赤い灯が揺れる酒蔵・力、夕餉の時間ともなると “焼き鳥” を求める長い列ができる。
水曜日あるいは土曜日、大きなモニターにはREDSの試合が映し出され、大きな歓声が上がる。
気の置けない仲間どうしで呑む店だから、カウンターはわずかに6席と小さい。
「力」の赤い文字が強々しいジョッキで冷たい生ビール、REDSにあやかって “まぐろブツ” が肴だ。
“豚カルビ” を焼いてもらって辛子味噌で美味しい。ジョッキはホッピーに代わっている。
お手頃な酒場では定番の “ポテサラ” を。ボクはこれがすきだ。ここのはなんだか艶かしい。
ご飯がわりに〆の “焼きそば” をいただく。ハフハフしながら、これホッピーに合うよね。
これで2,000円と少々、賑やかな店は仕事の余韻を振り払うのに丁度いい感じなのだ。
<40年前に街で流れたJ-POP>
禁区 / 中森明菜 1983