旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

旅の酒場にて 札幌「直営 千歳鶴」

2020-06-09 | 津々浦々酒場探訪

 

 先ずは "なまら超辛"、日本酒度+15だけど意外と爽やかですっきりした飲み口。
こんな超辛口には "にしん切り込み"、米麹と塩で漬け込み熟成した肴で酒がすすむ。

今宵は南5西3の「直営 千歳鶴」で一杯、蔵元直営だからってなんの捻りもない屋号だ。
とは言え、酒はもちろん肴もなかなかどうして割烹レベルのクオリティと評価したい。

フレンチの様なひと皿、道産の "アスパラバター焼き" にはレモンをたっぷり絞って、
酒は淡麗で爽快な飲み口の "吟醸 蔵" を合わせる。芳醇な香りの吟醸酒が美味しい。 
〆は "ウニ雑炊" をいただく。せっかくの北海道だからね。甘い香りが漂ってくる。
最後はふくよかな香りの "純米 千歳鶴" を択んで、久しぶりの札幌の夜が愉しい。 

ロックンロールウィドウ / 山口百恵 1980