レトロな下仁田駅を降りると、焼き鳥とも鰻ともつかない香ばしい匂いが流れてくる。
匂いを辿って、旅館常盤館に下がった「こんにゃく料理」の暖簾を潜る。
まずは、名物の「刺身こんにゃく」を肴に、注いでもらったスーパードライを一杯。
そして香ばしい匂いの主、"とり重" をいただく。美味いね。
この辺りは昭和の終わりまで、生糸、その後に製材、こんにゃくで潤い、
芸妓さんの置屋もあって賑わったそうだ。
部屋に飾られた写真を見ながら和風美人(それも結構な)の若女将が話してくれた。
とり重が美味かったのか、若女将に魅せられたのか、思いがけず満足な週末なのだ。
2015/07
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失礼いたしました