両毛線の旅で途中下車した佐野、駅前広場の噴水には、おしどりの夫婦が羽を休めている。
メインストリートにも、小さな路地にも、行き交う人よりも「佐野ラーメン」の赤い幟が目立っている。
「精養軒」は "野菜メン" が人気、小上がりに陣取る家族連れも、やっぱり野菜メンを啜っている。
カウンター越しに親父さんの丁寧な仕事ぶりが覗える。生姜をきかせた野菜の餡をかけたちぢれ麺が美味い。
「昭和初期、繊維業の職工さんや、その忙しい家庭の食事に、ラーメンの出前が利用されていました。
佐野のラーメンは産業を支える、生活に深く根付いた愛着のある食べ物でした。」と佐野ラーメン会のHP。
確か三条のカレーラーメンや、燕の背脂ラーメン、釜石ラーメンもそんな曰くだったかな。
日本の製造業や成長を支えた食べ物だと思うと、昔ながらのこの一杯が味わい深い。
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恋人たちのキャフェテラス / 柏原芳恵 1982
いつもながら素晴らしいチョイスですね
前に書いたと思いますが、私は“アサヒ”が苦手なので、キリンやサッポロが写っているのを見るとホッとします
実はこの焼売、皮がないんですよ。
肉汁が残らないんで微妙なんですが、美味いアテになりました。
瓶ビールはキランラガーかサッポロ赤星がいいですね。
あっ、あくまでも個人の感想ですが。
コメントありがとうございます。