旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

古の百済の都「扶余」へ小さな旅 

2010-12-18 | にいがた単身赴任始末記

 海外旅行に出ると定番のコースを外れて、必ず “小さな旅” をする。
今回は古の百済の都「扶余」を訪ねた。雪の龍山駅からKTX湖南線で西大田へ60分。
大田郊外のバスターミナルから高速バスに揺られて80分。
もうハングルしか通用しそうもないローカルな風景の中に降り立つ。

 北側と西側が錦江を臨む扶蘇山は王都(扶蘇山城)のあった所。
発掘調査に基づいて再建された「迎日楼」。王が朝日を拝したという。
降雪後の凛とした空気の中に60分ほどの散策を楽しんだ。

 大田に戻ったもののKTXは次の便が満席。2時間後の便に席を確保して夕食をとる。
路地をぶらぶらしながら地元っ子で賑わう焼肉のお店を品定めする。
上質な炭火焼骨付きカルビにビールと焼酎をたらふく楽しんで2人で3,000円弱。
ソウルとはまるで物価が違うことに驚きつつ大当たりの夕食だ。
復路は二等車(グリーン車に相当)を利用したがそれでも2,000円ほど。
横2+1列の広いシートでぐっすり休んで龍山駅20:00着。きままな“小さな旅”を楽しんだ。

この胸のときめきを / エルビス・プレスリー 1970



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