。また、マスオ役に筒井道隆、波平役に片岡鶴太郎、フネ役に竹下景子、ノリスケ役に爆笑問題の田中裕二、タイコ役に白石美帆などアニメの世界観を忠実に再現した俳優たちが出演。カツオ、ワカメ、タラオ(タラちゃん)、そして、猫のタマ役も厳しいオーディションからぴったりの子供たちが選ばれた。また、三河屋のサブロウ役に勝俣州和、電気店店員役としてオードリーもゲスト出演する。
今作で加藤は女性社員役、永井は自動車教習所の老紳士役でドラマに特別出演。加藤は「観月さんは私が思うサザエのイメージより大きいと思いますが、なんと言ってもあの明るさがピッタリです」とサザエさんになりきった観月を賞賛。永井もアニメ版について「まさか40年も続くとは思ってもいなかったです」と、40年続いた『サザエさん』が当初は半年放送の予定だったことを明かし、さらに「半年の約束で始まったのが、もう半年、もう半年、それで5年たち、10年たち…奇跡とも言えますね。でもこの40周年の機会にこうしてドラマになり、また随分久しぶりに役者としても呼んでいただけて光栄です」と心境を明かしている。
加藤は、『サザエさん』のほか、アニメ『魔法使いサリー』の花村よし子役や、近年ではテレビ番組『大改造!!劇的ビフォーアフター』(テレビ朝日系)のナレーションでの名フレーズ「なんということでしょう」で知られ、『ビフォーアフター』が2003年の新語・流行語大賞のトップテン語に選ばれた際には、番組を代表して授賞式にも出席した。永井はアニメ『機動戦士ガンダム』のナレーター、アニメ『うる星やつら』の錯乱坊役、アニメ『ど根性ガエル』の町田先生役など、数多くの役柄をこなし、映画『スター・ウォーズ』シリーズのヨーダ役、映画『ハリー・ポッター』シリーズのアルバス・ダンブルドア役など、洋画の吹き替えも担当。日本声優界の重鎮の1人として知られている。
(オリコンより引用)
アニメ「サザエさん」は長年続いているが、オリジナルストーリーで作っているのだろうか?