その店、安易に大盛りを注文することなかれ、その量異常なり。
雪国の子どもがかまくらを作るように、レンゲで掘り進めて "チャーハン" を食べる。
美味い、安い、具だくさん。 でもデスクワークのオヤジは普通盛りで充分。
ご飯の量は3合たっぷりというところか、実際午後からの仕事には支障をきたす。
"マーボ豆腐" を所望するなら「丼」にすべし「定食」はもっての外。
何故って、マンガ「おそ松くん」に出てきそうなどんぶり飯が出てくるから。
アクリル板越しのガテン系の兄さんが「定食」をぺろり、勿論大汗をかきながらだけど。
この潔いくらいの盛りの良さが、決して美しいとは云わない店に席待ちの列を作るのだ。